クリスマスを彩るのに欠かせないアイテムのクリスマスツリー。クリスマスが近づくと、ツリーの飾り付けをするだけでもワクワクするものです。しかし、1年に一度しか使わないため、オフシーズンの収納場所に頭を悩ませるアイテムでもあります。今回は知っておくと役立つ、クリスマスツリーを収納するポイントについて紹介します。
目次
クリスマスツリーの収納場所
クリスマスツリーはデリケートな素材でできているため、変形・破損の原因となるような場所での保管は避けなければなりません。
取り扱い上の注意にも以下のような記載があります。
- 火気や暖房器具の近くなど、高温になる恐れのある場所での保管
- 屋外や高温多湿・直射日光が当たる場所を避けて保管
- お子様の手の届かないところで保管
これらの条件を考慮して、適切な収納場所を確保しましょう。
クローゼット・押し入れ
家の中での収納場所といえば、クローゼットや押し入れが代表的です。高温多湿や直射日光を避けるという意味でも最適な場所でしょう。年に一度しか使わないアイテムのため、取り出しやすさにはそこまでこだわらなくても大丈夫。奥のスペースや高いスペースなど、上手にデッドスペースを活用しましょう。
ベッド下
ベッドの下も有効な収納スペースです。ツリーの箱がベッドの下に収まらない場合は、衣装ケースなどに移し替えて収納したり、支柱や枝葉などの部品を小分けにして収納するといった工夫が必要です。
ただし、ベッドの下は湿気が溜まりやすいため、ツリーの箱や衣装ケースに防虫剤や除湿剤を入れて保管しましょう。
トランクルーム
自宅に収納スペースを確保できない場合は、トランクルームの活用を検討してみては?
屋内型トランクルームは温度・湿度管理もされているので、デリケートなクリスマスツリーの保管場所として最適です。屋外型トランクルームでも、衣装ケースに防虫剤や除湿剤と一緒に保管すれば、気温や湿気の影響を最小限におさえて保管することができます。
トランクルームを活用するメリットは、1年に一度しか使用しないアイテムに自宅の収納スペースを占有されないこと。クリスマスツリー以外にもシーズンオフの家電や衣服など、かさばるアイテムをまとめて収納することで、自宅のスペースを有効に活用することができます。
クリスマスツリーのお手入れ
クリスマスツリーを収納する前に、はたきやブラシなどを使用して、きちんとホコリを払い落しておきましょう。汚れが気になる場合には、汚れた部分を固く絞った布で水拭きしてください。本体に水をかけたり、水につけたりして洗うことはやめましょう。
オーナメントや電飾は、乾いた柔らかい布で汚れを拭き取ります。電飾は必ず電源を抜いてからお手入れするようにしましょう。
クリスマスツリーの収納術
クリスマスツリーのアイテムそれぞれについて、収納方法を確認してみましょう。
ツリー本体
ツリー本体は、購入したときの箱に収納するのがベストです。箱が破損したり劣化している場合は、プラスチック製の衣装ケースや、ポリエステル製の布地でできた衣装ケースを活用すると便利です。
オーナメント
オーナメントは種類ごとに小分けにして、仕切りのついた収納BOXやファスナー付きの保存袋に入れておきましょう。
オーナメントは種類も豊富でかわいいアイテムが揃っていることから、ついつい数が増えてしまいがちです。
量が増えれば収納場所もそれだけ必要になってしまうため、オーナメントは収納ケースに収まる分だけ、と予め量を決めておくことも大切です。
電飾
電飾のコードは、段ボールをカットしたものに巻いておいたり、ゆるく折りたたんで結束バンドや輪ゴムで束ねておくと、絡まりを防止することができます。絡まり防止の対策ができたら、ファスナー付き保存袋に入れておきましょう。
それぞれ収納したアイテムは、次のシーズンに気持ち良くスムーズに取り出せるように、1か所にまとめて保管しておくのがおすすめです。必要なときにどこに収納したかわからなくならないよう、収納しておく場所を決めておくと良いでしょう。
クリスマスツリーを出す時期・片付ける時期
クリスマスはイエス・キリストの誕生を記念する日で12月25日です。クリスマスツリーに多く使われるもみの木は常緑針葉樹で、年間を通じて葉を落とすことがありません。そのため「永遠の命の象徴」とされ、聖なる木として飾られるようになったと言われています。
クリスマスツリーを飾り始める時期
キリスト教では12月25日の4週前の日曜日から、イエス・キリストの降誕を迎えるための準備期間(待降節)としています。そのため、待降節の始まる日曜日にクリスマスツリーの飾り付けを始めることが多いようです。
とはいえ、日本では伝統的にキリスト教を信仰する習慣も少ないため、10月31日のハロウィンが終わり11月上旬ともなれば、街並みはすっかりクリスマスモードに様変わりします。各ご家庭でのクリスマスの装飾時期にも特に決まったルールがあるわけではないので、自由に始めて問題ありません。
クリスマスツリーを片付ける時期
キリスト教では12月25日から1月6日までをクリスマス休暇として、イエス・キリストの誕生を祝う習慣があります。そのため、1月6日まではクリスマスツリーが飾られているのが一般的です。
しかし、日本では少々事情が異なります。12月25日のクリスマスが終わったら、お正月にむけて門松・しめ飾り・鏡餅などの準備をしなければなりません。これらのお正月飾りは12月28日までに飾るのが良いとされているため、クリスマスツリーの片付けも12月28日までには終わらせたいものです。
片付けの負担を減らしてすっきり新年を迎えましょう
年中行事の中でも人気の高いクリスマス。しかし、年末の大掃除やお正月の準備の時期とも重なることから、片付けにかける時間は極力減らして、すっきり気持ち良く新年を迎えたいですよね。
収納や片付けの負担を減らすためにも、トランクルームの活用をぜひ検討してみてください。