
スノーボードといえば冬の定番スポーツですが、オフシーズンの悩みの種がマイボードの収納場所です。どこに収納するのがいいのか、悩んでいる人も多いでしょう。
本記事では、スノーボードの収納方法やスノーボードの収納・保管におすすめの場所について紹介します。あわせて、収納・保管する際の注意点やメンテナンス方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
賃貸住宅にもおすすめ│スノーボードの収納方法

スノーボードの収納方法を、3つ紹介します。賃貸住宅でもできる収納方法のため、参考にして自宅でも挑戦してみてください。
突っ張り棒やラックを活用する
1つ目の方法が、突っ張り棒やラックを活用した収納方法です。壁掛けタイプのラックを使ってスノーボードを壁面に収納すれば、限られた空間を有効活用できます。
賃貸住宅で壁に穴を開けたくないときは、突っ張り棒タイプがおすすめです。これらのラックを活用して収納すれば、インテリアにもなるため、魅せる収納としても効果的です。
収納グッズをDIYする
2つ目の方法が、収納グッズをDIYする収納方法です。2×4の木材や100円ショップで購入できる材料を使って、収納グッズをDIYします。
自宅のスペースに応じて壁掛けタイプ、縦置きタイプなどを選べるほか、自分好みのデザインに仕上げられるため、唯一無二の収納グッズができるでしょう。
押し入れやクローゼットに収納する
3つ目が、押し入れやクローゼットに収納する方法です。自宅の押し入れやクローゼットに空きがあり、スノーボードが入るようであれば、検討してみましょう。
その際は、スノーボードのサイズを確認したうえで、倒れないように固定して収納する必要があります。また、専用のラックやスタンドが入るようであれば、それらを使って収納するのも1つの手です。
ただし、押し入れやクローゼットはあまり開け閉めをしない場所でもあるため、スノーボードを収納する前に中を掃除したり、除湿剤を置いて湿気対策をしたりしておきましょう。
スノーボードの収納・保管におすすめの場所

おすすめの収納方法を紹介しましたが、スノーボードの収納・保管には適した条件があります。ここでは、スノーボードの収納・保管に適した条件についても理解しておきましょう。
湿度が低く温度が一定の場所
スノーボードを収納・保管する場合には、湿度に注意しましょう。湿度が高いと、スノーボードウェアやブーツ、ボード自体にもカビが生える原因となります。オフシーズンは長期間あるため、保管場所が多湿だと、スノーボード用具一式を傷める恐れがあります。
また、温度にも注意が必要です。保管場所の温度が高いとワックスを溶かす原因になるほか、温度変化があるとスノーボードがサビる原因にもなります。
スノーボードを収納する場合は、湿度が低く温度変化の少ない場所を選ぶようにしましょう。
直射日光が当たらない場所
スノーボードを収納・保管する際には、直射日光が当たらない場所を選びましょう。スノーボードは金属とプラスチックでできており、紫外線はプラスチックを劣化させる要因です。たとえ室内であっても、直射日光が当たらない場所を選ぶようにしてください。
また、スノーボードに直射日光が当たったまま保管すると、日焼けなどの影響で板が変色する恐れがあります。
直射日光や保管中の汚れ、ほこりなどを防ぐためには、専用ケースやカバーをかぶせるとよいでしょう。ただし、この場合でも通気性に優れているケースを選んで、湿気がこもらないようにすることが大切です。
一定のスペースが確保できる場所
スノーボードを収納・保管するには、当然ですが一定のスペースが必要です。自宅に十分なスペースがないからといって、狭い場所に無理に収納すると、出し入れする際に破損するリスクがあります。
また、スペースに多少の余裕がないと、ほどよく空気を取り込めないため、スノーボードにカビが生えたり雑菌が発生したりする原因になります。スノーボードより、一回り大きい程度のスペースがある場所を選んで収納しましょう。
清潔な場所
スノーボードを収納・保管する際は、清潔な場所を選びましょう。ほこりが多くある場所は不衛生なため、カビや雑菌が発生しやすいものです。
スノーボードを収納する前には、収納スペースを清掃してキレイな状態にしてから収納することをおすすめします。また、保管後も定期的な掃除を心がけ、スノーボードの状態を確認するようにしましょう。
スノーボードを収納・保管する際の注意点

スノーボードを収納・保管する際の注意点を紹介します。主な注意点は、次の2つです。
- 物置小屋や車、ベランダでの保管は避ける
- 収納前にメンテナンスをする
それぞれ詳しくみていきましょう。
物置小屋や車、ベランダでの保管は避ける
スノーボードを物置小屋や車、ベランダで保管するのはやめましょう。物置や車の中は温度変化が激しいため、スノーボードが劣化したり変形したりする恐れがあります。
また、ベランダは直射日光や雨風に当たるリスクが大きい場所です。ケースに入れたり収納庫に入れたりして、しっかり対策したつもりでも、湿気や温度変化の影響を完全には避けられません。
収納前にメンテナンスをする
収納前には、スノーボードのメンテナンスが欠かせません。ワンシーズン過ごしたスノーボードは、ほこりや傷がついている状態です。メンテナンスをしてほこりを取り除いたり、傷がないかチェックしたりしましょう。
また、スノーボードに水分がついたまま保存するとサビの原因となります。来シーズン滑る際の安全性を高めたり、スノーボードを長持ちさせたりするためにも、収納前にしっかりとメンテナンスを行いましょう。
収納・保管前のスノーボードのメンテナンス

収納・保管前のスノーボードのメンテナンスを紹介します。メンテナンス手順は、次のとおりです。
- ビンディングを外す
- 汚れやサビを落とす
- ワックスをかける
それぞれの手順を確認していきましょう。
1.ビンディングを外す
まずは、ビンディングを外します。ビンディングとは、スノーボードの板や靴を固定するための器具のことです。スノーボードの板にビンディングがついたままだと、板に負荷がかかって曲がってしまう可能性があります。
ビンディングを外したら、設置部分(ビスやネジの部分)がサビないように浸透潤滑剤やグリスを塗って、しっかりと乾燥させてください。
2.汚れやサビを落とす
ビンディングを外したあとは、ソール全体の汚れを水拭きまたは水洗いで落としていきます。水洗いで落ちない場合は、専用のリムーバーを使うことで汚れを落とすことが可能です。洗ったあとは、水分をしっかりと拭き取りましょう。
また、エッジがサビている場合は、サビを落としてから保管するようにしてください。サビたまま保管すると、金属の深いところまでサビが侵食する恐れがあるためです。サビを落としたら、サビ防止剤を塗って保管します。
3.ワックスをかける
スノーボードが乾燥したら、仕上げにホットワックスをかけてソールを保護しましょう。滑走面とエッジの酸化を防げるため、スノーボードの寿命を延ばせます。
ホットワックスを塗る際のコツは、均等になるように塗ることです。長期間保管するのであれば、ホットワックスを塗り終わったらそのまま保管しましょう。
セルフメンテナンスが難しい場合は、専門店へ依頼するのも1つの方法です。
その他のスノボ用品のメンテナンス

その他の、スノボ用品のメンテナンス方法についても紹介します。スノーボードだけでなく、その他の用品もしっかりとメンテナンスをして保管することが重要です。
ウェア・グローブ
ウェアは、保管する前に一度洗いましょう。ウェアに汗や汚れが残っているとカビやニオイの原因になります。洗濯する際は、ウェアの洗濯表示を確認して、適切な方法で洗うようにしてください。
ただし、家庭用洗濯機の使用は基本的にNGな場合が多いため、自宅で洗濯する場合は手洗いになることが一般的です。洗って十分に乾かしたら、撥水スプレーをかけてから保管するようにしましょう。
また、自宅で洗うと防水、撥水加工が取れてしまう可能性があるため、クリーニングに出すのが確実です。グローブもウェア同様に、洗濯表示に従って適切な方法で洗いましょう。
ゴーグル・ブーツ
ゴーグルは、乾いた布で汚れを落としてから保管しましょう。ブーツは、アウターとインナー、インソールに分解してそれぞれ水洗いし、水気を取って陰干しで乾燥させます。
ただし、素材やメーカーによっては水洗いをしないほうがよい製品もあるため、事前に確認するようにしてください。
スノボ用品の収納にはトランクルームがおすすめ

スノーボードを収納する際には、適した条件があります。もし自宅内に最適なスペースがないのであれば、トランクルームの活用がおすすめです。
空調管理と安全管理が行き届いている屋内型トランクルームであれば、劣化を防ぎながらスノーボードを安全に収納・保管できます。さらに、24時間取り出し可能なトランクルームであれば、早朝または夜間にスキー場へ移動する際も利用しやすいでしょう。
トランクルームを運営する会社の中には、運搬サービスを提供しているところもあります。運搬サービスがあれば、トランクルームからわざわざスノボ用品を持ち運ぶ手間が省けます。
また、トランクルームであれば、スノーボード用品以外の品も収納できるため、自宅にスペースがない人にもおすすめです。
加瀬が提供する屋内型トランクルームは、0.5帖以下の小さなスペースから8帖以上の大きなスペースまで用途に合わせたサイズを選べ、湿度や温度対策、換気設備も整っています。24時間出入り自由な環境で、関東を中心に全国に展開しています。
スノーボードの収納・保管場所にお困りの場合は、ぜひご検討ください。
安全で長持ちする環境にスノーボードを収納しよう
スノーボードを長期間収納・保管場所する際は、湿度が低く温度が一定である場所や直射日光が当たらない清潔な場所など、収納・保管に適した場所を選ぶことが重要です。また、収納する前には、適切なメンテナンスも欠かせません。
自宅にそれらの条件を満たした収納場所がないのであれば、トランクルームの利用はいかがでしょうか。
オフシーズンのスノーボードの保管場所に、ぜひ加瀬のトランクルームをご活用ください。