大切なゴルフクラブを長持ちさせるには、細かなメンテナンスが欠かせません。また、ゴルフセットは高さがある上、ゴルフバッグにクラブ一式を入れると10kg前後の重量があります。重いために頻繁に動かしにくく、家の中で適当な収納スペースを見つけることが難しいという人もいるでしょう。お手入れをこまめに行っていても、収納する際に無理矢理押し込んだりしていると、お手入れしたことが台無しになってしまいます。
ここでは、大事なゴルフクラブを保管する際にやってはいけないことのほか、お手入れ方法やおすすめの収納場所、収納方法についてご紹介します。
目次
ゴルフ用品を保管する際、やってはいけないポイントは？
ゴルフ用品を保管する上で大切なのは、さびないようにすることと傷や汚れを放置しないことです。特にやってはいけないことは、下記の2点です。
車のトランクに積んだままにしない
ゴルフセットを車のトランクに積んでおけば、いつでもゴルフに出掛けられる上、ゴルフ用品の収納場所を考えなくてもよいため、一石二鳥のように思えます。しかし、車の中はゴルフ用品を保管する場所としては不向きです。
風通しが悪いので湿気がこもりやすく、季節によっては昼夜の温度差が激しいため、カビや錆が発生しやすくなります。長期間放置していると、錆が広がることにもなりかねませんので、車のトランクに積んだままにするのは避けたほうがよいでしょう。
使ったままで、お手入れしないのはNG
ゴルフクラブに傷や汚れがあると、飛距離が出なかったり、スピンが効きにくくなったり、プレーの質に影響する可能性があります。
すべてのスポーツに共通していることですが、一流のプレーヤーほど道具を大切にしています。技術を磨くことと同じくらい、道具に愛着を持ってしっかりお手入れすることも重要といえるでしょう。
ゴルフクラブのお手入れ方法は？
ゴルフクラブのお手入れは、道具さえあれば初心者でも簡単にできます。続いては、ゴルフクラブのお手入れ方法を見ていきましょう。
ヘッドのお手入れ方法
ゴルフクラブのヘッドのお手入れをする際には、下記のようなものを用意しましょう。特別なものではなく、家によくあるものを使ってお手入れすることができます。
- 水
- タオル
- 歯ブラシ
- メラミンスポンジ
- キッチンペーパー（大きな汚れがある場合）
ヘッドの汚れが目立つ場合、まずはキッチンペーパーで汚れを拭き取ります。次に、メラミンスポンジを水で濡らしてから、ヘッド全体を磨きます。フェースの溝の汚れは、歯ブラシを使ってかき出しましょう。最後に乾いたタオルで水分を拭き取り、しっかり乾かします。
シャフトのお手入れ方法
カーボンシャフトの場合は、拭き取り専用のクリーナーやスプレーを使い、布やタオルで拭きます。
スチールシャフトの場合は、表面の汚れを軽くタオルなどで拭き取った後、錆止めスプレーをします。スプレー後はタオルなどで軽く拭き取って、十分に乾かしましょう。
グリップのお手入れ方法
グリップは、水で湿らせたタワシやスポンジを使って磨きます。汚れがこびりついている場合は、中性洗剤や専用のクリーナーを使いましょう。洗い終わったら乾いたタオルで拭き取り、日陰で乾燥させた後にラップを巻いて保湿します。グリップはゴム製のため、ゴムの硬化をできる限り防ぐためにも、保湿はしっかり行いましょう。
ゴルフ用品のおすすめの保管方法
大切なゴルフ用品をきれいに収納するには、下記のような方法が有効です。
ゴルフ用品、ウェアもすべてゴルフバッグにまとめる
ゴルフ用品はクラブをはじめ、ゴルフボールにウェア、グローブ、帽子、スコアカードなど、さまざまなものがあります。バラバラに保管していると、毎回準備をするだけでも大変ですし、忘れものをしないか心配です。簡単な解決策としては、ゴルフに最低限必要なものをまとめて、ゴルフバッグに収納することです。常にゴルフへ行く準備ができている状態にしておけば、必要なときにすぐに持ち出すことができます。
ゴルフから帰ってきたら、汚れたものはすぐにお手入れや洗濯をし、乾いたらすべてゴルフバッグに入れておくように習慣づければ、都度準備をする手間がかかりません。ゴルフバッグに入りきらない場合は、ゴルフ用品を入れるバッグを別に用意し、まとめて収納しておくとよいでしょう。
傘立てを利用して部屋にゴルフクラブを飾る
部屋にゴルフクラブを置く場合、立て掛けられる棚に飾っておくという方法があります。棚などがなければ、高さのある傘立てを利用しましょう。部屋に飾っておけば、パターゴルフの練習が気軽にできるのもうれしいポイントです。
また、傘立てにはさまざまなデザインがありますので、部屋に合ったものを見つけるとインテリアとしてもいいアクセントになるでしょう。
ゴルフボールやヘッドカバーはカゴにまとめる
ゴルフボールやヘッドカバーなどの小物類を、ついつい溜め込んでしまうことはないでしょうか。小物類は、まとめて保管することで、物量を意識することができます。100円ショップのカゴやボックスなどにまとめて、半年に1度など定期的に物量を見直しましょう。不要なものは人に譲るか捨てるかなどして処分します。
ゴルフグローブは丸めず、広げて吊るす
ゴルフ場でいざやろうとバッグを開いたときに、クシャっと丸まって干からびたグローブが出てきたことはないでしょうか。そんなことにならないように、グローブは広げた状態で保管するのがおすすめです。グローブホルダーを使ってバッグに吊るしたり、ハンガーに吊るしたりして保管しておきましょう。
ゴルフバッグやクラブを大切に保管できる収納場所は？
ゴルフ用品を車に積んだままにしないためには、収納場所を用意する必要があります。自宅に広いスペースがあれば問題ありませんが、そうはいかないこともあります。収納場所の候補としては、主に下記の2つがあります。
自宅
自宅に収納スペースがある人のほか、ゴルフに行く頻度が高い人や頻繁に練習したい人は、いつでも取り出せるよう、自宅でゴルフ用品を保管するのがおすすめです。収納場所としては、湿気や寒暖差の影響を受けにくいリビングがおすすめです。
家族がいる場合、「ゴルフグッズが邪魔」と言われてしまう可能性があります。そのような場合は、クローゼットや玄関の収納スペースなどを利用しましょう。ただし、玄関先は雨や雪の影響を受けやすいので、湿気には注意が必要です。
トランクルーム
ゴルフ用品を滅多に使わない、家にゴルフ用品を置いておくと家族の目が気になる、環境のよい場所で大事に保管したい、たくさんゴルフ用品があるため自宅に置けなくなったといった場合は、トランクルームの利用がおすすめです。トランクルームにメンテナンス用品もいっしょに置いておけば、その場でお手入れをすることもできます。
ゴルフ用品をトランクルームに預けるメリット
トランクルームは、毎月定額で収納スペースを借りられるサービスです。さまざまな収納スペースを提供する、加瀬のレンタルボックスの情報をもとに、トランクルームにゴルフ用品を預けるメリットを見ていきましょう。
ゴルフクラブやバッグの劣化を防げる
加瀬のレンタルボックスの屋内型トランクルームは、24時間換気を行っているため湿気が少なく、ゴルフクラブやバッグにカビや錆がつきにくくなります。車の中や物置のように湿気が溜まりませんので、ゴルフ用品を保管するにはとてもよい環境です。
家がすっきりする
ゴルフバッグはどうしても場所をとりますので、家族の理解を得られないことがあります。そのようなときは、トランクルームを使うと家の中がすっきりし、家族の目を気にしなくてよくなります。
また、ゴルフ用品だけを保管するなら0.5帖もあれば十分ですが、少し広めのトランクルームを借りて、季節外の衣類や家電、アウトドア用品など、ほかの荷物もいっしょに保管することで、家をよりすっきりさせることができるでしょう。
セキュリティ完備で安心
高級なゴルフ用品を車などに保管していると、盗難されないか心配になります。しかし、加瀬のレンタルボックスの屋内型トランクルームなら、ALSOK（綜合警備保障）による24時間セキュリティを完備しています。
また、入り口とトランクルームの2重ロックを導入していますので、保管や荷物の出し入れの際も安心です。もちろん屋外型のトランクルームでも、扉はしっかりと施錠できます。
屋外型なら車で扉前まで乗り入れられ、出し入れが楽
加瀬のレンタルボックスの屋外型トランクルームのメリットは、車で扉前まで乗り入れられますので、荷物の出し入れが楽になることです。車で立ち寄ってゴルフ用品一式をピックアップし、そのままゴルフ場に行くこともできます。
自宅に保管場所がない場合はトランクルームの活用を
ゴルフクラブをはじめ、すべてのゴルフ用品をよい状態で保つには、日頃のお手入れが肝心です。また、風通しがよく、極端な温度差がない環境で保管するようにしましょう。道具は、大切に扱うことで長持ちさせることができます。
自宅で十分な保管スペースがない場合や保管環境に不安がある場合は、トランクルームの活用を検討してみてください。
監修・投稿者プロフィール
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株式会社加瀬倉庫 IT戦略推進部所属。
【資格】
整理収納アドバイザー1級
WEBを活用した集客施策を担当しています。
トランクルームに興味をもっていただけるよう、みなさまに役に立つ情報を発信していきます！
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