知っておきたい!ベビーカーの収納アイディアと保管時の注意点

知っておきたい!ベビーカーの収納アイディアと保管時の注意点
ベビーカーでお出掛けする女性
ベビーカーの収納は悩みのタネ(写真提供:PIXTA)

ベビーカーは、赤ちゃんとのお出掛けには必須のアイテムです。子供が2~3歳くらいまでは頻繁に使うものですから、お出掛けの際に、ストレスなく出し入れできるようにしておきましょう。

とはいえ、ベビーカーは案外かさばるものです。よい収納場所が見つからないこともあるでしょう。そこで、ベビーカーをうまく収納するためのアイディアやおすすめの収納場所のほか、保管するときに覚えておきたい注意点についてご紹介します。

ベビーカーの置き場所はどこがいい?

ベビーカーと女性
ベビーカーはどこに収納する?(写真提供:PIXTA)

そもそも、ベビーカーを使わないときは、どこに置いておくとよいのでしょうか。
なんとなく玄関に置いて、出入りに邪魔になるときだけ移動させるという人が多いかもしれません。部屋の中をすっきりさせてストレスなく暮らすためにも、できるだけ決まった置き場所を作っておくのがおすすめです。

玄関

ベビーカーを置く場所として、利便性が高いのは玄関です。たたんで玄関に置いておけば、出掛けるときにスムーズに取り出すことができるでしょう。

ただし、玄関の広さによっては、ベビーカーを置くことで出入りが妨げられたり、下駄箱の扉が開かなくなったりといった問題が起こる可能性があります。

屋根付きのガレージ

玄関の次におすすめなのが、屋根つきのガレージにベビーカーを置く方法です。玄関近くにガレージがある戸建てであれば、気軽に使うことができるでしょう。

また、車に載せたままにするという方法もあります。車での移動が多い人は検討してみてください。ただし、夏場は高温になることから、ベビーカーの劣化が進みやすいという難点があります。夏場のみ、ベビーカーの置き場所を変えるなどの工夫をするのがおすすめです。

玄関の外

玄関にベビーカーを置くスペースを取れない場合は、扉を出た通路や軒先に置くという方法があります。

ただし、家の外に置くことになるため、雨や汚れがつかないようにカバーを掛けることをおすすめします。また、マンションやアパートでは、基本的に共用廊下に私物を置くことができませんので、置く前に管理規約を確認しましょう。

ベランダ

玄関にも外にもベビーカーを置くことができない場合、ベランダに置く方法があります。ベランダなら出入りの際に邪魔になりません。また、玄関外に置く場合と同様に、カバーを掛けておけば、ほこりや汚れを防げます。

ただし、出掛けるたびにベランダから運び出すことになります。出入りの際には邪魔にはなりませんが、持ち運ぶ手間と時間がかかります。

なお、マンションやアパートの場合は、ベランダも共用部分になります。万一の際に避難の邪魔になるものは置くことができませんので、規約等を確認しておきましょう。

室内

玄関周りやガレージ、ベランダなどにベビーカーを置くことができない場合は、室内に置くことになります。出入りの際の利便性を考えると、玄関を上がってすぐの廊下などに置くのがよいでしょう。

ただ、玄関を上がってすぐの廊下などにも、あまりスペースに余裕がない可能性があります。どうしても置けない場合は、玄関に近い部屋に置くと出し入れの手間を、多少省けます。

室内にベビーカーを置くときは、床や絨毯にタイヤの汚れや傷をつけないように、タイヤカバーをつけたり、置く場所に段ボールやシートなどを敷いたりするとよいでしょう。

 

玄関でのベビーカーの収納アイディア

下駄箱の収納イメージ
下駄箱の棚板を調節して収納スペースを確保(写真提供:PIXTA)

ベビーカーは、やはり玄関に置くのが一番便利です。玄関周りのスペースに余裕がない場合も、工夫して収納できないか検討してみましょう。

続いては、玄関にベビーカーをうまく収納するためのアイディアをご紹介します。

下駄箱の棚板を入れ替えて、広いスペースを作る

下駄箱の棚は、棚板を外して高さを変えることができるタイプがあります。一部の棚板を外して高さを出せれば、ベビーカーを下駄箱の中に収納できるでしょう。
下駄箱の中にベビーカーが入れられれば、玄関周りをすっきり見せられます。

ただし、靴を収納するためのスペースはその分減ってしまうため、使用頻度の低い冠婚葬祭用の靴や、シーズン中にしか履かないサンダル、ブーツなどは、別の場所に保管するなどの調整が必要です。

下駄箱の上や下の隙間を使う

下駄箱の上下に隙間があるときは、ベビーカーをたたんで寝かせて置ける可能性があります。スペース的に可能かどうか試してみましょう。

下駄箱の上に置く場合は、見た目がよくなかったり、圧迫感が出たりすることがありますので、突っ張り棒を使って目隠しのカーテンをつけるのがおすすめです。

下駄箱の扉を外す

玄関にベビーカーを置くと、下駄箱の扉に干渉して開閉できなくなってしまう場合は、扉自体を外して下駄箱をオープンにするという手があります。

扉を外すと、下駄箱の中が見えるようになるため、常に整頓しておく必要があります。とはいえ、靴の出し入れにいちいちベビーカーをよけて、扉を開ける必要がなくなるため、荷物が多い子供とのお出掛けが、スムーズになるでしょう。

 

ベビーカー保管時の注意点

ベビーカーは子供を乗せるので、できるだけきれいな状態を保ちたいものです。続いては、ベビーカーを保管するときに意識しておきたい注意点を見ていきましょう。

カバーを掛けてほこりを防止

ベビーカーにほこりや汚れがついてしまうと、安心して赤ちゃんを乗せることができません。家の外に置く場合は、必ずカバーを掛けて土やほこりを防ぐようにしましょう。

屋根つきのガレージなどに置くときも、風でほこりが舞い上がることがありますから、ベビーカーにはカバーを掛けることをおすすめします。

ベビーカーのタイヤの泥を落とす

置き場所にかかわらず、ベビーカーのタイヤの泥は、毎回落としてから片付けるようにしましょう。
タイヤに泥がついていると、玄関や室内にベビーカーを置く場合はもちろんですが、玄関先やガレージに置く場合でも、収納場所が汚れてしまい不衛生です。

泥はタイヤが回りづらくなる原因にもなりますから、こまめに落とすようにしてください。

玄関先など屋外に置くときは鍵をつけて盗難を防止する

玄関先など家の外にベビーカーを置くと、盗難被害に遭うリスクが高まります。雨やほこりをよけるためのカバーを掛けるだけでなく、盗まれないように自転車のチェーンなどで鍵をかけたり、柵などにつないでおいたりすると安心です。

頻繁にベビーカーを使う人の場合、いちいち鍵をかけるのは面倒に感じられるかもしれません。しかし、万が一持ち去られてしまうことを考えれば、対策はしておいたほうがよいでしょう。

 

使わなくなったベビーカーはどうする?

使わなくなったベビーカーをいつまでも自宅に置いておくと、場所を取るので邪魔になります。多くの場合、子供が大きくなった後は、次のいずれかの方法をとるとよいでしょう。

人に譲ったり、売ったりする

知り合いや親戚に赤ちゃんが生まれそうな人がいるのであれば、使わなくなったベビーカーを譲ることで有効活用できます。また、リサイクルショップやフリマアプリなどで売ることもできるでしょう。

ただし、これはベビーカーが比較的きれいな場合の方法です。元々中古で買ったベビーカーで使い古したものや、汚れが激しく、不具合がある場合は難しいかもしれません。

粗大ゴミとして処分する

劣化が激しいベビーカーは危険なため、使わなくなった時点で処分することをおすすめします。

ベビーカーは多くの自治体で粗大ゴミに分類されることが一般的です。自治体ごとに定められた処分方法に従って処分してください。

トランクルームに預ける

将来、もう1人子供を生む予定があるという場合は、ベビーカーをそのまま保管しておくとよいでしょう。ただし、自宅に置いておくと場所をとってしまうため、十分な収納スペースがない場合は、トランクルームを活用するのがおすすめです。

加瀬のレンタルボックスでは、トランクルームのサイズ展開が豊富です。屋外型と屋内型の2タイプがあり、用途によってタイプや広さを選べます。屋外型トランクルームだと0.7~8帖まで、屋内型トランクルームだとロッカータイプのコンパクトなものから、8帖以上までとさまざまなタイプあります。ベビー用品といっしょに思い出の品を保管したり、普段は使わないレジャー用品を入れておいたりすることで、家の中をすっきりさせることができるでしょう。

 

ベビーカーは利便性を重視して収納しよう

ベビーカーはかさばることから、収納場所に困るアイテムです。子供が小さいうちは頻繁に使うため、できるだけ取り出しやすく、お出掛けの際の動線にスムーズに組み込める場所に置くのがおすすめです。玄関周りの整理整頓や一時的な荷物の移動などを行うことで、スペースを確保できないか考えてみましょう。

ファミリー世帯は、子供の成長に合わせて何かと家の荷物が多くなりがちです。ベビーカーを使わなくなったら、思い出の品といっしょにトランクルームへ保管する方法もあります。

加瀬のレンタルボックスの屋内型トランクルームなら、24時間いつでも取り出せてセキュリティシステムもついていますのでおすすめです。大切なお子様のアイテムなど、捨てずにとっておきたい場合は、トランクルームの活用を検討してみてください。

 


加瀬のレンタルボックス

監修・投稿者プロフィール

安武 亜希
安武 亜希
株式会社加瀬倉庫 IT戦略推進部所属。

【資格】
整理収納アドバイザー1級

WEBを活用した集客施策を担当しています。
トランクルームに興味をもっていただけるよう、みなさまに役に立つ情報を発信していきます!

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