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公開日2025.07.14
最終更新日2025.07.09

部屋をきれいにする簡単ステップ&片付け習慣のヒント

部屋をきれいにする簡単ステップ

散らかっている部屋を片付けたいけれど、どこから手をつければいいかわからない。そんな悩みを抱える方は少なくありません。

実は、少しの工夫と掃除を習慣化するだけで、誰でもきれいでスッキリとした空間を作れます。

今日から実践できる片付けのアイデアや掃除のコツを紹介しますので、「きれいな部屋」を目指す方はぜひ参考にしてみてください。

片付かない原因ごとに見る!部屋をきれいにする方法

部屋が散らかってしまうのには必ず原因があります。そのため、適切な方法で片付けをすれば、きれいな部屋に生まれ変わることが可能です。

まずは、部屋の悩み別に片付けるポイントを紹介します。

ご自身の部屋の状況に当てはまるものを見つけて、効率的に片付けを進めていきましょう。

収納する場所が決まっていない

物の定位置が決まっていないと、部屋が散らかりがちになります。なぜなら、使った物をどこに戻せばいいか迷ってしまい、とりあえず手近な場所に置いてしまいがちだからです。

収納場所が決まっていない場合、以下の手順で収納の定位置を決めましょう。

【定位置収納を実現する方法】

  1. まずは部屋にある物を種類ごとに分類する
  2. 使用頻度に応じて収納場所を決める
  3. 頻繁に使う物は手の届く場所に配置する
  4. 収納ボックスやトレイを活用して定位置に収納する

定位置を決めた後は、収納場所にラベルを貼るとより効果的です。特に引き出しの中身が見えない場合は、何がどこに入っているか一目でわかるようになります。

また、「使ったら元に戻す」という習慣をつけるだけで、自然ときれいな部屋を保つことができます。

物が多くて収納する場所が足りない

持ち物が増えすぎると、収納スペースが足りずに部屋が雑然とし、片付けのハードルも上がってしまいます。このような状況を改善するには、まず「今ある物を見直すこと」から始めるのが効果的です。

最初のステップとして、使っていない物や重複している物などを手放し、本当に必要なものだけを残す断捨離を行いましょう。すぐには使わないけれど捨てられない物は、一時的に箱にまとめて保留にする方法も有効です。

物が厳選されてスッキリしてきたら、次は収納の工夫です。収納スペースには限りがありますが、突っ張り棒やウォールシェルフなどを使えば、壁や天井近くの空間を収納スペースとして活用できます。たとえば、玄関やキッチン、トイレなどの「縦の空間」は見落とされがちですが、実は収納の伸びしろがある場所です。

限られたスペースでも、視点を変えて収納の工夫を取り入れることで、暮らしやすく整った空間をつくることが可能です。収納の不足は、単に「場所が狭い」ことよりも、「活かせていない空間がある」ことが原因かもしれません。

片付けるのが面倒で放置している

片付ける作業が面倒で放置してしまうのは、多くの人が抱える共通の悩みです。掃除が苦手な人は、片付けのハードルを下げる習慣を作りましょう。

【片付けを習慣化する方法】

  • 「〇分だけやる」と決めて短時間で掃除をする
  • 一つのエリアに絞って片付ける
  • 片付けが終わったら自分にご褒美を用意する

片付けが面倒に感じる主な理由は「やることが多すぎる」からです。

たとえば、「5分間だけテーブルの上を片付ける」と決めてしまえば、心理的負担が軽減されます。そして、一度始めてしまえば「キリのよいところまでやろう」と続けられることも多いでしょう。

また、どうしても気分が乗らないときは、好きな音楽をかけながら片付けを進めてみましょう。気分が軽くなり、作業のハードルも下がります。

片付けを日課として生活の中に取り入れることで、少しずつ整理整頓が習慣化されていきます。こうした積み重ねが、年末の大掃除などの負担を大きく減らすことにもつながります。

物が散らかっていて足の踏み場がない

足の踏み場がないほど散らかってしまった部屋を一気に片付けようとすると、どこから手をつければよいのか分からず、途方に暮れてしまうこともあるでしょう。

そんなときは、まず「床にある物を片付ける」ことから始めてみてください。床が見えるようになるだけで部屋の印象がガラリと変わり、掃除もしやすくなります。

また、寝る場所やデスク周りなど、日常的に使うスペースから優先的に手をつけると効果的です。部屋全体を一度にきれいにしようとせず、「今日はこの一角だけ」などとエリアを区切って取り組むことで、達成感を得ながら無理なく片付けを進めることができます。

 

部屋をきれいに保つためのコツ

部屋の掃除をする男性

整理された部屋をきれいな状態で維持するのは、片付けるよりも難しいかもしれません。しかし、習慣さえ身につけてしまえば、部屋を常に整った状態に保つことができます。

以下では、部屋をきれいに保つための5つのコツをご紹介します。

いつか使うと思っているものは捨てる

1つ目のコツは、「いつか使うと思っているものは捨てる」ことです。

「いつか使うかも」と思って残していた物を実際に使った経験のある人は、多くないでしょう。この「いつか使うかも」という考え方が家の物を増やしてしまい、気づかないうちに部屋を圧迫する原因となります。

たとえば、

  • 1年以上使っていないアイテム
  • 痩せたら着ようと思っている服

こうした物は、生活の中で存在を忘れられていることも多く、スペースを占領するだけになりがちです。

手放す基準としては、「今の自分にとって本当に必要か?」と自問してみるのがおすすめです。思い切って処分することで、空間が整うだけでなく、気持ちにもゆとりが生まれます。

扉がついている収納棚を活用する

2つ目のコツは、「扉がついている収納棚を活用する」ことです。

扉がついた収納棚は、ほこりの侵入を防げるだけでなく、見た目のごちゃつきを抑える効果もあり、部屋を清潔かつすっきりとした印象に保つのに役立ちます。

【扉付き収納のメリット】

  • ほこりが入りにくく掃除の手間が省ける
  • 中身が見えないのですっきりした印象になる
  • 視覚的な統一感が生まれる

扉のある収納を使うことで、インテリア全体にまとまりが出て、空間がスタイリッシュに見えるようになります。

床にはできるだけ物を置かない

3つ目のコツは、「床にはできるだけ物を置かない」ことです。

床に物が置かれていると散らかった印象を与えてしまいます。反対に、床がすっきりしているだけで、空間全体が整って見え、掃除もしやすくなります。

【床に物を置かないメリット】

  • 掃除がしやすくなる
  • ほこりが溜まりにくい
  • 部屋が広々とした印象になる

収納家具を置く場合も、脚付きタイプを選ぶと床下の掃除がしやすくなります。特に、ロボット掃除機を使っている場合は、床に物を置いていると、掃除が十分にできず性能を最大限に発揮できません。

床に物を置かないだけで、部屋の印象と掃除の効率が格段に良くなります。

衝動的に物を買わないようにする

4つ目のコツは、「衝動買いをしないようにする」ことです。

どれだけ部屋をきれいに片付けても、衝動買いで新しい物が増えていくと片付けは一向に進みません。衝動買いを防ぐために、以下の方法を実践してください。

  • 購入前に「本当に必要な物だろうか」と自問自答する
  • 欲しいと思ってもすぐ購入せずに1日以上は待つ
  • 同じような物を持っていないか確認する

物が少ない部屋は、それだけで清潔感があり整理整頓も簡単です。「生活が良くなる」と思って買った物が、ほとんど使われずに放置されるケースも少なくありません。

不要な物を購入しないように、衝動買いを防ぐ方法を実践してみてください。

トランクルームなどで物を一時保管する

5つ目のコツは、「トランクルームなどで物を一時保管する」ことです。

どうしても手放せない物や、普段は使わない季節用品などが自宅に多いと、収納スペースを圧迫してしまいます。こうしたアイテムは、トランクルームに預けておくことで、自宅の空間を有効に使えるようになります。

【トランクルーム保管に適した物】

  • スポーツ・アウトドアなどの大型の趣味道具
  • オフシーズンの衣類や寝具
  • 雛人形やクリスマスツリーなどの行事用品

トランクルームを“自宅外の収納場所”として取り入れれば、日常的に使う物だけを手元に置くことができ、部屋をすっきりと保つことができます。

月額数千円から利用できるサービスもあるため、収納スペースが足りない場合は、トランクルームの活用も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

部屋をきれいにする掃除テクニック

テーブルを綺麗にする女性

部屋をきれいに保つには、効果的な掃除方法を知っておくことも大切です。

日々の掃除にちょっとした工夫を取り入れるだけで、負担を減らしながら清潔な空間をキープできます。ここでは、手軽に実践できる掃除のコツを5つ紹介します。

便利な掃除アイテムを購入する

掃除道具は、効率よく部屋をきれいに保つための重要なアイテムです。最近では、手軽に扱えて時短につながる製品が多数登場しています。

掃除アイテム効果
マイクロファイバークロスほこりを効率よく吸着させ、静電気でキャッチ
フローリングワイパー広い床面を素早く拭き掃除できる
ハンディクリーナーソファや家具の隙間など、狭い場所の掃除にも便利
隙間ブラシ窓のサッシなど狭い部分のほこり取りに最適

掃除のハードルを下げるためには、自分の掃除スタイルや頻度に合った道具を選ぶことがポイントです。たとえば、気になったときにすぐ使えるウェットシートや、狭い隙間に入りやすい細型モップなどがあると、ちょっとした汚れもその場でサッと拭き取れるため便利です。

高い場所から掃除を始める

効率的に掃除を進めるには、「高い場所から低い場所へ」と順に進めるのが基本です。上から下へ掃除することで、ほこりや汚れの落下による二度手間を防ぎ、全体の掃除時間を無駄なく短縮できます。

基本的な順序としては、以下の流れが理想的です。

  1. 天井や照明器具のほこりを落とす
  2. 家具や棚の上を拭く
  3. 最後に床を掃除する

特に、照明やエアコン、扇風機の上部などは目につきにくい場所ですが、意外とほこりが溜まりやすいポイントです。こうした高所は、脚立や伸縮モップを使えば安全かつ効率的に掃除できます。

掃除の順序を意識するだけで、手間が減り、部屋全体を短時間できれいに仕上げることができるでしょう。

ほこりを取ってから水拭きする

水拭きをする前に、乾いた状態でホコリを取り除いておくと、拭きムラや床のベタつきを防げるだけでなく、掃除の仕上がりにも差が出ます。掃除の効果をきちんと引き出すには、正しい順序で行うことが大切です。

【効果的な拭き掃除の手順】

  1. 換気をして空気を入れ替える
  2. 乾いた布やモップでほこりを取り除く
  3. 固く絞った布で汚れを拭き取る
  4. 最後に、乾いた布で水気を拭き取る

水拭きをいきなり始めると、床のほこりが湿って広がったり、逆に空中に舞ってしまうことがあります。乾いた布であらかじめほこりを取り除いておけば、こうした二次汚れを防げて効率的です。

毎日5~10分程度こまめに掃除する

部屋をきれいに保つために必要なのは、特別なテクニックではなく「こまめな習慣」です。たとえ5〜10分程度でも、毎日続けることが理想的な状態を維持する秘訣です。

【毎日のちょっとした掃除ルーティン例】

  • 朝起きたら寝具を整え、窓を開けて換気する
  • 帰宅したら玄関から靴を揃え、上着をハンガーに掛ける
  • 使った物はその日のうちに元の場所に戻す
  • 食事の後はすぐに食器を片付け、テーブルを拭く

こうした小さな行動を積み重ねることで、気がついたときには掃除の負担そのものが減っていることに気づくはずです。

また、「ながら掃除」を取り入れるのも効果的です。

  • 電話をしながら床を拭く
  • 歯磨きをしながら洗面台の水滴を拭き取る
  • お湯が沸くのを待つ間に、キッチンの棚や引き出しをさっと拭く
  • テレビを見ながらリモコンやテーブル周りを除菌シートで拭く
  • ドライヤー中に洗面台の鏡を乾いたタオルで磨く

掃除を特別なイベントにせず、生活の一部として「ついでにやる」意識を持つと、無理なく続けられます。「気が向いたときに一気にやる」よりも、「毎日少しずつ整える」方が、結果として部屋も心もすっきりと保てるでしょう。

ダンボールはすぐに捨てる

ダンボールは場所を取るだけでなく、湿気を吸いやすく、カビやにおいの原因になりやすい素材です。荷物が届いたらできるだけ早く開封し、中身を取り出したら不要な段ボールはすぐに処分する習慣をつけましょう。

処分や保管のポイントは以下の通りです。

  • 処分する場合は、たたんで資源ごみとして早めに出す
  • 再利用する場合は、必要な分だけを厳選して残す
  • 保管する場合は、湿気が少なく風通しの良い場所に平らな状態で置く

ダンボールの回収を行っているスーパーやドラッグストアもあるので、必要に応じてそうしたリサイクルの仕組みも活用してみてください。

収納スペースが足りないときは外部サービスの活用を

外部サービスを利用して部屋スッキリ

部屋をきれいに片付けたくても「収納する場所が足りない」「物が多すぎて整理できない」と感じる場合があります。

そのようなときは、トランクルームなどの外部サービスを利用して自宅の収納力を補う方法がおすすめです。ここでは、 外部サービスを活用して、家の中をスッキリ保つ方法をご紹介します。

トランクルームを利用する

トランクルームは「第二の収納スペース」として活用でき、季節家電やアウトドア用品、趣味のコレクション、思い出の品などの保管に便利です。

屋外型トランクルームはコンテナ型が主流で、24時間いつでも荷物の出し入れが可能です。一方、屋内型トランクルームはビル内に設置されており、温度や湿度対策だけでなくセキュリティ管理がしっかりしているため、安心して預けられます。

自宅の収納を圧迫している荷物があるときは、トランクルームを活用することで部屋をきれいに保ちやすくなります。

宅配型トランクルームや一時保管サービスを活用する

「すぐに使う予定はないけど大切に保管したい」という物があるときは、宅配型トランクルームや荷物の一時保管サービスが便利です。

宅配型トランクルームは、専用のボックスやダンボールに荷物を詰めて集荷してもらい、業者が所有する倉庫で丁寧に保管してくれます。

また、スマートフォンやパソコンから気軽に取り出しを依頼できるため、自宅に居ながら荷物が受け取れるのが魅力です。ただし、取り出す際は別途料金がかかるので計画的に行う必要があります。

お片付けサービス(片付け代行)を利用する

「自分ひとりではきれいに片付けられない」といった場合は、お片付け業者(お片付けサービス)の利用を検討してみましょう。

専門のスタッフが自宅に訪問し、部屋全体の片付けや不用品の仕分け、処分まで一括でサポートしてくれます。 短時間で一気に部屋をきれいにしたい方や、重たい家具や家電の処分に困っている方にもおすすめです。

プロのノウハウを活かして、掃除・整理整頓・不用品処分を任せることで、「きれいな部屋」が無理なく実現できるでしょう。

また、ハウスクリーニングや害虫駆除など、追加オプションを用意しているところもあるため、住環境の改善も可能です。

外部サービスを活用すると「きれいな部屋」をキープしやすくなる

外部の収納サービスを利用することで、物が多くても断捨離をせずにスッキリした空間を実現できます。「片付けが苦手」「時間をかけずにきれいにしたい」と悩む方は、外部サービスを活用して負担を減らしましょう。

サービスごとの特徴を把握して比較することで、自分に合ったものを選ぶことができ、きれいな部屋を無理なく維持できます。

トランクルームなら「加瀬のレンタルボックス」

yasutake
監修・投稿者プロフィール安武 亜希

株式会社加瀬倉庫 IT戦略推進部所属。
【資格】
整理収納アドバイザー1級
WEBを活用した集客施策を担当しています。
トランクルームに興味をもっていただけるよう、みなさまに役に立つ情報を発信していきます!

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