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公開日2025.08.12
最終更新日2025.08.12

来客用布団どうしてる?持たない選択or収納の工夫でスッキリ解決!

来客用布団どうしてる?

急な来客や家族が泊まることになったときのために、来客用布団を用意しているご家庭は多いのではないでしょうか。

とはいえ、普段は使わないのに収納スペースを圧迫してしまい、持っている必要があるのか迷ってしまう方も少なくありません。

そこで、この記事では、来客用布団をスッキリ収納するための便利グッズや、省スペースで保管する工夫をご紹介します。住まいに合った方法を知っておけば、急な宿泊予定が入っても慌てずに対応できますよ。

そもそも来客用布団って必要?持たないという選択肢も

来客用布団は必ずしも自宅に常備する必要はありません。特に、収納スペースが限られているご家庭や、一人暮らしで来客頻度が少ない場合は「持たない」という選択肢のほうが現実的です。

最近は、来客用布団を常備しなくても「レンタル布団」「寝具のサブスク」のようなサービスでも代用できます。

布団の保管や手入れの手間が省けるため、コンパクトな間取りに住む方の中には、来客用布団を持たないケースも増えています。

ただし、家族や友人が定期的に泊まりに来る場合は、布団やマットレスなどをワンセット用意しておくとよいでしょう。自宅の収納スペースや来客の頻度に応じて、柔軟に判断するのがポイントです。

来客用布団がすっきり片付く収納グッズ

来客用布団を持つうえで多くの人が悩むのが収納場所の確保です。

一方で、限られたスペースでも工夫次第でスッキリ片付けることは十分可能です。ここでは、来客用布団の収納に役立つ便利なグッズを4つご紹介します。

布団用の圧縮袋

まず検討したいのが、布団用の圧縮袋です。
掃除機で空気を抜くだけで、かさばる布団をおよそ3分の1の厚みにできるため、クローゼットやベッド下にも省スペースで収納できます。

メリット

  • 空気を抜くことで布団をコンパクトにできる
  • 透明タイプなら中身がすぐに確認できる
  • 数百円〜とコスパも優秀

注意点

圧縮によって布団のふんわり感がやや損なわれる場合があります。ただし、使用頻度の少ない来客用布団であれば大きな問題にはなりにくいでしょう。
また、収納前にしっかり乾燥させておくことで、カビの予防にもつながります。

布団収納袋

見た目もスッキリ整えたい方におすすめなのが、布団収納袋です。
不織布やメッシュ素材で通気性が高く、ホコリや湿気から布団を守りながら清潔に保管できます。

メリット

  • 通気性と防塵性を兼ね備え、カビやダニ対策にも◎
  • 自立しやすい角型で、クローゼットや棚にぴったり収まる
  • ファスナー付きや持ち手付きで扱いやすく、見た目も整いやすい

注意点

圧縮袋ほどコンパクトにはなりませんが、形がしっかりしている分、積み重ねや立てての収納がしやすいのが魅力です。
また、見せる収納やラベル付きタイプを選べば、管理もしやすくなります。

衣類ケース

ベッド下やクローゼット下のスペースを有効活用したいなら、衣類ケースもおすすめです。
布団だけでなく、枕や毛布などをまとめて収納でき、移動しやすい点も魅力です。

メリット

  • 大容量なので、複数の寝具をひとまとめにできる
  • キャスター付きなら出し入れがスムーズ
  • 衣類と一緒にまとめて管理もできて便利

注意点

収納スペースの高さや幅を事前に確認することが大切です。
高さのあるケースは収納場所を選ぶため、ベッド下などのサイズに合ったケースを選びましょう。

収納押し入れラック

押し入れやクローゼット内を立体的に使いたい場合は、収納ラックの活用が効果的です。
布団の直置きを避けることで湿気対策にもなり、空間を無駄なく使えます。

メリット

  • 棚ごとに分類できるので管理がしやすい
  • キャスター付きなら掃除や移動も楽
  • 重い布団も出し入れしやすい設計の製品が多い

注意点

ラックの幅や高さが収納場所に合うかどうかを事前にチェックしましょう。
また、耐荷重も確認しておくと安全です。

 

来客用布団の収納におすすめの場所

きれいに収納された布団

来客用布団は、使う頻度が少ないからこそ、普段の生活動線を邪魔しない場所に上手に収めることが大切です。

ここでは、家の中の限られたスペースをうまく活用しながら、来客用布団をすっきり収納するためのおすすめの収納場所と、その活用ポイントをご紹介します。

押し入れ

押し入れは、もともと布団を収納することを前提に設計されているため、来客用布団の保管場所として最もベーシックで実用的な選択肢です。奥行きがしっかりあるため、敷き布団・掛け布団・枕などを重ねても余裕があり、収納力は十分です。

布団をすっきりと収めるには、すのこを敷いて通気性を確保するのが効果的です。また、圧縮袋を使って布団を縦に立てて収納すれば、スペースを無駄なく活用できます。収納ラックを使って上下段で布団と寝具小物を分ければ、出し入れもスムーズになり、整理整頓にもつながります。

カビ対策として、除湿剤を置いたり、定期的に扉を開けて空気を入れ替えたりする習慣も大切です。

来客用と普段使いの布団をエリアごとに分けておくことで、急な来客時にもスムーズに対応できます。

クローゼットの上段

クローゼットの最上段は、日常的に使わない物の収納に向いており、来客用布団の保管場所としても活用できます。軽量の掛け布団や枕などを布団収納袋にまとめて置けば、見た目もすっきり整います。

奥行きがあるクローゼットなら布団を横向きに置くこともでき、空間を無駄なく使えます。

ただし、高所での出し入れは転倒などの危険もあるため、安定感のある収納袋や取っ手付きのタイプを選ぶと安心です。圧縮袋を併用すれば、スペースにゆとりを持たせることも可能です。

また、クローゼットの最上段は湿気がこもりやすい傾向があるため、除湿剤の設置は忘れずに行いましょう。

普段使わない来客用寝具を「邪魔にならずにしまいたい」という方にぴったりの場所です。

部屋のデッドスペース

家具のすき間やベッド脇など、普段見落としがちな「部屋のデッドスペース」を活用するのも、来客用布団の賢い収納方法です。空いた隙間に布団を立てて収納することで、限られた空間でも無理なく収まります。

圧縮袋で布団を薄くしてから縦置きしたり、自立型の収納ケースを使えば、倒れにくく安定感もあります。また、三つ折り布団をベルトで留めて固定し、棚や家具の脇に差し込むのも省スペースに役立つ方法です。

見た目が気になる場合は、カーテンや布製のカバー、パーテーションなどで目隠しをすれば生活感を抑えられます。ただし、日が当たる場所に置くと布団の生地が傷みやすくなるため、直射日光の当たらない場所を選びましょう。

トランクルーム

家の収納スペースが限られている場合や、「来客用布団は必要だけど、しまう場所がない」といった人におすすめなのが、トランクルームの活用です。使用頻度の低い寝具だからこそ、自宅の外で保管するという選択肢も有効です。

室内型のトランクルームであれば、温度や湿度が管理されており、カビやダニのリスクも抑えられます。月額5,000円前後から利用できる施設も多く、コストを抑えて安心な保管環境を得られる点も魅力です。

自宅のスペースを圧迫せず、必要なときだけ出し入れできる利便性は、収納に余裕のない住まいにぴったりです。コンパクトな間取りで暮らす家庭や、布団を「しまうより預けたい」と考える人にとって、有効な選択肢となるでしょう。

来客用布団を収納するときの注意点

ベッドと白い布団

布団はただしまうだけでは不十分です。清潔で快適な状態を保つためには、収納前後のちょっとした手間が重要になります。

見落としがちな3つの注意点をご紹介します。

布団はしっかり乾燥させてから収納する

布団は、しっかり乾燥させてから収納するのが基本です。湿ったまま収納すると、数日でカビが発生したり、ダニの温床になったりする恐れがあります。

特に来客用布団は長期間しまっておくことが多いため、乾燥は念入りに行いましょう。

おすすめの乾燥方法は以下のとおりです。

  • 晴れた日に2〜3時間ほど天日干しする
  • 布団乾燥機を使用する
  • 羽毛布団は、陰干しと乾燥機を併用する
  • 室内干しの場合は、扇風機や除湿機を活用する

乾燥が終わったら、布団の熱気が完全に冷めてから収納袋に入れるようにしましょう。
熱がこもったまま収納すると内部で結露が発生し、せっかく乾燥させた布団が再び湿ってしまうことがあります。

しっかり乾かす+熱を逃すという2ステップを意識することで、布団を清潔な状態で長く保管できます。

定期的に収納場所の換気をする

押し入れやクローゼットなどの密閉空間は、湿気がこもりやすく、カビの原因になりやすいため注意が必要です。
特に来客用布団のように長期間保管しているものは、定期的な換気を習慣づけることで、清潔な状態を保ちやすくなります。

月に1回を目安に、30分ほど扉を開けて空気を入れ替えるだけでも湿気対策に効果的です。さらに、収納場所に除湿剤を置いたり、すのこを敷いて通気性を高めたりすることで、より安心して布団を保管できます。

換気の際は、布団を立てかけて風が裏側まで通るようにすると、乾燥ムラが出にくくなります。
ちょっとしたひと手間ですが、こうした対策の積み重ねが、布団のコンディションを長く保つポイントです。

カビやダニが発生しないよう対策する

来客用布団を清潔に保管するためには、カビやダニの発生を防ぐ対策が欠かせません。そのためには、湿気をためないことと、ダニが好む環境を作らないことが重要なポイントです。

以下は、布団を清潔に保管するためのコツです。

  • 布団表面のホコリや皮脂を掃除機で吸い取る
  • 防ダニ加工の収納袋・防虫剤を併用する
  • 陰干しで布団内部の温度を上げる「ダニ退治」も有効
  • 炭・シリカゲルで収納場所の湿気を吸収する

収納袋には、通気性のある不織布タイプを選ぶと湿気がこもりにくくなり、カビの予防にもつながります。
また、あらかじめ防ダニ加工された布団を選ぶことで、お手入れの手間も軽減でき、より安心して保管できます

来客用布団の収納方法は暮らしに合わせて選ぶ

来客用布団をどうするかは、生活スタイルや住まいの広さによって正解が異なります。
必要に応じてレンタルや簡易寝具で対応する「持たない選択」もあれば、収納グッズや場所を工夫して省スペースで保管する方法もあります。

もし布団を持つ場合は、圧縮袋や収納袋、衣類ケース、押し入れラックなどを活用することで、限られたスペースでもすっきり収納できます。
さらに、湿気対策・カビやダニの防止・定期的な換気といった日常的なひと手間を取り入れることで、大切な布団を清潔な状態で長く保つことが可能です。

「来客用布団どうしてる?」という悩みは、ちょっとした工夫と整理の意識でスッキリ解決できます。あなたの暮らしに合った管理方法を見つけて、快適な空間づくりに役立ててみてください。

トランクルームなら「加瀬のレンタルボックス

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監修・投稿者プロフィール安武 亜希

株式会社加瀬倉庫 IT戦略推進部所属。
【資格】
整理収納アドバイザー1級
WEBを活用した集客施策を担当しています。
トランクルームに興味をもっていただけるよう、みなさまに役に立つ情報を発信していきます!

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