自宅や仕事場の荷物を保管できる「トランクルーム」のサービスを徹底的にご紹介。収納スペースの種類から選び方まで、利用者のアンケート結果とともに解説します。自分にぴったりのトランクルームがわかるオリジナルのチャートもぜひ試してみてください。
目次
トランクルームとは
トランクルームとは、荷物を保管できる収納スペースをレンタルできるサービスのこと。毎日の生活のなかで、いつのまにか増えてしまう荷物を自宅以外に保管できるため、最近あちこちに増えている人気のサービスです。
運営会社やスペースの種類によって、「レンタルボックス」「貸し倉庫」「レンタルコンテナ」など呼び方はさまざまです。
トランクルームには大きく分けて屋内型と屋外型があり、必要なときに自分で荷物を出し入れできるところがほとんど。このほか、荷物を宅配便で送って保管してもらう宅配型収納サービス(宅配型トランクルーム)があります。
トランクルームの用途はさまざま
トランクルームを利用する最も多い理由は、「家の荷物を減らして部屋を広く使いたい」というもの。普段あまり使わないものや、場所をとるものを預けておけば、部屋がすっきり片付いて快適に暮らせます。ほかにも、以下のように多彩な理由があるようです。
- 趣味のコレクション部屋を作りたい
- 引っ越しや家のリフォームの際、一時的に荷物を預けたい
- 海外転勤の間、荷物を預けたい
- 仕事の資料や什器を預けて、事務所を広く使いたい
- 非常時の備蓄品や防災グッズを保管したい
- 独立した子どもの荷物や、家族の遺品を保管したい
結婚や出産、両親との同居など、家族構成の変化をきっかけに利用し始める人も多く、広い部屋を借りるよりも低コストな場合も。最近は新型コロナウイルスの影響で在宅時間が増加。快適な自宅環境を作るために荷物を預けたい人が増えて、ますますトランクルームのニーズが高まっています。
参考:みんなのトランクルームの使い方がわかる!メリットや利用開始の流れをご紹介
トランクルームの種類とサービス比較リスト
トランクルームには、どんな種類があるのでしょうか?屋内型や屋外型など、それぞれにメリット、デメリットがあるので、トランクルームを選ぶ前に基本的なことを押さえておくと安心です。
屋内型
建物のフロアを細かく仕切って収納スペースとしたもの。空調やセキュリティなどの設備が充実していて、デリケートな荷物の保管に最適。0.5帖から8帖以上あるものまでサイズはさまざまで、ロッカータイプを用意しているところもあります。
屋外型
屋外に置かれたコンテナタイプの収納スペース(加瀬倉庫では「レンタルボックス」と表現)。空調設備はない場合がほとんどで、アウトドア用品やDIY用品、工具などの収納に向いています。車でコンテナの近くまで乗り付けられるので、大きな荷物の保管に便利です。
宅配型
荷物を箱に詰めて宅配便で送り、倉庫で保管してもらうサービス。少量の荷物を預けたいときに便利です。安価な保管料が魅力ですが、出し入れごとに手数料が発生する場合があり、さらに荷物をすぐには取り出せないので、頻繁に出し入れする人には不向きです。
バイクボックス
バイク専用の収納スペースで、屋外のコンテナタイプが主流。バイク用品や整備道具なども一緒に保管できます。このほか、屋内のスペースを数人で共同利用するタイプも。
大型倉庫(ガレージ)
ビルや倉庫のフロアを区切ったものや屋外ガレージタイプなどがあり、6帖程度から20帖以上までサイズはさまざまですが、ちょっとした作業場にできる広々としたスペースが魅力です。個人利用だけでなく、商品の在庫や資材置き場として法人利用にも便利です。
トランクルームのサービス比較リスト
以下に、利用されることが多い屋内型、屋外型、宅配型の3タイプについて、サービス内容の特徴を表にまとめました。運営会社や店舗によって条件やサービスは異なりますが、タイプ別の大まかな傾向はこのようになっています。それぞれの項目を比較しながら、自分に合うトランクルームの種類を見極めましょう。
また、屋内型、屋外型の料金についてはキャンペーン価格を反映していませんので、実際には下記に記載した料金よりも大幅に安く借りられる場合も少なくありません。
■トランクルームのサービス比較リスト
屋内型 | 屋外型 | 宅配型 | |
保管場所 | ビルや倉庫などの建物内 | 屋外に設置されたコンテナなど | ビルや倉庫などの建物内 |
収納に適したもの | 衣類、布団、書籍、アルバム、テレビやパソコンなど、湿度や温度変化の影響を受けやすいデリケートなもの | スポーツ道具やアウトドア用品、自転車、ベビーカー、工具、タイヤなど、湿度や温度変化の影響を受けにくいもの | 段ボールに入る小型の荷物 |
料金 | ・初期費用/1帖1万円程度~(初月分の日割り+翌月分使用料、会社により手数料・保証金などが必要) ・毎月必要となる料金/1帖5,500円程度~(月額使用料+共益費・管理費など) | ・初期費用/1.6帖1万円程度~(初月分の日割り+翌月分使用料、会社により手数料・保証金などが必要) ・毎月必要となる料金/1.6帖5,500円程度~(月額使用料+共益費・管理費など) | ・初期費用/無料の場合が多い ・月額保管料/1箱300円程度~ |
盗難・火災保険 | 会社により別途料金が必要 | 会社により別途料金が必要 | 会社により補償内容が異なる |
荷物の出し入れ | 24時間OK・セルフ型が多い | 24時間OK・セルフ型が多い | 業者に依頼 申し込みから最短1日 |
荷物の運搬(宅配)サービス | あり(有料が多い) | あり(有料が多い) | あり |
荷物の出し入れに伴う料金 | 無料 | 無料 | 有料(1回1箱1,100円~など) |
立地 | 都市部が多い | ロードサイドが多い 車利用者に便利 | – |
保管環境 | 空調設備があり、温度や湿度が一定 | 換気口はあるが空調設備がなく、カビや結露の対策が必要になる場合も | 空調設備があり、温度や湿度が一定 |
セキュリティ | 会社により異なるが、2重ロック、24時間警備システム導入など | コンテナの鍵のみの場合が多い | 会社により異なるが、高度なセキュリティシステムを採用 |
駐車場 | 店舗により異なり、都心にはない場合が多い | 荷物の出し入れに伴う施設内の駐車は可能 | – |
※料金は2023年7月現在、Webサイトから確認できる各社最低料金からおおよその平均を割り出したものです。初期費用は初月15日から借りる場合で計算しています。
みんなのトランクルーム選びの決め手は?
トランクルームを選ぶとき、何を基準にしたらよいのかわからない人も多いはず。一般的にどんな条件で決めている人が多いのか、「加瀬のレンタルボックス」の利用者2,341人に独自のアンケートを実施。「トランクルーム選びの決め手となったことは?」と聞いた結果が以下のグラフです。
「場所」を決め手にした人が圧倒的多数
アンケート結果から、「自宅または荷物の所在地から近い」という理由を決め手にした人が半数以上いることがわかります。さらに、「自宅からよく通う場所の途中にある」と「車でアクセスしやすい」が同じ割合で3つ目の理由にあがっているので、トランクルームは場所選びがキモといえるでしょう。
これらの項目以外にも、決め手となるポイントは人によってさまざま。例えば、アンケート結果では屋内型を利用する20代女性は公共交通機関を使ったアクセスのしやすさについて、40、50代男性では通勤途中での立ち寄りやすさについてのポイントが、ほかの年代や性別よりも高い傾向にありました。
全体としてはまず場所を決めてから、希望のエリア内で自分の使い方に合うサービスや料金のトランクルームを探す人が多いようです。
トランクルーム選びで重視したい4つの項目
トランクルームを選ぶとき、重視すべきポイントは主に以下の4つです。自分にとって最優先したい項目はどれか、事前にきちんと洗い出しておきましょう。
- 場所
- 料金
- 保管環境
- 使い勝手
①場所
▼ここをチェック
- 自宅や荷物がある場所から徒歩圏内にある?
- 会社の近くや通勤途中など、利用しやすい場所にある?
- 公共交通機関でアクセスしやすい?
- 車でアクセスしやすい?
身の回りのものを保管して頻繁に出し入れするなら、自宅の徒歩圏内がベスト。クローゼット感覚で衣類や靴、布団などを気軽に収納でき、必要なときにいつでも取り出せるので便利です。
家の近くにトランクルームがなければ、職場の近くや通勤途中、よく使う鉄道沿線で探してみるのもおすすめ。仕事関係のものなら会社の近く、趣味や習い事で使う楽器やスポーツ用具などは教室や練習場のそばなど、利用する場所の近くに置いておくのもよいでしょう。
車で荷物を運ぶ場合や使わないものを長期間預けたままにしておく場合は、自宅の近くにこだわらず、料金の安い郊外のトランクルームを選ぶのも賢い方法。車を利用するなら、幹線道路や主要な道路から近い立地が最適です。
②料金
▼ここをチェック
- トータルの費用はいくらになる?
- 料金形態はシンプルでわかりやすい?
- 不要なコストがかかっていない?
- 自分に合うスペースやプランが選べる?
トランクルームの料金は、立地条件やサービス、設備などによって大きく異なります。一般的には、屋内型より屋外型、都市部より郊外、同じ施設内なら1階より2階以上のほうが安くなる傾向にあります。
月額使用料のほかに、保証金や鍵代などの初期費用、事務手数料、施設を維持するための共益費(管理費)など、会社によってさまざまな費用が必要となるので、トータルでいくらになるのかよく調べておくことが大切です。
なかには、更新料や解約料が発生したり、荷物を出し入れするたびに追加料金がかかったり、契約期間に縛りがあったりと、思わぬところでコストがかさむことがあります。
格安キャンペーンなどもありますが、当月分の安さだけにとらわれず、借りる予定の期間トータルでの料金と比較してから契約することをおすすめします。
また、自分の希望に見合ったスペースやプランが選べるかどうかも重要です。例えば、短期間だけ借りるなら初期費用が安いプラン、長期で利用するなら初期費用が少し高くても月額使用料が安いほうがお得になるでしょう。
参考:トランクルームの料金相場を知って、スペースを有効活用しよう
③保管環境
▼ここをチェック
- デリケートな荷物を保管できる空調設備がある?
- 清潔で明るくクリーンな状態が維持されている?
- セキュリティはしっかりしている?
トランクルーム選びで最も重要なことのひとつは、預ける荷物にふさわしい保管環境かどうか。衣類や布団、家電製品などのデリケートなものを預けるなら、空調設備のある屋内型トランクルームが適しています。清掃が行き届いているか、照明が切れていないか、なども要チェック。日頃からきちんと管理されているかどうかを見分けるポイントになります。
一方、スキーやゴルフ道具、キャンプ用品、自転車、ベビーカー、工具などを保管するなら、料金の安い屋外タイプがおすすめ。こちらは空調設備がないので、湿度や温度変化などの影響を受けにくい荷物に限ります。
また、盗難被害を防ぐためのセキュリティ設備も大切。屋内型トランクルームは24時間オートロックや警備会社のシステムを導入するなど、しっかりとした対策がとられているところが多いようです。屋外型トランクルームは基本的にコンテナの鍵のみとなりますが、防犯カメラや夜間照明が完備されているところもあります。
④使い勝手
▼ここをチェック
- 荷物を24時間セルフで出し入れできる?
- 無料駐車場はある?
- コンテナ2階などの場合、自力で搬入できる荷物?
- インターネットで申し込みや契約、解約ができる?
- 申し込み後すぐに利用開始できる?
現在のトランクルームは24時間いつでも荷物を出し入れできるところが主流ですが、なかには利用時間に制限のあるところや、荷物の出し入れにスタッフの付き添いが必要なところも。時間にとらわれずに利用したいなら、24時間セルフサービスのトランクルームが最適です。
最近は宅配型の収納サービスも増えており、宅配業者が家まで荷物を取りに来てくれるので手間が省けます。ただし、段ボールが届いてから荷物を送り返すまでに日数を要したり、荷物を取り出すたびに料金がかかったりするので、自由に出し入れしたい人にはあまり向いていないといえるでしょう。
車を使うなら、無料で駐車できるトランクルームが便利。郊外の屋外タイプは荷物の出し入れ時であれば施設内に駐車しても大丈夫なところがほとんどですが、都市部の屋内型トランクルームには駐車スペースがないことも多いので、近隣のコインパーキングの有無を確認しておきましょう。
自分が選んだトランクルームが、施設内のどこに位置しているかも重要なポイント。例えば、コンテナタイプの2階の場合、タラップ(移動式階段)を使って荷物を運ぶことになるので、大きな家具や重いものを収納するときは手伝ってくれる人がいないと難しいかもしれません。
また、契約や解約の方法は運営会社によって違いがあり、最近はインターネットで簡単に手続きできるところも増えています。なかには、契約当日から利用できるトランクルームもあり、すぐに荷物を預けたい人におすすめです。
ほかに、こんな項目を重視している人もいます。
- 契約時の連帯保証人の要否
- 火災保険・盗難保険による補償の有無
- 契約後の収納スペースやプランの変更可否
契約内容や保険の条件などは運営会社により異なるので、事前に確認しておくことが大切です。
あなたにぴったりのトランクルーム・チャート診断
ここまでにご紹介したトランクルーム選びで重視すべき4項目をもとに、設問に答えていくだけであなたにぴったりのトランクルームがわかる、オリジナルチャート診断を作りました。トランクルーム選びを始めるときにぜひ参考にしてみてください。
※トランクルームの特徴をもとに編集部が独自に制作したものです。レンタルの際はより詳細な店舗情報などをもとにご検討ください。
トランクルームのサイズの選び方
自分に合うトランクルームのサイズは、どのようにして決めたらよいのでしょう。いざ荷物を運び込むというときに全部収まらなかったり、逆にスペースが無駄に余ってしまったりしては困りますよね。事前に荷物を入れて確認することができないので、サイズ選びは想像力がカギとなります。
トランクルームのサイズはどんな基準?
トランクルームの広さは「帖(畳)」で表示されることが多く、1帖未満のコンパクトなものから8帖以上の部屋レベルのサイズまで幅広く揃っています。その中にどれくらいの荷物を収納できるのか、直観でイメージするのはちょっと難しいかもしれません。そこで、各スペースに段ボールが何個入るのか、次の表を参考にしてみましょう。
■トランクルームのサイズの目安
広さ | 1帖 | 2帖 | 3帖 | 4帖 |
床面積 | 1.62㎡ | 3.24㎡ | 4.95㎡ | 6.48㎡ |
高さ | 2.1m | 2.1m | 2.1m | 2.1m |
収納できる段ボール箱数 | 36個 | 72個 | 108個 | 144個 |
※段ボールは縦+横+高さの合計が140cmのサイズの場合です
※加瀬倉庫のトランクルーム(屋内型)の場合
もちろん荷物は段ボールだけではなく、大きな家具や家電などもあるでしょう。大きさも形も異なる荷物を一カ所に集めて積み上げたとき、どれくらいの体積になるのか立体的にイメージしなければなりません。では、どのようにして考えればよいか、いくつかのアイデアをご紹介します。
広さを身の回りのモノに置き換えてみる
- 1帖=トイレ1室分
- 1.5帖=ユニットバス1室分
- 2帖=クイーンベッド1台分
- 3帖=セミダブルベッド2台分
- 4帖=2tトラック1台分
一般的な家庭のトイレは約1帖、コンパクトなユニットバスは約1.5帖なので、自宅のトイレやお風呂場などに荷物が入るかどうか想像してみましょう。身近なものに置き換えて考えると、何もないより格段にイメージしやすくなります。また、家族数人分の荷物や家財道具一式などを預ける場合は、トラックを基準にしてもよいでしょう。
紐やテープでサイズを描いてみる
床に紐やテープを置いて1帖や2帖の枠を作り、その中に収納したい荷物を置いてみてください。頭の中だけで考えるより、イメージが具体化しておおよその見当をつけやすくなります。
一番大きな荷物を基準に考えてみる
ベッドやタンスなどの大きな家具を収納する場合、その大きさを基準に考えるのもひとつの方法。まずは一番大きな荷物が入るサイズかどうかを確認し、その上にどれくらいほかの荷物を重ねられるか、余白はどれくらいあるか推し量ってみましょう。
サイズ選びの注意点
ここまでサイズ選びのコツについて説明してきましたが、同じ広さでも縦と横の長さの比率が異なり、スペースの形が違うこともあるので、よく検討してから決めることをおすすめします。また、スペースいっぱいに荷物を詰め込んでしまうと、奥にしまったものが取り出せなくなってしまいます。頻繁に出し入れする場合は、奥の荷物を取るための動線分のスペースも確保しましょう。
参考:トランクルームの広さ・サイズを紹介 ~1畳・2畳サイズって?~
加瀬倉庫ではWEB内覧ができる360度画像を公開しています。室内に段ボールが置いてあるので感覚がつかみやすく、収納の目安になります。
トランクルームの申し込み手順と流れ
自分にぴったりのトランクルームが見つかったら、さっそく申し込みの手続きへ。利用開始までの流れは、屋内型・屋外型と宅配型とで異なりますが、ここでは屋内型・屋外型のトランクルームについて、一般的な契約の手順をご説明します。
申し込みから契約までの流れ
- 借りるトランクルームを決める
- 申し込む(インターネットや電話、郵便など)
- 必要書類や資料などが届く
- 申込書に必要事項を記入し、本人確認書類などと一緒に返送する
- 会社によって審査が行われる
- 初期費用を支払う
- 鍵が送られてくる
手続きの詳細はトランクルームの運営会社によって違いがあります。申し込みから利用開始までの期間もそれぞれですが、早いところでは即日、状況によっては1週間~10日程度かかることもあります。契約時に必要となる書類も各社異なるので、事前に確認しておくとスムーズです。
最近はインターネットで契約できるトランクルームも増えており、必要書類もネットで提出できて便利です。WEBで内覧ができるところもあり、Googleマップなどと合わせて活用すれば、施設や周辺の環境を家にいながら確認できます。
契約後のサイズ変更や追加契約について
借りたあとでもサイズ変更は可能ですが、手数料が発生したり、一度解約して新たに契約し直す必要があったり、会社によって手続きが異なります。なかには無料で変更できるところもあります。
解約について
トランクルームの契約は1ヶ月単位が一般的なため、日割りでの解約はできません。解約を希望する月の前月末までに所定の解約手続きをする必要があります。
トランクルームについてよくある疑問
トランクルームを利用するにあたり、よくある疑問についてまとめてみました。契約前に疑問点は解消しておきましょう。
預けてはいけないものはある?
灯油やガソリン、銃火器などの危険物、植物や動物、現金や高価な貴金属、臭いや害虫が発生するものなどは保管NGの場合がほとんど。ほかにも、禁止されているものがあるので事前に必ず確認をしましょう。
バイクを収納することはできる?
トランクルームの運営会社によっては、バイク収納専用のスペースを提供しています。また、バイク専用のスペースではなくても、屋外型トランクルーム(コンテナタイプ)であればバイクの収納が可能な場合もあります。
ただし、屋外型トランクルームでも、バイクの収納は1階(下段)に限定している場合や、収納スペースのサイズや間口、通路幅、段差など事前に確認しておきたい点があります。ご利用前にご自身のバイクが収納可能か、現地の確認をしておくことをおすすめします。
トランクルーム内で作業をしてもOK?
トランクルームの施設内では、荷物の出し入れに伴う作業以外はNGです。自転車やバイクなど預けているモノのメンテナンスや、長時間にわたる作業はご遠慮ください。
火災や盗難の被害に遭ったら?
火災保険や盗難保険に加入している運営会社と、加入していない会社があるので注意。保険料が月額使用料に含まれているか、別料金なのかも確認が必要です。補償限度額についても契約時によく確認しておきましょう。
荷物を自力で運べない場合は?
車を保有しておらず、大型荷物を自力で運べない場合は、トランクルームの運営会社が提携している運搬サービスの利用も検討してみてください。軽トラックの運転をまかせることができ、荷物の積み込み手伝いが含まれていることも。時間単位で料金が発生することがほとんどです。引っ越しの場合は、業者が荷物をトランクルームへ運んでくれるサービスもあります。
不用品の処分はどうしたらいい?
トランクルーム運営会社のなかには、不用品の回収や買い取りサービスを行っているところもあります。とりあえず預けておいた不用品の処分に困ったときに便利です。
最適なトランクルームを選んで快適な生活を
トランクルームを選ぶときは、まず何をどれくらい収納したいのか、どんな目的で利用したいのかを明確にすることが大切。そのうえで、場所や保管環境など優先したい条件を整理すれば、自分に最適なトランクルームが見つかるはずです。
《調査概要》
収納に関する調査
・調査手法:インターネット定量調査
・調査期間:2019年12月3日~12月13日、2020年5月11日~5月17日
・回収サンプル数:2,619
※円グラフ内の割合は、小数点以下第1位を四捨五入しているため、合計が100%にならないことがあります。