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公開日2025.10.07
最終更新日2025.10.07

制服の上手な収納術|毎日の片付けから長期保管の場所選びまで

.制服の上手な収納術

毎日着る制服は、清潔さと使いやすさを意識した収納と日々の手入れが欠かせません。取り出しにくい場所に収納すると、忙しい朝に慌てたり、帰宅後に脱ぎっぱなしにしたりしがちです。

型崩れやシワを防ぎながら、制服を着る子供自身でも管理できる工夫を取り入れることで、毎日の準備や片付けがスムーズになります。

日常での制服収納のポイント

制服は、毎日着用するものだからこそ、清潔かつ整った状態で保管したいものです。まずは、制服をきれいに保つために、日常生活を送る上での収納のポイントを紹介します。

取り出しやすさを重視

忙しい朝でもサッと制服に着替えて通学・通勤できるように、取り出しやすさを意識して収納することが大切です。特に、子どもがまだ小さい場合や面倒くさがりな性格の場合、制服をしまわず、脱ぎっぱなしのまま放置してしまうことも多いでしょう。

制服にシワがつくのを防ぎながら、すぐに取り出せるように、ハンガーなどを活用してサッと取り出しやすい収納を心がけましょう。

帰宅後すぐ掛けられる収納

朝の着替えだけでなく、帰宅後に制服をすぐに掛けられることも大切です。玄関やリビングといった帰宅後の動線を考えて、すぐ掛けられる制服専用のハンガーを用意しましょう。制服を掛ける位置が決まっていると、片付ける習慣がつきやすくなります。

制服をソファやベッドに放置することがないように、帰宅後すぐに掛けやすい位置に収納を設けるのがポイントです。

型崩れ防止ハンガーの活用

制服は洗濯用の細いハンガーではなく、型崩れ防止専用のハンガーを使うのがおすすめです。洗濯用のハンガーはジャケットの重みを支え切れず、型崩れの原因となってしまうからです。

ブラウスやワイシャツなどは、洗濯用のハンガーでも問題ありません。一方、ジャケットやスカート、スラックスについては型崩れ防止ハンガーを使用してください。

また、毎日着用している制服はたくさん汗を吸収しているので、ハンガーにかける際は上下を分けるのがおすすめです。制服の質をよい状態に保つためには、日々の小さなケアが欠かせません。

制服と小物をまとめて収納

通学に必要なグッズを制服と一緒にまとめて収納するのもポイントです。

通学カバンや靴下、ネクタイなどの小物も1箇所に収納することで、朝の準備時間を短縮できるのはもちろん、帰宅後の片付けも習慣化しやすくなります。

どこに何を片付けたかわかりやすくするためにも、制服と学校に持参する小物などはまとめて保管しましょう。

日常での制服収納におすすめの場所

子ども部屋にあるクローゼット

制服の収納場所を工夫することで、毎朝の準備を楽にすることができます。忙しい朝だからこそ、親も子どもも気持ちよく準備したいものです。

家の中で特におすすめの収納場所を紹介します。

玄関近くのクローゼット

制服収納におすすめの場所は、玄関付近にあるクローゼットです。通学時と帰宅時に必ず玄関を通るため、朝の準備だけでなく、帰宅後の片付けも楽になります。

制服だけでなく、外出用コートや通学カバンといった学校で必要な小物も一緒にしまうとよいでしょう。学校へ持っていく物も確認しやすくなります。

ファミリークローゼット

ファミリークローゼットで、制服と私服を一緒に収納するのもおすすめです。家族全員分の服をまとめて収納できるので、洗濯後にひとりずつ洗濯物を分ける必要もありません。

衣服の収納場所が家族共通で決まっているので、日々のルーティーンも習慣化しやすくなるでしょう。

自室(子ども部屋・寝室)

子どもがある程度大きくなり自分で制服を片付けられる場合は、子ども部屋や寝室で制服を収納するのもおすすめです。

子ども自身の専用スペースにて、学用品や私物と一緒に管理します。子どもが自分自身で私物を管理するため、忘れ物防止にも効果的といえるでしょう。

ただし、玄関やファミリークローゼットと比べると親の目が届きにくいため、注意が必要です。あらかじめ収納場所を子どもと確認するなど、子どもが自分のものを管理しやすいよう工夫が必要です。

子どもの成長や個性に合わせて、制服や私物を整理整頓できるよう手助けしましょう。

ハンガーラック・ポールハンガーの活用

収納場所が限られている場合は、ハンガーラックやポールハンガーに制服をかけるのもおすすめです。クローゼットがない場合でも設置しやすく、移動もしやすいのが特徴です。

模様替えや動線変更にも柔軟に対応できるので、クローゼットの容量が小さい場合に試してみてください。

長期保管での制服収納のポイント

きれいに畳んである学生の制服

制服を清潔かつ型崩れせずに保管するためには、長期保管の仕方も大切です。

衣替えや夏休み・冬休みなどの長期期間に制服を収納するときのポイントも紹介します。

衣替え前には必ずクリーニングを

衣替えに伴って制服を長期間保管する際は、必ずクリーニングに出しましょう。制服が汚れたまま長期間保管すると、生地に大きなダメージを与えてしまうからです。

毎日着用している制服には汗や皮脂、埃などがたくさん付着しており、不衛生なままだとカビや虫食いを引き起こす原因となります。夏服・冬服にかかわらず、衣替えの前には必ずクリーニングで手入れしてください。

温度・湿度管理で制服を守る

制服にカビが生えないように、高温多湿ではない場所に制服を収納しましょう。温度や湿度ができる限り一定で、通気性のよい場所に保管するのがおすすめです。

衣類保管の際によく利用されがちなプラスチック製の収納BOXは、通気性があまりよくないので避けた方がよいでしょう。

制服はクローゼットのような高温多湿にならない、かつ直射日光の当たらない場所で、保管用カバーをかけてしまってください。また、定期的に扉を開けて風通しをよくすることも重要です。

防虫・防カビ対策を徹底

制服は温度と湿気対策だけでなく、防虫・防カビ対策も欠かせません。防虫剤を使用すると、虫食いを防ぐことができます。

商品によっては最大半年ほど効果が続くといわれているため、定期的に交換しましょう。ちなみに防虫剤は大きく分けると以下の4種類に分けられます。

  • しょうのう系
  • ピレスロイド系
  • ナフタリン系
  • パラジクロルベンゼン系

中でも、ピレスロイド系はほぼ匂いがないため、制服に防虫剤特有の匂いが移りにくいのが特徴です。防虫剤の中には、他の製品と併用できないものもあるので、必ず商品の注意書きを確認してください。

また、防カビ対策として除湿剤を入れておくと、湿気の高い環境を防ぐのに効果的です。

定期的にチェックをする

制服が傷んでいないか、定期的に状態を確認することも大切です。クローゼットの中は湿気やホコリがこもりやすく、カビや臭いの原因になることがあります。

風通しも兼ねて時々は、収納場所の扉と部屋の窓を開けて換気しましょう。あわせてチェックの際には、虫食いやシワ・型崩れがないか、生地の状態も確認するようにしましょう。

制服の長期保管におすすめの場所

制服を収納するイメージ

最後に、制服の長期保管に適している場所を紹介します。毎日の生活に邪魔にならず、かつ、よい状態で制服を保管できるように工夫することが大切です。

クローゼットの上段・奥で制服を保管

クローゼットの上段や奥のスペースは、制服を長期間保管しておくのに適した場所です。日常生活であまり使わないスペースなので、邪魔になる可能性も少ないでしょう。

制服を保管する際は、必ず保管用カバーをした上でハンガーにかけてください。クローゼット内のポールにかけられるフックタイプの防虫剤を使うと、奥にしまっていても効果的に防虫対策ができます。

衣装ケース・専用ボックスで型崩れ防止

衣装ケースや衣類専用のボックスに収納するのもおすすめです。ハンガー付きの収納ケースなら、型崩れを防ぎながら制服を長期保管できます。

制服をはじめ、衣類を長期保管する際には湿気・虫対策が大きな課題となるため、ケースを選ぶ際は通気性のいいものを選びましょう。

押し入れに制服をしまう場合

十分な収納スペースが押し入れにしかない場合は、制服の保管にあたって少し工夫が必要です。押入れに制服をしまう場合は、除湿シートやすのこで湿気対策をした上で収納してください。

クローゼットと比較すると、押し入れは湿気が溜まりやすい場所だからです。除湿対策はもちろん、定期的に押し入れを開けて湿気を逃がすようにします。

なお、押し入れの上段は下段よりも湿気が少ないため、制服を押し入れにしまう場合は上段を使用するとよいでしょう。

空調付きトランクルームで制服を外部保管

自宅の収納が足りないときや、サイズアウトした制服を下の子や友人に譲るまで保管しておきたいといった場合は、屋内型トランクルームの利用がおすすめです。

温度や湿度が一定に保たれているところも多く、カビや虫食い、黄ばみといった衣類特有のトラブルを防いでくれます。さらに、シーズンオフの洋服も一緒に預ければ、家のクローゼットがスッキリ片付きます。

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制服を長く快適に着るために

制服は毎日着るものだからこそ、収納の仕方が快適さと長持ちに直結します。

動線に合った場所にさっと掛けられる工夫をすれば、毎日のストレスが減り、清潔感もキープできます。さらに、季節の変わり目にはクリーニングや湿度管理、防虫対策を忘れずに行うことで、大切な制服を次のシーズンまで安心して守れます。

今日からできる収納の工夫で、制服をもっと快適に使える環境を整えてみましょう。

yasutake
監修・投稿者プロフィール安武 亜希

株式会社加瀬倉庫 IT戦略推進部所属。
【資格】
整理収納アドバイザー1級
WEBを活用した集客施策を担当しています。
トランクルームに興味をもっていただけるよう、みなさまに役に立つ情報を発信していきます!

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