
トランクルームを契約する際に悩むのが、どれくらいの広さのトランクルームであれば自分が保管したい荷物が収まるのか、ということではないでしょうか。広さの目安として「1畳」「2畳」などと表記されていますが、実際のサイズをイメージしにくいものです。
今回はトランクルームの広さや容量について紹介していきます。
すぐにサイズをチェックしたい!という方は「広さの目安」を先にチェックしてみてください。
目次
トランクルームのサイズ表示
トランクルームの広さは「畳(帖)※」で表示されることが多く、0.5畳未満のコンパクトなものから8畳以上の部屋レベルのサイズまで幅広く揃っています。
※以降は「加瀬のレンタルボックス」のサイズ表記にあわせ、「帖」で説明します。
1帖=1.62㎡
1帖は畳1枚分のスペースで平方メートルにすると1.62㎡となります。「加瀬のレンタルボックス」には屋内型と屋外型のトランクルームがあり、同じ帖数の表記でも平米数にすると屋内型と屋外型で多少広さが異なります。
トランクルームの広さの目安
1帖のサイズをふまえて、トランクルームの広さをまとめてみました。各サイズの容量をイメージしやすいように、各スペースに収納できる段ボールの箱数もあわせて記載しました。
屋内型
広さ | 0.5帖 | 1帖 | 2帖 | 3帖 | 4帖 | 6帖 |
床面積 | 0.81㎡ | 1.62㎡ | 3.24㎡ | 4.95㎡ | 6.48㎡ | 9.92㎡ |
高さ | 2.1m | 2.1m | 2.1m | 2.1m | 2.1m | 2.1m |
収納できる段ボール箱数 | 18個 | 36個 | 72個 | 108個 | 144個 | 216個 |
屋外型
広さ | 0.7帖 | 1.6帖 | 2帖 | 2.6帖 | 4帖 | 8帖 |
床面積 | 1.19㎡ | 2.42㎡ | 3.08㎡ | 4.18㎡ | 6.05㎡ | 12.94㎡ |
高さ | 2.25m | 2.25m | 2.25m | 2.25m | 2.25m | 2.25m |
収納できる段ボール箱数 | 20個 | 50個 | 60個 | 80個 | 125個 | 330個 |
※段ボールは縦+横+高さの合計が140cmのサイズの場合
※サイズは加瀬倉庫のレンタルボックス(屋内型・屋外型)の場合
トランクルームの高さとドア(間口)のサイズ
トランクルームを選ぶ際、平米数(帖数)だけでなく「高さ」もチェックしたいポイントです。広さが十分でも、サーフボードやスキー板、背の高い家具など長さのある荷物を収納する場合は、高さが不足していると入らないことがあります。
「加瀬のレンタルボックス」の場合、屋内型トランクルームの高さは2.1m、屋外型トランクルームの高さは2.25m と、一般的な収納物であれば十分な高さを確保しています。
また、見落としがちなのが ドア(間口)のサイズ です。部屋の広さや高さが足りていても、ドアのサイズが小さくて荷物が入らないというケースもあるため、事前の確認が大切です。
屋内型トランクルームのドアサイズは、通常タイプで「幅0.73m × 高さ180m」 が基本となります。
一方、屋外型トランクルーム では、帖数(サイズ)によってドアの大きさが異なります。
(例)
- 2帖サイズ:幅1.15m × 高さ1.8m
- 4帖サイズ:幅2.2m × 高さ1.8m
- 8帖サイズ:幅2.3m × 高さ2.25m
これらのサイズはあくまで一例となりますので、実際にご利用を検討される際は、収納したい荷物がスムーズに出し入れできるか、 事前にサイズをよく確認 することをおすすめします。
各サイズに適した収納物
トランクルームの広さを身近なものに置き換えることで、どのようなものが収納できるかイメージしやすくなります。
0.5帖未満のトランクルーム

屋内型トランクルームには0.5帖未満の小さなサイズや、ロッカータイプもあります。書籍や書類、アルバム・CD・思い出の品など、頻繁には使用しないけれど処分することができない、といった小物類の保管に適しています。
0.5帖~0.8帖のトランクルーム

0.5帖~0.8帖サイズは、一般的なワンルームに備え付けられているクローゼット程度の広さです。シングルベッド半分ほどの面積や押し入れ1段分ともいわれ、決して広くはありませんが、工夫次第で意外とたくさん収納できます。
使用頻度の低いスーツケースや季節家電、キャンプ用品、さらにはスノーボードやスキー板といった長さのある荷物もしっかり収まります。
自宅の収納スペースが足りない1人暮らしの方や、荷物が増えがちな2~3人家族で「子ども用品」や「季節限定の荷物」を一時的にしまっておきたい方におすすめです。
1帖のトランクルーム

1帖サイズは、おおよそ一戸建てのトイレと同じくらいの広さで、シングルベッド1台分ほどの面積に相当します。
大型の家具や家電を除けば、1人暮らしの家具一式が収まるくらいの収納力があります。例えば、衣装ケースや段ボール箱、季節ごとの衣類や寝具、スポーツ用品などをまとめて収納可能です。
自宅のクローゼット代わりとして、オフシーズンの衣類や布団を整理したり、ゴルフバッグやキャンプ用品、アウトドアグッズなど、かさばりがちな趣味の道具をスッキリ保管したい方におすすめです。
2帖~3帖のトランクルーム

2帖サイズは、おおよそクイーンサイズのベッド1台分、3帖サイズはセミダブルベッド2台分ほどの広さがあり、十分な収納スペースが確保できます。
このサイズになると、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電はもちろん、自転車やバイクなども収納可能です。ご家庭では、ファミリー向けの物置として、季節用品やレジャー用品、不要になった家具・家電の一時保管に適しています。
また、オフィスや店舗で置き場所に困る書類や在庫商品の保管場所としても活用しやすく、ビジネス利用にもおすすめのサイズです。
4帖のトランクルーム

4帖サイズは、目安として2tトラック1台分ほどの容量があります。
このサイズであれば、複数台のバイクや脚立・工具などの大型の仕事道具、さらには2~3人家族の家具一式をまとめて収納することが可能です。
引越しやリフォーム時の一時的な荷物置き場としてはもちろん、法人のお客様のオフィス用品や商品在庫の保管場所としてもご利用いただけます。「大きめの物置代わり」を探している方には、ゆとりのあるサイズ感です。
8帖のトランクルーム

このサイズは、コンテナタイプの屋外型トランクルームで最大サイズとなり、20フィートコンテナ1台分の広さがあります。また、屋内型トランクルームでも、物件によっては8帖以上の広さを取り扱っている場合があります。
これだけの広さがあれば、3~4人家族の家具や家電一式はもちろん、大型の工具・資材・仕事道具をまとめて収納することができます。さらに、店舗やネットショップの在庫商品、イベント用品など、かさばる荷物も余裕をもって保管できます。
「とにかく広さ重視でたっぷり収納したい」という方や、法人・事業用途でまとまった荷物を長期保管したい場合に特におすすめのサイズです。
トランクルームのタイプも確認しよう
ここまでトランクルームのサイズについてご紹介してきましたが、トランクルーム選びでは「サイズ」だけでなく「タイプ」も重要なポイントです。収納する荷物の種類や利用目的に合わせて、最適なタイプを選びましょう。
トランクルームのタイプ
トランクルームには大きく分けて屋内型と屋外型の2種類があります。それぞれに特徴やメリット・デメリットがあるため、単純に広さだけで選ぶのではなく、収納する荷物の性質や使い方に合わせて選ぶことが大切です。
屋内型
建物の中に設置されたタイプで、空調設備やセキュリティ設備が整っていることが多いのが特徴です。温度や湿度の管理がされているため、書類・衣類・電化製品・本など、湿気や高温に弱いデリケートな荷物の保管に向いています。
屋外型
コンテナタイプの収納庫が屋外に設置されているタイプです。空調設備はありませんが、車をコンテナの扉前まで乗り入れられるため、大きな荷物や重たい荷物の出し入れがしやすいのがメリットです。
季節用品、アウトドアグッズ、工具、バイク、自転車など、頻繁に出し入れする荷物や、湿度・温度変化の影響をあまり受けない荷物の収納に適しています。
参考:トランクルームとは?サイズの選び方から種類まで徹底解説
自分に最適なトランクルームを選びましょう
トランクルームを選ぶ際、まず気になるのは保管したい荷物がきちんと収まる広さがあるかという点ではないでしょうか。しかし、広さだけでなくタイプ(屋内型・屋外型)や立地、料金など、総合的に比較して選ぶことが大切です。
「加瀬のレンタルボックス」では、「広さ」「エリア」「利用料金」などの条件から、自分にぴったりのトランクルームを簡単に検索することができます。ぜひ、ご自身の荷物や用途に合った最適なトランクルームを見つけて、便利にご活用ください。