サーフボードのおすすめの収納方法とは?保管前のお手入れ方法もご紹介

サーフボードのおすすめの収納方法とは?保管前のお手入れ方法もご紹介
サーフボードは保管前に適切なお手入れを
(写真提供:PIXTA)

サーフボードは、普段のお手入れや保管方法によって、大幅に寿命が変わります。
長く使っていくためには、使用後のケアと保管場所への配慮が欠かせません。ただ、大きくて保管にも場所をとるだけに、なかなかよい保管場所が見つからないという人もいるのではないでしょうか。

ここでは、サーフボードの寿命を延ばすためのお手入れの方法のほか、おすすめの保管場所、収納方法についてご紹介します。

サーフボードを長持ちさせるお手入れ方法

サーフボードを長持ちさせるには
(写真提供:PIXTA)

サーフボードを劣化させる原因は、主に海水に含まれる塩のほか、太陽光や熱や湿気です。そのため、使用後は海水の塩を洗い流し、水気を拭き取った上で、太陽光を避けて保管することが基本になります。

まずは、サーフボードのお手入れの手順を見ていきましょう。

1.真水で洗い流す

 サーフボードは海で使うものですが、海水の塩がついたままだと、ボードの表面をコーティングしている樹脂が酸化して黄色く変色したり、フィンの部分の金具がさびたりします。使用後は、まず真水でボードに付着した海水の塩を、しっかり落とすことが大切です。

洗うのは家に帰ってからでもかまいませんが、忘れてしまわないように、できる限り使用後すぐに洗うのがおすすめです。お手軽な方法として、2Lサイズのペットボトル2~3本に真水を入れておいて、洗い流すという手もあります。ほかの荷物にも海水の塩がつくのを防げますので、可能であればペットボトルをあらかじめ車の中などに用意しておきましょう。

2.お湯は使わない

冬場はお湯を使いたくなりますが、熱はサーフボードのフォームやガラスクロスに負担をかけてしまうためNGです。洗い流すときは、必ず冷水で行うようにしましょう。

3.フィンは取り外して洗う

サーフボードのフィンの接続部分は、海水や砂が入り込んで傷や錆が発生しやすくなります。フィンが取り外せるタイプのサーフボードなら、取り外してから洗いましょう。フィンをつけたままサーフボードを洗うと、勢い余った拍子に手をケガしてしまうことがあります。また、フィンをつけたままだと、海水の塩でネジがさびてしまうことがありますので、できるだけ外してからお手入れすることをおすすめします。

なお、お手入れ後にフィンをつける際には、ネジを締め忘れないように注意しましょう。仮止め程度に軽く閉めていると、運搬するときに振動で外れたり、フィンが折れ曲がったりして、ボードを傷付けてしまうことがあります。

4.水気をしっかり拭き取る

サーフボードに湿気は大敵です。真水で洗った後は表面を傷付けないように、やわらかいタオルや布で水気を拭き取り、持ち運ぶ際はボードケースにしまいましょう。

5.傷がないかチェックし、必要ならリペアに出す

 サーフボードを洗い、水気を拭き取った後は、傷がないかチェックしましょう。表面をコーティングしてあるとはいえ、サーフボードは発泡スチロールやポリウレタンでできているので、ちょっとした衝撃でも傷付いてしまいます。

傷口から海水がサーフボードに染み込むと、ボードの劣化が進んで危険なため、傷はこまめにチェックすることが大切です。

傷を見つけたら爪を立てて軽くこすってみて、爪が傷口に引っかかるようならリペアに出しましょう。

6.ワックスを塗る

 サーフボードの表面には、足が滑りにくくなるように専用のワックスを塗ります。毎回塗る必要はありませんが、1~2ヶ月に1度は専用のワックスを塗るのがおすすめです。

ワックスは、ベースコートとトップコートの2種類を用意します。ベースコートは通年用で下地として塗るもので、トップコートは水温などに合わせて、シーズンごとに使い分けていくものです。

 

サーフボードはどう収納する?

サーフボードを部屋に飾る
(写真提供:PIXTA)

サーフボードの保管に適しているのは、風通しがよく、直射日光があたらないところです。直射日光は、色落ちや日焼けの原因になります。

サーフボードを野ざらしで保管するのはもってのほかですが、寒暖差の激しい屋外の物置や車に入れたままなどもおすすめできません。盗難を防止する面からも、風通しのよい屋内に保管するのが理想的といえるでしょう。

屋内での保管が理想的とはいえ、サーフボードは小さいもので全長約150cm、大きいものでは約330cmもありますので、場所の確保が大変です。生活空間を圧迫せずにサーフボートを収納するには、下記のような方法があります。

インテリアとして壁に飾る

サーフボードをインテリアとして壁に飾ると、部屋をかっこよく演出できる上、収納場所も確保できます。おすすめはリビングに飾ることで、サーフボードの色や柄と部屋の雰囲気を合わせれば、西海岸を思わせるマリン風のインテリアになります。

インテリアとして飾る場合は、サーフボードラックがあると便利です。サーフボードラックは縦置きタイプと横置きタイプ、壁掛けタイプの3種類があり、それぞれ下記のような特徴があります。

縦置きタイプ

縦置きタイプのサーフボードラックは、数枚のサーフボードを縦に立てたまま並べられる優れものです。素材、収納枚数ともにバリエーションが豊富なので、部屋のスペースや手持ちのボードの色や柄に合わせて選ぶことができます。壁に穴を開けたりする壁掛けタイプと違って、賃貸住宅でも安心です。ただし、天井の高さがサーフボードよりも十分に高い必要があります。なお、スケートボードやスノーボードをいっしょに立てかけられるものもあります。

横置きタイプ

横置きタイプのサーフボードラックなら、床に設置するアーム付きラックを使って、数枚のサーフボードを床と平行に収納することができます。縦置きタイプよりも横幅をとるためスペースが必要ですが、収納したままの状態でサーフボードのメンテナンスもできるといったメリットがあります。

壁掛けタイプ

壁掛けタイプのサーフボードラックは、壁にサーフボードを掛ける専用のフックを取り付け、サーフボードを固定します。床面積をとらないため生活空間を圧迫せず、掃除が楽、サーフボードの表面全体が見えてインテリアになるといったメリットがあります。

壁掛けタイプのフックは、壁に穴を開けるものが多いですが、穴を開けずに家庭用ホチキスで固定するものもあります。賃貸住宅に住んでいる人や、壁を傷付けたくない人にはおすすめです。

壁掛けタイプの注意点は、サーフボード分の壁面積が必要なため壁面積が狭いと設置できないこと。また、地震などで落下しないように防止対策が必要になります。

家具の隙間に立てて収納する

サーフボードをただ立て掛けるだけでも、場所によっては立派なインテリアになります。例えば、玄関に置けば訪れる人へのインパクトは絶大ですし、サーフボードを寝室などの隅に立て掛ければ、好きな物を身近に感じられる空間が作れるでしょう。

できるだけ場所をとらずに収納したい場合は、サーフボードを家具や壁の隙間に立て掛けておくという手もあります。見た目のかっこよさはありませんが、コンパクトさを求める人にはおすすめの方法です。

トランクルームに保管する

自宅にサーフボードを収納するスペースがない場合、車に積んだままといったことになりかねません。それでは、ボードの劣化が進んでしまう可能性があるため、トランクルームを利用するのがおすすめです。

 

場所をとるサーフボードはトランクルームへ

月々定額で収納スペースを借りられるトランクルーム。利用料金はトランクルームのあるエリアやサイズ、屋内型か屋外型か、設備、セキュリティ機能の有無といった条件によって幅があります。サーフボードを収納できるサイズであれば、最低でも1ヵ月3,000円程度はみておくとよいでしょう。1ヶ月単位で契約できる運営会社が多く、サーフィンに行かない冬のあいだだけ預けておくといった使い方も可能です。

サーフボードを預けるには、加瀬のレンタルボックスのトランクルームがおすすめです。続いては、おすすめの理由となる、トランクルームの特徴を見ていきましょう。

24時間いつでも出し入れ自由

加瀬のレンタルボックスのトランクルームは、24時間出入り自由なので、いつでも好きなときに荷物を出し入れできます。急に予定が入ったときや早朝からサーフィンをやりたいと思ったときにも、すぐに取り出せるので便利です。

セキュリティ完備

 屋内型のトランクルームは、入り口と各トランクルームにそれぞれロックを施し、防犯機能を高めています。ALSOK(綜合警備保障)による24時間セキュリティ完備なので、早朝・深夜の時間帯でも安心して利用できます。

屋内型・屋外型や広さが選べる

加瀬のレンタルボックスでは、建物の1フロアを特製パーティションで区切った屋内型のほか、屋外型のコンテナ式のレンタルボックスも選べます。屋外型は、トランクルームの扉前まで車で乗り入れられるため、大きなサーフボードでも搬入出が楽というメリットがあります。

セキュリティの高さや設備、空調システムを重視するなら屋内型、荷物の出し入れなどの利便性を重視するなら屋外型と、好みに合わせて選択できます。広さは1帖未満のコンパクトなものから8帖以上のものまであり、豊富なサイズ展開から選べます。

屋内型なら空調設備が整っている

屋内型トランクルームは湿度センサーを搭載し、24時間換気を行っています。また、天井には通気性のよいメッシュ素材を使い、風通しのよい状態を保っているため、サーフボードの保管環境として最適です。

そのほかの荷物もいっしょに保管できる

例えば、広さ1帖のトランクルームでは、通常サイズのサーフボード1枚に加え、小型の家具や家電製品、衣装ケース、スーツケースなどをいっしょに収納することができます。冬のあいだサーフボードを預けるなら、扇風機や夏の衣類などをいっしょに預けておくと、その分、家をすっきりさせることができます。トランクルームは、趣味のコレクションや、捨てられない思い出の品などを収納するのにもおすすめです。

 

サーフボードの収納にトランクルームの活用を!

サーフボードはとても繊細なものですので、長く使っていくためには使った後のお手入れが欠かせません。また、収納場所にも気を配る必要があります。車に積んだままではすぐに傷んでしまうので、風通しがよく、直射日光があたらない場所に保管するようにしましょう。インテリアを兼ねて、室内に飾るのもおすすめです。

家に保管できない場合は、トランクルームの活用がおすすめです。加瀬のレンタルボックスなら、24時間いつでも出し入れが自由なので、急に思い立って早朝からサーフィンに行く際に取り出すことが可能です。

大切なサーフボードを長持ちさせられる保管場所として、ぜひ利用を検討してみてください。

 


加瀬のレンタルボックス

監修・投稿者プロフィール

安武 亜希
安武 亜希
株式会社加瀬倉庫 IT戦略推進部所属。

【資格】
整理収納アドバイザー1級

WEBを活用した集客施策を担当しています。
トランクルームに興味をもっていただけるよう、みなさまに役に立つ情報を発信していきます!

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