みんなのトランクルームの使い方がわかる!メリットや利用開始の流れをご紹介

屋外トランクルームのイメージ

トランクルームの使い方は自由(写真提供:PIXTA)

トランクルームはどんな理由で借りている人が多いのか、何を預けているのか、気になるみんなの使い方をアンケート調査も活用してご紹介。サービスを利用するメリット&デメリットから、利用時の注意点、流れまで解説していますので、自分なりの使い方を見つける手がかりにしてください。

家以外に収納スペースを持つという選択

片付けのイメージ

使っていない荷物はトランクルームへ(写真提供:PIXTA)

トランクルームといっても運営会社によって形態は異なり、「レンタルボックス」「レンタル倉庫」「レンタルコンテナ」など呼び方もさまざま。近年利用者が増えている「モノを預かるサービス」のなかでも、店舗型のレンタル収納スペースをトランクルームと呼ぶことが多いようです。

その最大の特徴は、いつでも気軽に荷物を出し入れでき、自宅のクローゼットや押入れの延長として利用できること。オフシーズンの衣類や季節家電をはじめ、あまり頻繁に使わないもの、捨てるに捨てられないものなどを預けておけば、家の中が広々として快適に過ごせます。

特に都市部のマンションなどは手狭なところも多く、トランクルームのニーズはますます上昇中。自宅のほかに収納スペースを持つというライフスタイルが、日々の暮らしに定着しつつあります。

トランクルームを利用する理由とメリット

多くの人がトランクルームを借りる理由やきっかけは何なのでしょう?「加瀬のレンタルボックス」利用者2,341人に、トランクルームを利用する主な理由を聞いてみました。その結果をまとめたグラフがこちらです。

■トランクルームを利用する主な理由

トランクルームを利用する理由の円グラフ

一番多いのは「家を広く使いたい」という要望

このアンケート結果を見ると、最も多い理由は「引っ越し後、住居が狭くなった」というもので、全体の5分の1を占めています。このほか、「仕事の書類や関連品が増えた」「趣味の収集品が増えた」「季節の変わり目に収納したいものが増えた」など、日々の生活のなかで増えていく荷物を預けるために借りるケースが目立ちます。

また、「引っ越し荷物の一時保管」という回答もあり、すぐに引っ越し先に荷物を運べないときに、短期間だけ利用する人が多いようです。

ほかに、以下のような理由もあります。

  • 海外転勤の間の荷物一時保管
  • 立て直し・リフォームの間の荷物一時保管
  • 結婚や出産、親との同居などにより荷物が増えた
  • 子どもの成長や独立に伴い、不用品が増えた
  • 家族の遺品を引き取った
  • 家族や同居人に見せたくないものがあった

全体として、引っ越しや転勤、結婚など、家族構成やライフスタイルの変化をきっかけにトランクルームの利用を始める人が多いことがわかります。

また、独立した子どもの荷物や大掃除で出た不用品など、使わないけれど捨てたくないもの、思い出の品として残しておきたいものなどを保管する人もいるようです。最近はコロナ禍により、外出を控えて家の片付けに精を出す人も多く、整理した荷物を預けるために借りる人も増えています。

トランクルームを使うと、どんなメリットがある?

家の中にあふれる荷物をトランクルームに預けておけば、部屋がすっきり片付いて気持ちよく暮らせますよね。ほかにも、トランクルームを使うことで得られるメリットはいろいろあります。利用する理由別に、そのメリットを見てみましょう。

■使い方別 トランクルームを使うメリット

トランクルームを利用する理由 期間 メリット
引っ越し後、住居が狭くなった 数年 ・同じ家でも広く使うことができる
・都市部では広い家を借りるより、トランクルーム併用の方が安く済む場合がある
・使用頻度の低い行事用品を預けられる、適切な環境で保管できる
・家には置いておきたくないものを保管できる
海外転勤 数年 ・海外転勤の間に大型家具などを預けるのに部屋の賃貸より安い
・海外転勤から帰国時に増えた荷物も預けられる
引っ越し荷物の一時保管 1ヶ月程度 ・引越し先に荷物をすぐ運べないとき、短期間でも荷物を預けられる
家の建て直しやリフォーム時の荷物一時保管 数カ月 ・仮住まいにすべての荷物を運びこまなくて済む
・工事期間に合わせて短期間だけ荷物を預けられる
趣味の収集品が増えた
収集品を大切に保管したい
数年 ・大切なコレクションを捨てずにすむ
・空調や防犯設備のあるトランクルームでは、絵画や骨とう品など大切なものを良好な環境で安全に保管できる
・家族に理解されにくい趣味も気兼ねなく楽しめる
・人に見せづらい品の秘密の収集スペースを持てる
結婚や出産などにより家族が増えた 数年 ・都市部では広い家を借りるより、トランクルーム併用の方が安く済む場合がある
子どもの成長や独立、家族の逝去により増えた荷物を保管したい 数年 ・使わないけれど捨てられないもの、思い出の品などを手放さずに済む
・遺品整理のための一時保管場所に利用できる
仕事の書類や関連品が増えた 数年 ・事務所や仕事場を広く使うことができる
・弁護士や税理士などが、保管義務がある書類を管
理でき、失くしてしまうリスクが減る
・テレワークによって自宅に増えた荷物を預けられる
・商材の保管場所として倉庫のように使える

 

荷物を収納するために広い家を借りるより、トランクルームを利用したほうが低コストで済むというのは、大きなメリットのひとつです。特に都市部は家賃が高く、広いマンションなどに引っ越すよりだいぶ経済的といえるでしょう。

また、空調やセキュリティ設備が充実したトランクルームなら、大切な趣味のコレクションや思い出の品などを安心して預けることができ、保管環境が整っていない家に置くよりも劣化を防ぐことができます。

トランクルームを利用するデメリット

トランクルームの利用には、メリットだけでなくデメリットもあります。契約を結んだあとに「こんなはずじゃなかった」と後悔することのないよう、リスクについてもあらかじめ把握しておきましょう。

・費用がかかる
あたりまえのことですが、初期費用や毎月の使用料などが必要となります。なかには、荷物を取り出すたびに料金がかかったり、解約料や更新料が発生したりする場合もあるので事前の確認が重要です。また、支払いが遅れると荷物が取り出せなくなったり、遅延金を請求されたりすることもあります。

・荷物が劣化する場合がある
施設によってクオリティに差があり、保管環境の整っていないところでは荷物が劣化してしまうことがあります。屋外型トランクルームには換気口はあるものの空調設備がないので、湿気により荷物にカビがはえたり、夏の高温で傷んだり、虫が侵入したりするトラブルもあります。除湿剤を設置する、スノコを敷いて湿気対策を行うなど、自身で対策することも考慮しておきましょう。

・荷物の出し入れが大変
自宅の収納スペースのように、使いたいときにその場でモノを取り出せるわけではないので、急に必要になったときには不便。特に家から遠く離れたトランクルームの場合は、荷物の出し入れに時間と労力がかかります。また、駐車場のないトランクルームもあるので、車で荷物を運搬する際には注意が必要です。

みんなが収納しているものランキングと使い方

トランクルームを利用している人たちは、どんなものを預けているのか気になりますよね。そこで、「加瀬のレンタルボックス」利用者2341人に、何を収納しているか聞いてみました。上位15位のランキング結果が次のグラフです。

トランクルームに収納しているものの棒グラフ

半数以上が「書籍」と回答

複数回答で調査したところ、「書籍」と答えた人が、2,341人のうち1,300人以上いました。続いて、「衣類」「スポーツ用品」「家電」などがランクインしています。そこで、上位10位までの荷物について、それぞれの特徴や預けるメリットを分析してみました。

1位:書籍

最近は電子書籍も普及してきましたが、紙の書籍もまだまだ健在。大切な書籍を保管するなら、一定の温度や湿度が保たれた屋内型トランクルームがおすすめ。害虫などの心配も少ないので、書庫として利用することもできます。

2位:衣類

衣替えの時期にオフシーズンの衣類をまとめて収納すれば、自宅のクローゼットがすっきりと片付きます。着る頻度が少ない礼服などもトランクルームでの保管に最適。

また、着られなくなったけれど愛着がある服、なかなか捨てられない子ども服などを預けておく人もいます。家の近くのトランクルームであれば、頻繁に通ってクローゼット代わりに日常使いも可能です。

3位:スポーツ用品

スキーやスノーボード、ゴルフ、サーフィン、登山、釣りなどの道具が中心。あまり頻繁に使うものではなく、大きくてかさばるうえに、屋外で使用するものなので家の中に持ち込みたくないという人も多いようです。これらは湿気や温度変化の影響を受けにくいので、屋外型トランクルームでの収納にも適しています。

4位:家電

こたつやストーブ、扇風機などの季節家電は、限られた時期にしか使用しないため普段は邪魔になりがち。トランクルームに預けて使う季節だけ取り出すことができれば効率的です。家電のなかには湿気やほこりに弱いデリケートな製品も多いので、保管環境には注意が必要です。

季節家電のイメージ

5位:車・バイク・自転車用品

タイヤやホイール、ヘルメット、整備道具などのほか、自転車の収納も可能。特に自宅に物置がないマンション住まいの人などはトランクルームがあると重宝します。こちらは主に屋外のトランクルームを利用する方が多いようです。

6位:工具・DIY用品・資材

チェーンソーなどの大きな工具も収納できて便利。近年のDIYブームもあり、資材や部品などを保管する人も増えています。こちらも5位と同様、屋外型のトランクルーム利用者が多いです。

7位:音楽・映像・ゲームメディア

CDやDVD、ゲームなどが中心。昔録画したビデオテープやレコードなどのコレクションを収納する人もいます。

8位:スーツケース

収納に困るアイテムの代表格。旅行や出張のときにしか使わないので、家に常時置いておくと収納スペースの無駄になります。

9位:家具

引っ越しや家のリフォーム、海外転勤などの際に家財道具を一時的に預けておく人も。ベッドやソファー、タンスなどを収納できる大型のトランクルームもあります。

10位:アウトドア用品

テントをはじめとするキャンプ道具やレジャー用品など。これらもスポーツ用品と同様、自宅の物置代わりになる収納スペースがあると便利です。

ほかにも、こんなものを収納している人がいます。

  • 布団類
  • PCやプリンターなどの周辺機器
  • アルバム・写真
  • 業務用機器や什器など
  • キッチン用品
  • 映像・音響製品
  • 楽器
  • 季節の行事用品
  • 遺品
  • 着物・和服
  • 絵画や骨とう品などの美術品
  • 子どもの作品
  • 園芸・ガーデニング用品
  • カメラ・時計などの精密機器
  • 育児用品
  • トロフィー・賞状
  • 交際相手との思い出の品
  • 家族に見られたくないもの

アンケート結果を全体的に見ると、普段あまり使わないもの、サイズが大きくて収納に困るものを預ける場合が多いようです。その一方で、大切なものを最適な環境で保管するために設備の整ったトランクルームを利用する人も少なくないことがわかります。

トランクルームの種類や選び方

トランクルームの種類や料金など、基本的なことをあらためて整理してみましょう。自分に合ったトランクルーム選びのポイントもお教えします。

トランクルームのイメージ

どんな種類がある?

トランクルームには、大きく分けて屋内型・屋外型があります。最近では宅配型の収納サービスもトランクルームと呼ばれることがあります。それぞれにメリットやデメリットがあるので、収納する荷物や目的に合わせて選ぶとよいでしょう。

屋内型

空調やセキュリティ設備が整っているところが多く、湿気や高温に弱いデリケートな荷物の収納におすすめ。屋外型に比べてやや料金は高め。

屋外型

屋外にコンテナを設置したタイプが多く、郊外のロードサイドなどに多くみられます。空調設備がないのでデリケートな荷物の保管には不向き。

宅配型

宅配業者に集荷してもらって倉庫に預けるシステム。段ボール1箱から気軽に利用できますが、荷物をすぐに取り出せないなどのデメリットも。

このほか、バイク専用の収納スペース「バイクボックス」、商品在庫や資材などの保管に便利な「大型倉庫」などがあります。

広さはどれくらい?

トランクルームの広さのイメージ

トランクルームの広さは「帖(畳)」で表されるのが一般的。1帖未満から8帖以上まで幅広いサイズがあり、高さは2m前後が多いようです。どのサイズを選んだらよいかわからないときは、自分の荷物の総量を把握して、積み重ねたときにどれくらいになるかイメージしてみましょう。大きな家具などがある場合は、その大きさを基準にして考えるのもひとつの方法です。

料金形態や相場は?

トランクルームを借りるとき、費用はどれくらいかかるのでしょう?運営会社によって料金形態はさまざまですが、たいていの場合は月額使用料のほかに初期費用が必要です。

初期費用は、初月の日割り+翌月分使用料のほか、会社によっては事務手数料や保証金、鍵代などがかかることも。月額使用料には共益費や管理費などが加算されることもあります。相場は施設のタイプや立地により異なりますが、屋内型トランクルーム1帖で月額5500円程度~。お得なキャンペーンを活用すれば大幅に安くなることもあります。

短期利用はできる?

運営会社によってトランクルームの最低利用期間が決められており、短いところでは1ヶ月から利用可能。なかには、数ヶ月の最低利用期間を設定しているところもあるので、契約する前に確認を忘れずに。なお、短期間だけ利用するなら初期費用が安いところ、長期間借りるなら初期費用が高めでも月額使用料が安いほうがお得です。

トランクルーム選びの基準は?

トランクルームのイメージ

トランクルーム選びはよく検討して(写真提供:Karolis Kavolelis / Shutterstock.com)

主な決め手となるのは「場所」。自宅の近くに借りる人が最も多く、必要なときにすぐ荷物を出し入れできるので便利です。このほか、通勤途中や職場の近くなど、毎日通う場所のそばに借りる人も。車を使うなら、必ずしも家の近くにこだわらず、料金の安い郊外の施設を選ぶのもよいでしょう。

ほかにも、

  • 荷物に適した保管環境かどうか
  • サービスが料金に見合っているか
  • 荷物の運搬や出し入れに支障はないか

など、トランクルーム選びのポイントはさまざま。自分にとって何が最も重要か、絶対にはずせない条件は何かなど、優先順位をつけながら希望に合ったトランクルームを探しましょう。

トランクルームとは?サイズの選び方から種類まで徹底解説

トランクルームを利用するまでの流れ

利用したいトランクルームが決まったら、どのような手続きをすればよいのでしょう?細かい手順は運営会社によって異なりますが、申し込みから契約、利用開始まで、おおよそ以下のような流れになります。

申し込みから契約までの流れ

  1. 借りるトランクルームを決める
  2. 申し込む(インターネットや電話、郵便など)
  3. 必要書類や資料などが届く
  4. 申込書に必要事項を記入し、本人確認書類などと一緒に返送する
  5. 会社によって審査が行われる
  6. 初期費用を支払う
  7. 鍵が送られてくる

インターネットで申し込みもOK

最近はインターネットだけで手続きが完結する会社も増えており、書類の記入や郵送の手間などが省けて便利。WEBを使ってトランクルーム内の見学ができるところもあり、店舗に出向かなくても施設の環境や広さなどを確認できます。また、ネット申し込み限定の割引プランなども用意されているので、うまく利用すれば費用の節約になります。

即日利用は可能?

申し込みから利用開始までの期間は運営会社によりさまざまで、手続き方法によっても大きく異なります。例えばネット申し込みなら即日利用OKのところもありますが、郵送などでの手続きにはやや時間がかかり、1週間~10日ほどを要することもあります。

トランクルームを活用する収納のヒント

棚を使って収納するイメージ

棚を使えば収納力もアップ(写真提供:PIXTA)

・スペースを効率よく使う
スチールラックや突っ張り棒などを使って収納すれば、上部の空いた空間も利用できて効率的。軽いものはフックに掛けるなど、アイデア次第でスペースを有効活用できます。

・必要なものを取り出しやすく
めったに使わないものは奥に、頻繁に出し入れするものは手前に置くのが収納の鉄則。キャスター付きのラックがあれば、手軽に移動できて便利です。あまり詰め込みすぎず、通路となる空間の確保も忘れずに。

・箱の中身がわかるよう工夫
段ボールなどは中身が見えないので、あとで何が入っているかわからなくなりがちです。収納するときにラベルをつけたり、写真を撮ったりしておけば、目的のものをすぐに見つけ出せます。

トランクルームの収納力アップ! 8つのスペース活用のコツをプロに聞く

トランクルームを利用するときの注意点

・交通の便は大丈夫?
電車やバスなどの公共交通機関を使ってアクセスするなら、最寄り駅からトランクルームまでの距離や移動時間を要チェック。手ぶらであれば無理なく歩ける距離でも、荷物があると予想以上に大変です。

・駐車場はある?
車で荷物を運ぶなら、敷地内に駐車できるかどうかを確認しておくこと。都市部のトランクルームには駐車場がない場合が多いので、近くのコインパーキングを探しておきましょう。

車で荷物を運び込むイメージ

車なら荷物の運び込みもラクチン(写真提供:PIXTA)

・エレベーターはある?
屋内型トランクルームの場合、エレベーターの有無は重要ポイント。なかには完備されていないところもありますが、その代わり費用が安く設定されていることが多いようです。

・コンテナ2階の搬入方法は?
コンテナタイプの2階を借りた場合、移動式階段を使って荷物を出し入れすることになります。家具などの大きな荷物を運ぶときや一人で作業をしなければならないときは負担が大きくなります。

トランクルームの利用で生活の可能性を広げる

自宅の収納スペースの延長として使えるのはもちろん、引っ越しや海外転勤などの際にも活躍するトランクルーム。衣類など身の回りのものから仕事道具、大きな家具まで幅広い荷物を預けることができ、使い方次第で可能性が広がります。24時間いつでも出し入れできる自由度の高さも人気を集める理由といえるでしょう。


《調査概要》
収納に関する調査
・調査手法:インターネット定量調査
・調査期間:2019年12月3日~12月13日、2020年5月11日~5月17日
・回収サンプル数:2,619
※円グラフ内の割合は、小数点以下第1位を四捨五入しているため、合計が100%にならないことがあります。

投稿者プロフィール

安武 亜希
安武 亜希
株式会社加瀬倉庫 IT戦略推進部所属。
WEBを活用した集客施策を担当しています。
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