TOPchevron_rightブログ記事一覧chevron_right収納・保管chevron_rightペット用品の収納術|散らかり防止の簡単テクニック
公開日2025.10.28
最終更新日2025.10.20

ペット用品の収納術|散らかり防止の簡単テクニック

ペット用品の収納術

ペットと暮らす中で欠かせないフードやおもちゃ、トイレ用品が増えると、部屋が散らかって見えがちです。

また、必要なときに道具がサッと取り出せないと、飼い主にとってもストレスになります。そんな悩みを解消できるようにペット用品の収納アイデア、使いやすく整理するポイントなどを紹介します。

ペット用品の収納術

ペットとの暮らしは楽しい反面、フードやおもちゃ、トイレ用品などで部屋が散らかりやすいものです。快適に過ごすためには、これらのアイテムを使いやすく、すっきりと収納する工夫が欠かせません。

ペットフード・おやつ

ペットフードやおやつは、ペットが食事をする場所の近くにまとめて保管しましょう。
キッチンやダイニングの一角など、取り出しやすい位置に置いておくと、食事のたびに移動する手間が省けて時短にもなります。

大袋のフードは、開封後そのままにせず、密閉できるフードストッカーやフードバッグに移して保存します。こうすることで、酸化によるニオイや風味の劣化を防ぎ、虫やペットのいたずら防止にもつながります。

また、個包装のおやつも安心できる場所に保管しましょう。ペットが届かない扉付きの棚や引き出しにまとめておくと、部屋が散らかりにくく見た目もすっきりします。

さらに、未開封のフードやおやつをストックしておく場合は、湿気と高温を避けられる場所(廊下の収納やパントリーなど)がおすすめです。開封前でも温度や湿度の変化で劣化することがあるため、定期的に賞味期限をチェックしましょう。

トイレ用品

毎日使うトイレ用品は、ペットトイレの近くにまとめて収納しておくと便利です。
ペットシーツやウェットシート、ゴミ袋、消臭スプレーなどは、フタ付きの容器に入れておくとニオイが漏れにくく、見た目もすっきりします。
掃除したいときにすぐ取り出せる位置に置いておくと、毎日のケアも楽になります。

ただし、トイレ用品をそのまま置いておくのは危険です。ペットが誤って食べたり舐めたりするおそれがあるため、必ずフタ付きのボックスや扉付きの棚など、手が届かない場所で保管しましょう。

また、猫砂やシーツのストックなどかさばるアイテムは、別の収納スペースを用意すると管理がしやすくなります。犬や猫を複数飼っている場合は、キャスター付きのワゴンを使うのもおすすめです。トイレ以外の場所で粗相をしてしまったときも、ワゴンごと移動できてすぐに対応できます。

掃除用品

ペットが粗相したときにすぐ対応できるよう、掃除用品は手に取りやすい場所にまとめておきましょう。ただし、使いやすさだけでなく、見た目をスッキリ保つ工夫も大切です。

たとえば、次のような収納方法がおすすめです。

  • キャスター付きワゴンに収納する
     ペットシーツや除菌スプレー、雑巾などをひとまとめにできるので、必要なときにサッと移動して使えます。
     トイレ用品と一緒に管理すれば、掃除の動線も短くなります。
  • シンク下や洗面台下のスペースを活用する
     デッドスペースになりがちな場所を掃除用品置き場にすることで、部屋にものを出さずにスッキリ見せられます。
     扉があるため、ペットが誤ってスプレーなどを舐めてしまう心配もありません。

また、どの収納場所でもフタ付きのボックスや密閉容器を使うと、ニオイ漏れを防ぎ、誤飲防止にも役立ちます。掃除用品は「すぐ取り出せる場所」にありながら、ペットの安全を守る工夫を意識しましょう。

おもちゃ・小物

ペットのおもちゃや小物は、ボックスやバスケットにまとめておくと出し入れがしやすく、部屋もスッキリ見えます。おもちゃが床に散らかったままだと、思わぬケガや破損の原因にもなるため、遊んだあとは定位置に戻す習慣をつけましょう。

収納するときは、ペットが自分で取れるおもちゃと、飼い主が管理するおもちゃを分けておくのがおすすめです。
たとえば、ぬいぐるみやボールなど自分で遊べるものはフタのないバスケットに、猫じゃらしや誤飲の恐れがある小物はフタ付きボックスや引き出しの中へ。このように使い方で収納を分けると、遊びやすさと安全性の両方を保てます。

おもちゃの種類が多い場合は、素材や用途ごとにざっくり分けるのがポイントです。布製・プラスチック製・音が鳴るものなどに分類しておくと、見た目も整い、使いたいときにすぐ見つけられます。

お散歩グッズ

お散歩グッズは、玄関まわりにまとめて収納しておくと、出かける前の準備がスムーズになります。ハーネスやリード、お散歩バッグなど、外出時に使うアイテムは玄関の定位置を決めておきましょう。

収納場所が限られている場合は、クローゼットや下駄箱の空きスペースを活用するのがおすすめです。玄関ドアに磁石式のフックや壁掛けラックを取り付けて掛けるだけでも、見た目がすっきりして使いやすくなります。

また、お散歩から帰ってきたときにすぐ使えるよう、タオルやウェットティッシュも玄関近くに常備しておくと便利です。ペットの足を拭いたり、リードの汚れを落としたりできるので、清潔な状態を保ちやすくなります。

ペット用品を収納するときのポイント

猫の世話に必要な道具やペット用のおもちゃ

ペット用品は種類も多く散らかりやすいため、使いやすさと安全性を考えた収納が大切です。アイテムの置き場所を決めておくと、飼い主も迷わずに管理でき、使い忘れや買いすぎ防止にもつながります。

よく使うものは手が届きやすい位置にする

ペット用品は、使う場所や頻度に合わせて収納場所を分けるのがポイントです。

すべてを1か所にまとめてしまうと取り出すたびに手間がかかるため、手の届きやすい場所に必要なものを置くようにしましょう。

たとえば、以下のように行動動線に合わせて収納場所を決めると、出し入れがスムーズになります。

  • ペットフードはキッチンやダイニングの近く
  • トイレ用具はペットトイレのそば
  • お散歩グッズは玄関

一方で、すぐ使わないストック用のフードやトイレシーツなどは、別の収納スペースにまとめておくと管理しやすくなります。

保管場所が複数ある場合は、ラベルを貼ったり、メモを残したりしておくと探す手間を防げます。毎日の流れの中で「使う→戻す」が自然にできるように配置を工夫すれば、ペットとの暮らしがぐっと快適になります。

ペットの動きを邪魔しない配置にする

ペットが安心して動き回れるように、通り道やお気に入りの場所には収納アイテムを置かないようにしましょう。
ペットがよく通る場所に収納ボックスや棚を置くと、ぶつかって倒れたり、物が落ちてしまう危険があります。

特に、キャットタワーの近くやケージの出入口付近などは、ペットが勢いよく動くこともあるため注意が必要です。

収納アイテムは、壁際や動線の外側など、ペットの動きを妨げない位置に配置すると安全です。

薬やシャンプーはペットが届かない場所に置く

薬やシャンプーなどのケア用品は、ペットの手が届かない場所に収納しましょう。これらは誤って口にしてしまうと、体調を崩したり、思わぬ事故につながるおそれがあります。

安心して保管するためには、引き出しの中やフタ付きのボックス、壁面収納や高めの棚など、ペットが自分で触れない場所を選ぶのがポイントです。

特に好奇心旺盛なペットの場合は、ロック付き収納や扉付きキャビネットを活用するとより安全です。

収納場所を固定する

ペット用品の収納場所は固定しておくのがおすすめです。家族や同居している人が「どこに何があるのか」を把握できると、誰でもすぐに必要なものを取り出せて便利です。

収納場所が決まっていないと、使いたいときに探し回ったり、出したまま置きっぱなしになったりして、部屋が散らかる原因にもなります。

フード、トイレ用品、おもちゃなど、カテゴリーごとに置き場所を決めてラベルを貼ると分かりやすく、家族全員で共有しやすくなります。収納のルールを決めておくだけで、日々の片付けがぐっとスムーズになります。

ペット用品を収納するグッズの選び方

ペット用のおもちゃで遊んでいる柴犬

ペット用品をすっきり収納するには、使いやすくて安全な収納グッズ選びも大切です。見た目のデザインだけでなく、素材の安全性やお手入れのしやすさなど、チェックしたいポイントはいくつかあります。

ペットの安全性

収納グッズを選ぶときは、ペットの安全性を最優先に考えましょう。特に好奇心が強い子や、噛んだり舐めたりする癖のある子の場合、素材選びが健康を守るカギになります。

たとえば、ペットがグッズを舐めても安心なのは、次のような素材です。

  • ステンレス製
    丈夫でサビにくく、におい移りしにくいのが特徴。
    水回りの収納やフード入れにもおすすめです。ただし、金属アレルギーを持つペットには使用を避けましょう。
  • BPAフリーのプラスチック製
    軽くて扱いやすく、密閉性の高い容器が多いため、フードやおやつの保存に便利です。
    購入時は「BPAフリー(有害化学物質を含まない)」の表記を必ず確認しましょう。
  • 木製や布製のグッズ
    塗装やコーティングに使われている成分にも注意が必要です。
    ペットがかじっても害のない、天然塗料仕上げや無垢素材のものを選ぶと安心です。

収納グッズは見た目や価格だけで選ばず、「ペットが口にしても大丈夫か」「角や金具で怪我をしないか」など、安全面からもチェックしてみてください。

掃除のしやすさ

毎日使うペット用品の収納グッズは、掃除のしやすさにもこだわりましょう。ペットの抜け毛やフードのカス、砂やホコリなどが溜まりやすいため、汚れをすぐ落とせる構造・素材を選ぶことが大切です。

たとえば、次のようなポイントを意識すると、清潔を保ちやすくなります。

  • 表面がツルッとした素材を選ぶ
     布製よりも、プラスチックやステンレスなど汚れを拭き取りやすい素材がおすすめ。
     特にペットの毛が付着しにくいツヤありタイプは、掃除の回数を減らせます。
  • 角や溝の少ないデザインにする
     角や隙間が多い収納グッズは、ホコリや毛が溜まりやすく掃除が大変です。
     できるだけ丸みのある形状や取り外しできるパーツ構造を選びましょう。
  • 丸洗いできるタイプを選ぶ
     水洗いできるボックスやケースなら、ニオイや菌の繁殖を防ぎ、いつでも清潔を保てます。
     特にトイレ用品やフードまわりの収納には、丸洗い可能な素材が最適です。

収納グッズを選ぶときは、デザインやサイズだけでなく、「掃除しやすいか」を最後にチェックすることが、長く快適に使うためのポイントです。

耐久性の高さ

ペット用品を収納するグッズを選ぶときは、耐久性の高さにも注目しましょう。毎日使うものだからこそ、すぐに壊れてしまうとケガや誤飲などのリスクにもつながります。

特に、フタ付きのボックスや引き出しタイプの収納は、耐久性のある素材を選ぶことが大切です。

また、ペットがぶつかったり、高いところから落としたりしても壊れにくい構造であることもポイントです。角がしっかり補強されているタイプや、厚みのある素材・滑り止め付きの設計を選ぶと安心です。

耐久性の高い収納グッズを選んでおけば、安全性が保たれるだけでなく、買い替えの手間やコストも減らせるというメリットもあります。ペットと長く快適に暮らすために、見た目だけでなく「丈夫さ」にも目を向けてみてください。

スッキリ収納でペットとの暮らしをもっと快適に

ペットとの快適な暮らしを叶えるためには、フードやトイレ用品、おもちゃなどの日常アイテムを使う場所ごとに整理し、取り出しやすく収納する工夫が欠かせません。

カテゴリーごとに分けたり、動線を意識して配置したりするだけで、部屋の印象は驚くほどスッキリします。
さらに収納場所を固定して、家族みんなが自然に片付けられ、散らかりにくい環境をキープできるようにしましょう。

もし家の収納スペースが足りない場合は、トランクルームなどの外部収納を活用するのも一つの方法です。自分のライフスタイルに合った収納方法を見つけて、ペットとの毎日をより心地よく過ごしましょう。

トランクルームなら「加瀬のレンタルボックス」

yasutake
監修・投稿者プロフィール安武 亜希

株式会社加瀬倉庫 IT戦略推進部所属。
【資格】
整理収納アドバイザー1級
WEBを活用した集客施策を担当しています。
トランクルームに興味をもっていただけるよう、みなさまに役に立つ情報を発信していきます!

関連コンテンツ