引っ越し先が決まらない!荷物の一時保管にはトランクルームが便利!

引っ越し先が決まらない!荷物の一時保管にはトランクルームが便利!

引っ越し先が決まらない

「急な転勤で引っ越し先が決まらない」「新居にまだ荷物を入れられない」といった状況になった場合、荷物の保管場所に悩むことになります。
このような場合は、トランクルームの利用がおすすめです。

そこで今回は、引っ越し先が決まらないときの荷物の保管場所として使える、一時保管サービスについて紹介します。料金の目安やメリット・デメリットもお伝えしますので参考にしてください。

 

宅配型トランクルーム

引っ越し荷物の一時保管に宅配型トランクルーム

宅配型トランクルームとは、荷物の出し入れと保管を運営会社が行う宅配収納サービスです。段ボール1箱から預けられる手軽さが人気で、ここ数年で宅配型トランクルームのサービスも増えつつあります。

特長

宅配型トランクルームの最大の特長は、利用者は自宅にいながらにして荷物の受け渡しができることです。配送業者が集荷に来て、荷物を専用の倉庫やトランクルームに運んでくれます。荷物は運営会社が管理し、必要になったときに宅配便で送ってくれるシステムです。

料金は、預けた箱のサイズや数で変わってきます。ボックス管理タイプの1個当たりの月額料金は110〜330円位が相場です。

箱に入りきらない大きな荷物をアイテムごとの料金で保管する大型アイテムプランや、預ける荷物のスペースに応じて料金を設定するスペースプランなど、運営会社によっても料金は様々です。ボックス管理以外は取り扱っていないところもあるので、大きな荷物を預ける場合は事前に調べておきましょう。

メリット

宅配型トランクルームの最大のメリットは、自分で荷物の出し入れや管理をする必要がないことです。引っ越し先が決まらず生活が落ち着かない状況であれば、荷物を運ぶ手間が省けるのは時短にもなり大幅な工数削減となるでしょう。

ほかのタイプのトランクルームよりも月額料金が割安であることも特長的です。引っ越しの際には何かと出費がかさむので、荷物の一時保管にはなるべくお金をかけたくないものです。

業者によっては、クリーニングのオプションをつけられたり、必要なくなったアイテムを出品・販売したりできるところもあります。引っ越しのついでに断捨離するのもいいですね。

デメリット

宅配型トランクルームのデメリットは、利用料金そのものが安くても、荷物の出し入れをするごとに送料がかかることです。
そのため、取り出す機会が少ないモノの保管に向いています。アルバムや思い出の品を見返すことがない人、趣味のコレクションは保管するだけでめったに鑑賞しない人などにおすすめです。

すぐに取り出したいアイテムがあっても、自分で直接出し入れすることができないのもデメリットとなります。配送の手間があるので、必要なモノを取り出して自分の手元に届くのは翌日以降になってしまいます。たとえば喪服のように急に必要になるものは預けないほうが無難です。

また、宅配型トランクルームは専用の箱に入れて預けるため、重量やサイズに制限があります。そのため引っ越しのように家具や家電、大きいサイズの荷物などがある場合は別料金がかかり、割高になってしまうでしょう。引っ越し荷物が多い人には、宅配型トランクルームは荷物の一時保管先としては向いていないといえるでしょう。

 

屋内型トランクルーム

引っ越し荷物の一時保管に屋内型トランクルーム

屋内型トランクルームは、建物の中の収納スペースで荷物を保管するレンタル収納サービスです。屋内に保管されているため雨風の影響が少なく、空調が完備されている環境も多いため、安心して荷物を預けることができます。

宅配型トランクルームよりも荷物の量や大きさに制限が少なく、自分の荷物の内容によってトランクルームの種類やサイズが選べます。

特長

屋内型トランクルームは、荷物の出し入れを自分で行うタイプと業者の付き添いが必要な保管用倉庫タイプがあります。
保管倉庫タイプは利用時間が限られているため、気軽に利用したいなら出し入れ自由のタイプを選んだほうがよいでしょう。

屋内型トランクルームの月額料金の相場は、以下のとおりです。

トランクルームの広さ 月額料金(相場)
0.5帖 3,000〜10,000円
1帖 5,000〜15,000円
2帖 10,000〜25,000円
4帖 20,000〜40,000円

※東京都内の場合。初期費用別。

上記の料金に加えて、管理費や登録料などの初期費用がかかる場合もあります。月額利用料の1〜2カ月分が相場です。
都内でも場所によって料金が異なるので、預けたい場所の料金をチェックしておきましょう。

メリット

屋内型トランクルームは、24時間出し入れできるところが多く、いつでも好きなタイミングで取り出せて便利です。出し入れする際の料金もかかりません。

荷物の量やサイズによって追加料金が発生することがないため、長期保管に向いています。すぐに引っ越し先が決まる当てがなく、荷物が多い人におすすめです。

また、屋内型トランクルームは湿度や温度管理がされている環境が多いため、デリケートな家具や家電の保管に向いています。

デメリット

屋内型トランクルームは、空調設備やセキュリティが整っている分、ほかのタイプのトランクルームよりも割高になる傾向があります。
引っ越し荷物に大型家具や家電がある場合は、広めの屋内型トランクルームを借りなければなりません。借りるサイズが大きくなるほど利用料金も高くなるため、コストを抑えたい人には不向きです。

また、宅配型トランクルームのように業者が荷物を運んでくれるわけではないので、自力で引っ越し荷物を運ばなければならないのもデメリットの一つといえるでしょう。トランクルームがあるビルの構造やエレベーターなどの設備、荷物の搬入・搬出がしやすいかどうかも事前に確認しておく必要があります。

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屋外型トランクルーム

引っ越し荷物の一時保管に屋外型トランクルーム

屋外型トランクルームは、屋外に設置されているコンテナタイプのレンタル収納サービスです。保管場所が屋外のため、敷地内に車で乗り入れることができ、直接荷物の出し入れができるところが多くなっています。

特長

屋外型トランクルームの多くは、郊外の空き地や道路沿いに設置されています。
屋内型のように空調設備やセキュリティが整っていない分、屋内型より利用料金が安く設定されているのが一般的です。

屋外型トランクルームの相場は以下のとおりです。

トランクルームの広さ 月額料金(相場)
1帖未満 2,000〜5,000円
2帖 5,000〜10,000円
3帖 10,000〜15,000円
4帖 15,000〜20,000円

※東京都内の場合。初期費用別。

上記はあくまで目安となり、料金の相場は広さや立地・階数によって変わりますが、屋内型トランクルームと比較すると、リーズナブルなことがわかります。
なお、2階は1階より荷物の出し入れに手間がかかるため、料金が安めに設定されています。

屋内型トランクルームと同様、月額利用料とは別に初期費用がかかるのが一般的です。

メリット

屋外型トランクルームのメリットは安価な料金設定です。大きな荷物を預けても、屋内型トランクルームよりも安く済みます。

湿気や温度管理の必要のないモノを預けるなら、屋外型のほうが向いているでしょう。
コンテナの前まで車の乗り入れができるところでは、荷物の持ち運びが簡単で、自力で引っ越しを考えている人には便利です。

デメリット

屋外型トランクルームのデメリットは、保管環境の面で屋内型より劣る点です。空調設備がないため、気温や湿度などの外部環境に左右されやすくなっています。

また、監視カメラが設置されていたり、定期的に巡視したりしているものの、宅配型や屋内型のように万全のセキュリティとはいえないため、高価なモノやデリケートな製品の保管には注意が必要です。

参考:トランクルームとは?サイズの選び方から種類まで徹底解説

 

引っ越し業者の一時預かりサービス

引っ越し業者の一時保管サービス

引っ越し業者が荷物を一時的に預かってくれるサービスがあります。引っ越し業者が荷物を搬出して、トランクルームや倉庫に運んで一定期間預かり、新居に引っ越す日や仮住まいから自宅に戻るタイミングで搬入してくれる仕組みです。

特長

トランクルームに預けた場合は、自分で荷物の搬出と搬入をしなければなりません。しかし、引っ越し業者の一時預かりサービスは、すべて業者がやってくれるのが特長です。

預かりサービスの料金相場は、1カ月あたり15,000〜25,000円(一般的な家具・家電を預けた場合)になります。荷物の量や期間によって料金が変わるため、まずは見積もりをとってみましょう。

メリット

引っ越し業者の一時預かりサービスのメリットは利便性です。引っ越しの見積りとセットで一時預かりの見積りも行うことができ、荷物の搬出も引っ越し作業と同時に行うことができます。自分で荷物を運ぶ手間がなく、荷物の受け渡し時に立ち会うだけで済みます。

また、預けた荷物は業者がきちんと梱包してくれ、空調設備のあるコンテナや倉庫で保管されるため、安心して任せられる点もメリットといえるでしょう。

デメリット

引っ越し業者に預けた荷物は自由に出し入れができません。そのため引っ越しの前に、預けるモノと自分で保管するモノを確認しておく必要があります。

また、転居先の住所が決まっていることを一時預かりの条件としている業者や、繁忙期(3月~4月)は対象外となっている業者もあるため、自分にとって利用しやすい業者を事前に調べておく必要があります。

一時預かりサービスは、あくまでも一時預かりであって、トランクルームのように料金を払えばずっと保管してもらえるわけではありません。その点に注意しましょう。

 

こんな方におすすめ

ここまで紹介してきたサービスは、どのような状況で利用するのがよいのでしょうか?
いくつかのパターンを挙げてみました。

引っ越し先が決まっているがまだ入居できない

転居先の住人がまだ住んでいたり、新築物件が完成していなかったりした場合は、仮住まいで暮らさなければなりません。転居先の住所が確定していて、荷物を預ける期間が決まっているのであれば、引っ越し業者の一時預かりサービスがおすすめです。

仮住まいには当面必要なモノだけを持ち込み、ほかの荷物は一時預かりサービスにお願いしましょう。仮住まいへの引っ越しと同時に作業がすすめられるため、手間が少なくて済みます。

退去日が決まっているのに引っ越し先が決まっていない

退去日が決まっていても転居先が決まらない場合は、荷物をいつまで預けることになるのか流動的です。そのため、短期でも長期でも臨機応変に対応できる屋内型または屋外型トランクルームの利用をおすすめします。

加瀬のレンタルボックスでは、初めて契約する方を対象としたお得なキャンペーンも実施しているので、初期費用をおさえた形で利用することも可能です。
屋内型と屋外型のどちらを選択するかは、預ける荷物の種類や量によって決めましょう。

引っ越しの荷物が多い

預ける荷物が多い場合は、屋内型または屋外型トランクルームでの保管がおすすめです。宅配型や引っ越し業者の一時預かりは、預ける荷物の種類や量によって利用料金が変わります。そのため、荷物が多い場合は割高になる可能性があります。

屋内型・屋外型トランクルームであれば、自分の荷物の量にあったサイズを自由に選ぶことができます。また、保管期間も自分の都合にあわせて決めることができるため、引っ越しが終わった後でも、自宅の物置代わりに引き続き利用することもできます。

引っ越しを機に自宅を広々使って気持ちよく過ごしたいという人にもおすすめです。

引っ越しの荷物が少ない

預ける荷物が少ない場合は、宅配型トランクルームの利用が便利です。転居先に収納しきれない細かい荷物や、処分するかどうかすぐ決めることができない思い出の品などは、一時的に宅配型トランクルームに預けてみてはいかがでしょうか。

引っ越しを機に荷物を整理したくても、引っ越し作業中はあわただしくてなかなか時間をとることができないものです。そこで一旦宅配型トランクルームに預けることで、今後の活用方法について落ち着いた時間に改めてゆっくり考えることができます。

海外転勤

海外転勤で家財道具を長期間保管しなければならない場合は、屋内型トランクルームがよいでしょう。預けたい期間や帰国後の転居先がはっきりしないため、引っ越し業者の一時預かりサービスは利用できない可能性が高いです。

屋内型トランクルームであれば保管環境やセキュリティも整備されているため、長期間でも安心して荷物を預けることができます。

建て替えやリフォーム

建て替えやリフォームで短期間だけ荷物を預けたい場合は、引っ越し業者の一時預かりサービスが最適です。搬出・搬入先の住所が同じであること、また期間が決まっているため、預けられる条件がそろっています。

ただし、美術品やデリケートな商品の保管は受け付けていない場合があるので、業者への見積り時に詳細を確認しましょう。

 

引っ越し先が決まっていなくてもあせらずに

引っ越し先が決まらなかった場合は、トランクルームや引っ越し業者の一時預かりサービスを賢く利用しましょう。どのサービスを選ぶかは、自分の荷物の量や出し入れの頻度によります。使い勝手が大きく変わってくるため、自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。

 


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監修者 藤野こと

<監修者>
藤野こと
整理収納アドバイザー、住宅収納スペシャリスト。片付けコラムニストとして整理収納や時短家事の記事を多数執筆。「家事は素早くラクに」がモットー。生活動線を短くして楽家事となる仕組みづくりを考えるのが得意。個人・企業向けにオンラインによる片付けコンサルティングも手がけている。

インスタグラム:https://instagram.com/cocco_maison


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監修・投稿者プロフィール

安武 亜希
安武 亜希
株式会社加瀬倉庫 IT戦略推進部所属。

【資格】
整理収納アドバイザー1級

WEBを活用した集客施策を担当しています。
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