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公開日2025.08.29
最終更新日2025.08.29

サイズアウトした子供服の活用法を紹介!保管方法や手放すときの考え方とは

サイズアウトした子供服の活用法

子どもが成長するにつれて、サイズアウトした服はあっという間に増えていきます。思い出があってなかなか処分できずにいると、気づかないうちに収納スペースを圧迫してしまうことも少なくありません。

とはいえ、着られなくなった子供服をただ捨てるだけではもったいないものです。ここでは、手放す際の判断基準から、譲る・売るといった活用法、保管して残す方法まで幅広く紹介します。

状況に合わせた工夫で、子供服を上手に整理していきましょう。

サイズアウトした子供服を手放すときの基準

サイズアウトした子供服は、整理せずに置いておくと収納の負担になってしまいます。そこで、どんな服を残し、どんな服を手放すべきかを判断するための基準を押さえておきましょう。

服の汚れやダメージがひどい

食べこぼしや泥遊びによる変色など、洗っても汚れやダメージが改善できない服は手放すタイミングです。特に、服全体にほつれや破れがあるものや、首回りが伸びたり黒ずんだりしているものは、清潔感が損なわれやすいため処分を検討しましょう。

何度洗濯してもシミが残る、色あせてヨレヨレになってしまった服も同様です。

似たようなデザインの服がある

同じようなデザインや色の服が複数ある場合も、整理を進めるよいタイミングです。デザインや色が似ている服を並べて状態を見比べ、きれいなものや子どもが気に入っているものだけを残すようにしましょう。

また、購入したものの肌に合わずに着なくなった服や、一度も袖を通していない服は捨てるのではなく、リサイクルショップやフリマアプリで活用すると有効です。まだ十分着られる状態なら、誰かに使ってもらうことで無駄にならずに済みます。

もし手放す服を選びきれないときは、実際に子どもに試着してもらい、着心地や似合い方で判断すると決めやすくなります。

個人が特定される可能性がある服

学校の制服や体操服など、名前が刺繍されている子供服は、個人情報が特定される恐れがあるため注意が必要です。名字だけの刺繍であれば兄弟姉妹にお下がりとして着せられる場合もありますが、フルネームが入っている服は友人や知人に譲りにくいのが実情です。

こうした服を手放す際は、名前の部分を切り取る、布で縫い合わせるといった工夫をしてから処分しましょう。安全面を考えると、リサイクルや寄付に出すよりも家庭ごみとして処分するほうが安心な場合もあります。

兄弟姉妹間で今後着用する可能性がない

子供服の状態が良くても、兄弟姉妹が着る予定がない場合は思い切って手放すのも一つの方法です。特に、過去1年間まったく着ていない服は、この先も出番がない可能性が高いでしょう。

まだきれいな状態であれば、リサイクルショップやフリマアプリに出して活用する方法も考えられるので、早めに判断すると無駄なく整理できます。

サイズアウトした子供服の活用アイデア7選

段ボールに洋服を入れて郵送しようとしている女性

サイズアウトした子供服は、処分するだけでなく活用する方法もさまざまあります。譲ったり売ったりするだけでなく、リメイクや寄付といった選択肢もあるため、服の状態や家庭の状況に合わせて最適な方法を選びましょう。

友人や親戚にあげる

サイズアウトした子供服でも、状態が良ければ友人や親戚にお下がりとして譲ることができます。小さな子どもを持つ家庭では、洗い替え用の服はいくらあっても助かるもの。特に保育園や外遊び用の服は汚れやすいため、譲ってもらえると非常に重宝されます。

ただし、相手の好みや必要性を確認せずに大量に渡してしまうと、かえって迷惑になってしまうこともあります。譲る前に「このサイズの服、必要ある?」とひとこと聞いてから渡すのがマナーです。

また、シーズンに合った服や着回しやすいベーシックなデザインのものを選んで渡すと、実際に使ってもらえる確率が高まります。きれいに洗濯し、シワを伸ばしてから渡すことで、受け取る側も気持ちよく利用できます。

お下がりとして下の子に着てもらう

サイズアウトした子供服の活用で最も身近なのは、弟や妹にお下がりとして着てもらう方法です。新しく服を買う回数が減り、経済的な負担を軽減できるのが大きなメリットです。特にベーシックなデザインや丈夫な素材の服は、下の子が着ても違和感なく活用できます。

ただし、下の子が「お下がりばかりで嫌だ」と感じないように配慮することも大切です。お気に入りの服や流行に合った新しい服も適度に買い足してあげると、本人のモチベーションも高まります。

また、収納の際に「次の子用」として専用のボックスにまとめておくと、成長に合わせてすぐに取り出せて便利です。きれいに洗濯し、シーズンごとに整理しておくことで、お下がりも気持ちよく着てもらえるでしょう。

フリーマーケットに出す

まだきれいな状態の子供服であれば、フリーマーケットやフリマアプリで販売するのも有効な方法です。ブランド品や人気キャラクターの服は需要が高く、意外と高値で売れることもあります。複数枚をまとめて出品すると購入者にとってお得感があり、取引がスムーズになるのもポイントです。

写真は明るく撮影し、状態を正直に記載すればトラブルも防げます。少し手間はかかりますが、納得のいく形で子供服を手放せるのがフリマの魅力です。

リサイクルショップなどを利用する

サイズアウトした子供服は、リサイクルショップに持ち込んで買い取ってもらう方法もあります。ブランド服や状態の良い洋服なら思った以上の値がつくこともあり、新しい服を買う費用の足しにできます。

最近では、店頭持ち込みだけでなく宅配買取やLINE査定に対応しているショップも増えているため、忙しい人でも手軽に利用できるのがメリットです。ただし、シーズン外の服は査定が低めになる傾向があるので、季節に合ったタイミングで売るのがコツです。

リメイクして他のアイテムに変える

思い出のつまった子供服は、捨てずにリメイクして新しいアイテムに生まれ変わらせる方法もあります。たとえばお気に入りのワンピースの生地でポーチやクッションカバーを作ったり、Tシャツを切ってハンカチや雑巾にしたりすれば、日常生活でまた活躍させることができます。

裁縫が得意でない方でも、子供服の柄を切り取ってフォトフレームに入れて飾ったり、小さな布片をキルト風につなげてタペストリーにするなど、簡単に楽しめる方法もあります。思い出を残しつつ、実用的に使えるのがリメイクの魅力です。

状態が綺麗な服であれば寄付する

まだきれいで十分着られる子供服は、寄付することで新しい持ち主に役立ててもらえます。慈善団体やNPO、自治体の支援窓口、児童施設などでは子供服を受け付けているところがあり、必要とする家庭に直接届けられるケースも少なくありません。

寄付する際は「洗濯済みで清潔な状態」であることが基本条件です。汚れやほつれがあると受け取ってもらえない場合もあるので、事前に寄付先のルールを確認しましょう。地域によっては宅配便で送れる仕組みを用意している団体もあり、遠方でも手軽に参加できます。

服の回収ボックスを利用する

自治体やアパレルショップが設置している回収ボックスを利用すれば、不要になった子供服を無料で引き取ってもらえます。中にはリサイクル資源として再利用されたり、海外で再販売されたりと、環境に配慮した形で活用されるのもメリットです。

一部のショップでは、持ち込むと次回の買い物に使えるクーポンがもらえることもあるため、お得に新しい服を購入できます。ただし、回収対象がブランド指定や「洗濯済みの衣類のみ」といった条件付きの場合があるので、事前に確認してから利用しましょう。

サイズアウトした子供服を手放さない方法

クローゼットに収納されている複数の子供服

思い出が詰まった子供服は、なかなか手放せないものです。無理に処分するのではなく、残しておく工夫をすれば大切に保管しておくこともできます。

自宅で思い出として残す

サイズアウトした子供服の中には、思い出が詰まっていてなかなか手放せないものもあります。そうした洋服は、専用の収納場所を用意して「思い出ボックス」として残しておくのがおすすめです。

タンスや収納ボックスに防虫剤や吸湿剤を一緒に入れて保管すれば、虫食いやカビの発生を防ぐことができます。また、定期的に風を通したり、服を広げて日に当てたりすることで長期間でも良い状態を保てます。

収納する際には、特に思い出深い服を数点に絞ってまとめるのがポイントです。成長記録の一部として残しておけば、将来見返したときに子どもの成長を振り返る大切な宝物になるでしょう。

トランクルームや宅配サービスで保管する

サイズアウトした子供服を思い出として残したいけれど、自宅に十分な収納スペースがない場合は、トランクルームや宅配型の収納サービスを利用するのも有効です。

屋内型トランクルームで空調や湿度管理が整っている環境なら、長期間でも大切な服を傷めにくく安心です。
また、サイズアウトした子供服だけでなく、オフシーズンの衣類や使用頻度の低いアイテムも一緒に保管しておけば、自宅のクローゼットや押し入れをより効率的に使うことができます。

宅配型の収納サービスでは、自宅から段ボールに詰めて送るだけで預けられるため、忙しい方でも手軽に利用できます。サービスによっては、スマホで預けた服を一覧できるものもあり、必要になったときに1点から取り出せるのも便利です。

思い出は残したいけれど家の収納を圧迫したくない…そんなときに役立つ選択肢として検討してみると良いでしょう。

サイズアウトした子供服を上手に整理しよう

子供の成長とともにサイズアウトする服は必ず出てきます。汚れやダメージがあるものは処分し、状態の良いものは譲ったり売ったりと、状況に応じた方法を選ぶことが大切です。思い出として残したい服は収納や保管方法を工夫すれば、無理なく手元に残すこともできます。

「捨てる」「活用する」「保管する」のバランスを意識することで、収納スペースを有効に使いながら、大切な服を気持ちよく整理していきましょう。

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監修・投稿者プロフィール安武 亜希

株式会社加瀬倉庫 IT戦略推進部所属。
【資格】
整理収納アドバイザー1級
WEBを活用した集客施策を担当しています。
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