
推し活をしているとペンライトやうちわ、ブロマイド、ぬいぐるみなどのグッズがどんどん増えていきます。大切なグッズだからこそ、きれいに収納して眺めたり、いつでも取り出して使えるようにしたいものです。
でも、ただ置いておくだけでは、日焼けやホコリなどで劣化してしまうことも。この記事では、推しグッズを美しく保ちながらスッキリ収納できる方法を紹介します。
目次
100円ショップでも買える!推しグッズの収納アイデア
お気に入りの推しグッズが増えるほど、部屋のあちこちに散らばってしまいがちです。そんなときは、100円ショップでも変える収納アイテムを上手に使ってスッキリ整えてみましょう。
ペンライト
ペンライトは形や長さがさまざまなので、「横置き」か「縦置き」かによって収納方法を変えるのがおすすめです。
横置きなら、フタ付きのポリプロピレンケースが便利です。
重ねて収納できるタイプを選べば、ライブ別・メンバー別などに分けて整理することも可能。メーカーによってサイズが違うため、少し大きめのケースを選ぶと出し入れしやすくなります。
縦置き収納の場合は、仕切り付きボックスやワイヤーネットで作るスタンドを活用するとスッキリ見えます。
1本ずつ立てて並べることで、ペンライトのカラーやデザインが一目で分かり、コレクションのように飾ることもできます。
ポリプロピレンケースや仕切りボックス、ワイヤーネットはすべて100円ショップで手に入る身近なアイテムです。使う頻度や本数に合わせて、横置き・縦置きどちらが取り出しやすいかを基準に選びましょう。
なお、長期間使用しないときは、乾電池を抜いてから保管しましょう。液漏れを防ぎ、次のライブでも安心して使えます。
うちわ
ライブで使う大きめのうちわは、形を崩さず保管できるように収納方法を工夫しましょう。
おすすめは、クリアファイルや書類用のファイルボックスを使う方法です。うちわ全体がすっぽり入るサイズで、少し深さのあるタイプを選ぶと、倒れにくく立てて収納できます。ファイルボックスに数枚まとめて立てると、取り出しやすく見た目もスッキリします。
また、うちわをクリアファイルやうちわ専用カバーに入れておくと、ホコリや日焼けによる色あせを防げます。100円ショップでも専用カバーが販売されているので、収納と保護の両方に役立ちます。
さらに、複数のうちわを持っている場合は、メンバーごと・公演ごとにラベルを貼って整理すると探す手間がかかりません。
写真(ブロマイド)
推しの写真やブロマイドは、見返すたびに気分が上がる大切なコレクションです。せっかくなら、飾っても保管しても楽しめる収納方法で長くきれいに残したいですよね。
おすすめは、写真専用のバインダー型アルバムやポケット付きリフィルを使う方法です。ライブやイベントごとにページを分けて整理すれば、思い出を時系列で振り返ることもできます。
バインダータイプなら中身の入れ替えも簡単なので、新しい写真が増えても整理しやすいのが魅力です。
また、写真をしっかり守りたい場合は、UVカット仕様のアルバムを活用するのがおすすめです。日光や蛍光灯の光で色あせるのを防ぎ、ブロマイドの発色を長く保てます。
お気に入りの写真は、透明フォトフレームやウォールポケットに入れて「見せる収納」として飾るのも素敵です。
アクリルスタンド
アクリルスタンド(アクスタ)は形や厚みがバラバラなので、まとめやすく、傷つけずに保管できる収納を選ぶのがポイントです。
定番は、4穴または6穴バインダーにクリアポケットを入れて整理する方法です。アクスタを1つずつポケットに入れることで、表情や衣装違いをコレクションアルバムのように並べて楽しめます。イベントごと・キャラクターごとにページを分ければ、見返すたびにテンションが上がる収納になります。
落下や擦れが気になる場合は、ファスナー付きバインダーやフタ付きのポケットリフィルを選ぶと安心です。
特に持ち歩きたい人や、トレーディングイベントに参加する人には便利な収納方法です。
自宅で飾りたい場合は、100円ショップのディスプレイケースや階段型スタンドもおすすめ。透明なケースに並べるだけで、“推し棚”のような見せる収納が完成します。
銀テープ
ライブから持ち帰った銀テープは、そのまま保管するとよじれたり折れてしまったりすることがあります。
100円ショップでは銀テープ専用または代用できるケースが販売されていることもあります。専用ケースを使えば、銀テープを丸めず挟んで収納でき、見せながら保管できるものもあります。もし専用ケースが見つからない場合は、仕切り付きのメイクケースや小物収納ケースも役立ちます。
なお、銀テープを長期間保管する場合は、少しゆるめに丸める・直射日光を避ける・湿気が少ない場所に置くなどの基本ケアも忘れずに取り入れましょう。
ぬいぐるみ
ぬいぐるみはサイズも形もさまざまで、場所を取ってしまいがちなアイテムですが、フタ付きの布製ボックスにまとめて収納するのがおすすめです。
布製ボックスは軽くて持ち運びやすく、押し入れやクローゼットの上段にも収納しやすいのが魅力です。通気性のよい素材を選べば、湿気やカビの発生を防げて衛生的です。
「飾って楽しみたい」ぬいぐるみは、壁掛けハンモックやネットタイプの吊り収納を活用してみましょう。高さを変えて配置すると立体感が出て、ディスプレイ棚のような可愛く収納できます。
ポスター
ポスターは、平らな状態で保管できるポスターファイルに入れて収納するのがおすすめです。丸めたままにしておくと、折れやシワがついてしまうだけでなく、紙が波打って劣化の原因になります。
ポスターファイルなら、取り出してすぐに眺められるうえ、透明シート越しに飾るように見返すこともできます。
ライブごとや作品ごとにページを分けて整理すれば、アルバムのように思い出を振り返ることも可能です。
ポスターファイルはサイズが大きく重くなりがちなので、クローゼットやベッド下の平置き収納がおすすめです。
縦に立ててしまうと曲がるおそれがあるため、平らに寝かせて保管すると安心です。
飾りたいポスターは、フレームに入れて壁掛けにするのもおすすめです。そのまま貼るよりも見た目も良く、インテリアとしてもおしゃれに演出できます。特に、UVカット加工が施されたフレームを選べば、日光や蛍光灯による色あせを防げるため、長期間きれいな状態を保てます。
大切な推しグッズの収納場所

お気に入りの推しグッズを長くきれいな状態で保つためには、どこに収納するかも大切なポイントです。ここでは、自宅の中で推しグッズをきれいに保てるおすすめの収納場所を紹介します。
クローゼット
クローゼットは、長期間推しグッズを保管するのに最適な収納場所のひとつです。直射日光が当たらず、温度や湿度の変化も少ないため、色あせやカビの発生を防ぎやすい環境です。
箱やファイルにまとめたグッズをクリアボックスや収納ケースに入れて棚ごとに整理すると、取り出しやすく見た目もスッキリします。ラベルを貼ってジャンル別(うちわ・アクスタ・写真など)に管理すれば、どこに何があるか一目でわかります。
ただし、クローゼット内は空気がこもりやすいため、ときどき扉を開けて風を通すようにしましょう。湿気を逃すことで、グッズをより長くきれいな状態で保てます。
ベッドの下
ベッドの下は、普段あまり使わない推しグッズを保管するのにぴったりなスペースです。直射日光が当たらず、温度や湿度も安定しているため、グッズの劣化を防ぎながらすっきり収納できます。
収納する際は、フタ付きのボックスを使ってホコリの侵入を防ぎましょう。素材は、布製・プラスチック製・紙製のものがおすすめです。中でも、キャスター付きタイプやキャスター台を組み合わせた収納にすると、重いグッズでもスムーズに出し入れできます。
なお、ベッド下はクローゼットに比べて空気がこもりやすい場所です。ときどきボックスを引き出して風を通したり、乾燥剤を入れて湿気対策をしたりすると、より安心して保管できます。
デスク周りで推し空間をつくる
デスク周りは、推しグッズを飾りながら日常を楽しめるスペースです。仕事や勉強の合間にお気に入りのグッズが目に入ると、自然と気分が上がります。
アクリルスタンドやミニフォト、缶バッジなどは、卓上ラックや小さな棚を使って「見せる収納」にするのがおすすめです。透明のアクリルケースを使えばホコリを防げて、スッキリと清潔に見せられます。
また、デスク上はスペースが限られているため、飾る数を絞る「定員制」収納にするのがポイント。季節ごとやイベントごとにグッズを入れ替えれば、飽きずに楽しめます。
残りのグッズは引き出しや収納ボックスにまとめて保管しておくと、散らかりを防げます。
本棚・カラーボックスを活用する
本棚やカラーボックスは、収納とディスプレイを両立できる万能スペースです。棚の高さや段数を自由に調整できるため、アクリルスタンド・フォトフレーム・ぬいぐるみなど、さまざまなサイズの推しグッズをまとめて飾れます。
たとえば、上段にはアクスタやフォトフレームを並べて「見せる収納」に。中段や下段には、ファイル・アルバム・缶バッジケースなどを立てて整理しておくと取り出しやすく、見た目にも整います。
棚ごとにテーマを決めて、ライブ別・キャラクター別にディスプレイするのも楽しい方法です。
収納場所がないときの推しグッズの保管方法

最後に、家の中に収納場所が足りないときに試せる保管方法を紹介します。収納スペースがなくても、大切な推しグッズを無理に手放す必要はありません。
外部サービスを活用すれば、お気に入りのグッズをきれいなまま保ちながら、すっきり整理することができます。
屋内型トランクルームを利用する
屋内型トランクルームは、建物内にあるレンタル収納スペースで、大切な推しグッズを安心して預けられる環境が整っています。
温度や湿度が一定に保たれている施設を選べば、ポスターや写真、アクリルスタンドなどのグッズが日光や湿気の影響を受けにくく、劣化を防ぎながら長期間きれいな状態を保てます。
自分専用のスペースを借りる形式のため、ジャンルごとに段ボールやボックスを並べて整理したり、ラベルを貼って管理したりと、自由にレイアウトできるのも魅力です。
また、24時間出し入れができる施設も多く、思い立ったときにグッズを取り出して飾り替えたり、撮影したりすることも可能です。
自宅の収納の延長のように使えるため、クローゼットや棚のように定期的にグッズを入れ替えて楽しみたい人におすすめです。
宅配型トランクルームを利用する
宅配型トランクルームは、自宅から段ボールで推しグッズを発送するだけで、専門倉庫で保管してもらえるサービスです。自分でトランクルームへ運ぶ必要がなく、申し込みから預け入れまでをスマホやパソコン上で完結できる手軽さが魅力です。
倉庫は温度・湿度がしっかり管理されているため、紙製品や布製グッズも黄ばみやカビの心配が少なく、安心して預けられます。
また、保管しているグッズを写真付きでデータ管理できるサービスも多く、アプリ上で何を預けているのか一目で確認できます。
近くにトランクルームがない人や、重たい荷物を運ぶのが大変な人、外出せずに管理を任せたい人には、宅配型トランクルームが向いています。
推しグッズを長く大切に楽しむために
推しグッズは、ペンライトやブロマイド、ぬいぐるみなど、アイテムごとに適した方法で収納することで、見た目もスッキリ整い、劣化も防げます。
湿気や温度変化の大きい場所、直射日光が当たる場所を避け、安定した環境で保管することがきれいな状態を保つコツです。もし自宅の収納スペースが限られている場合は、空調管理の整ったトランクルームなど外部サービスを活用するのも良い方法です。
自分のライフスタイルに合った収納アイデアを取り入れて、お気に入りの推しグッズをこれからも長く、大切に楽しんでいきましょう。





