子供服の収納で、頭を悩ませている親御さんも多いことでしょう。子供の成長とともに増え続ける服は、どのように収納すればスッキリ片付けられるでしょうか。
子育てで忙しい日々の中では、できるだけ簡単で見やすく整理できる方法が理想的です。
そこで今回は、子供服をスッキリ収納する方法について紹介しますので、参考にしてみてください。
目次
子供服を収納する前に必要な準備は?
最初に、子供服を収納する前に必要な準備について紹介します。
洗濯・クリーニングをして汚れをきちんと落とす
収納前の準備として、子供服をしっかりと洗濯・クリーニングし、汚れをきちんと落としておきましょう。汚れたままで保管すると、時間が経つにつれてシミが浮き出たり、嫌な臭いを発することがあります。
また、汚れが原因でカビや害虫が繁殖しやすくなるため、事前にしっかりと洗濯・クリーニングをしておくことが大切です。
不要な子供服を処分して物量を減らす
以下のようなポイントをチェックし、不要な子供服を処分して物量を減らしましょう。
- 汚れや傷みがひどい
- サイズアウトした
- 色やデザインが子供に似合わない
- 今後着る予定がない
- 特に思い入れがない
不要な子供服の中でも汚れや痛みがないものは、そのまま処分するのはもったいないものです。親戚や知人に譲る、寄付する、買取に出すなど、リサイクルできる活用方法を検討してみましょう。
保管する子供服を1枚ずつ撮影しておく
保管する子供服を1枚ずつ撮影しておくと、今現在どのようなアイテムがどれだけあるか一目で分かりやすく、収納する際にとても便利です。
また、次のシーズンに買い足す際に、手持ちの子供服と同じようなものを買わずに済みます。さらに、コーディネートしやすいアイテムを買い足しやすいといった点でも、役に立つでしょう。
子供服をスッキリ収納する4つのコツ
子供服をスッキリ収納するコツを4つ紹介するので、参考にしてください。
なるべくコンパクトにたたむ
子供服をスッキリ収納するためには、できるだけコンパクトにたたむことが基本です。サイズが小さいからといって、適当にたたむと収納時にかさばり、うまく整理できなくなります。
おすすめは、種類ごとに同じ方法・サイズにたたむ方法です。さらに、収納道具に合わせたサイズでたたむと効率よく収納でき、必要なときにスムーズに取り出すことができます。
収納ケースに立てて入れる
子供服をコンパクトにたたんだら、収納ケースに立てて入れていきましょう。こうすることで、上に重ねて収納するより多くの服を効率的に収納できます。
立てて収納することで中身が見やすく、取り出しやすくなるのもポイントです。お目当ての子供服をピンポイントで取り出せるだけでなく、元の場所にも簡単に戻すことができます。子供服が大量にあるほど、この方法の利便性を感じることができるでしょう。
仕切りを活用する
子供服を効率よく収納するには、仕切りを活用するのがおすすめです。特に、大きめの収納ボックスや衣装ケースにそのまま洋服を収納すると、出し入れする際に崩れやすくなります。
仕切りを使えば、衣類が崩れにくく整理もしやすくなります。見た目がすっきりするだけでなく、取り出しやすさも向上するため、ぜひ取り入れたい方法です。100円ショップなどでも手軽に購入できるので、使いやすいものをいろいろと試してみるとよいでしょう。
ラベリングして中身を分かりやすくする
収納後にラベリングして中身を分かりやすくするのも効果的な方法です。ラベリングすることで、どの子供服が収納されているかがか一目で分かり、取り出す際にも迷うことがなくなります。
ラベルには「子供の名前」や「服の種類」などを記入し、収納道具の目立つ位置に貼り付けましょう。なお、すべての収納ケースで統一感のあるラベルを使用して、同じスタイルで記入することで、見た目もスッキリ仕上がります。
子供服の収納におすすめの収納道具は?
ここでは、子供服の収納におすすめの収納道具をいくつか紹介します。
引き出し式の収納ケース
子供服の収納には、引き出し式の収納ケースが使いやすくて便利です。引き出し式なら、子供の力でも簡単に開閉することができます。
引き出し式の収納ケースは、押し入れやクローゼット・ベッド下などの奥行きのある空間を最大限に活かせます。収納場所が足りない、少ないとお悩みの場合にもおすすめです。
透明・半透明の収納ケース
透明・半透明の収納ケースを使用すると、外からでも中身が一目で分かり便利です。必要な洋服を探す手間と時間を大幅に削減できる点は大きなメリットといえるでしょう。
ただし、不透明の収納ケースと比較すると、見た目のスマートさに欠けることがあります。子供部屋やリビングインテリアとの調和を優先する場合は、慎重に選ぶことが大切です。
子供服用のハンガー
子供服の収納には、子供用のハンガーを使いましょう。子供服はサイズが小さいため、大人用のハンガーでは簡単に滑り落ちてしまうことがあります。
なお、子供服はサイズが小さいため、コートなどのアウター類もたたんで収納できることが多いです。収納場所の種類やスペースに応じて、たたんで保管することも検討してみるとよいでしょう。
子供服の収納におすすめの場所は?
ここでは、子供服の収納におすすめの場所について紹介します。
子供部屋
子供服の収納場所として子供部屋は理想的です。子供自身が洋服を管理することで、整理整頓の習慣が身につくだけでなく、服を自分で選んで身支度を整える自主性も育まれます。また、部屋内で必要な服をすぐに取り出せるため、効率的に準備ができる点もメリットです。
もし子供部屋に押し入れやクローゼットがない場合は、適切な収納道具を用意しましょう。子供服の量に合った、子供でも使いやすいことを条件に選ぶのがポイントです。透明や半透明の収納ボックスは中身が見えるため、子供でも簡単に整理整頓ができる使いやすさがあります。
リビング
子供服をリビングに収納するのも有効な方法です。リビングは家族が集まる場所であり、子供にとっても居心地がよい場所です。特に子供の年齢が低いうちは、自室がない、家族と一緒に過ごしたいといった理由で、リビングで過ごす時間が多くなるものです。
リビングに子供服を収納しておけば、食べこぼしなどで服が汚れてしまっても、すぐに取り出して着替えさせることができて便利です。ただし、どうしても生活感が出やすい点には注意が必要です。気になる場合は、家具の下のデッドスペースを活用したり、インテリアに調和する収納アイテムを使用するなどの工夫をしてみましょう。
大量にある場合はトランクルームへ
子供服が大量にある場合、トランクルームの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
自宅の収納スペースが限られている場合、トランクルームを活用することで家の中をスッキリと片付けられます。季節ごとの衣替え時にオフシーズンの子供服をトランクルームに保管しておくことで、自宅のスペースを効率的に使えるようになります。
屋内型トランクルームは空調管理が行き届いているため、湿気やホコリから子供服を守り、良好な状態で保管できます。セキュリティ対策も整っており、安心して大切な子供服を預けることができます。
まとめ
子供服は、子供の成長に伴い増えていくため、多くの方が収納方法に悩むものです。まずは、この記事で紹介した内容を参考に、効率的に収納してみてください。
また、大切な子供服は、トランクルームを利用して収納・保管するのもおすすめです。トランクルームは子供服を保管するのに最適な環境が整っているので、自宅のスペースを有効活用したい方に有効な手段となります。