タイヤを正しく保管するには?安全に使うための注意点とコツ

タイヤを正しく保管するには?安全に使うための注意点とコツ

カー用品は場所を取るので、収納場所を考えるのはなかなか頭が痛い問題です。特にスペースが多く必要となるタイヤは、どこに保管するべきか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。タイヤを長持ちさせて安全に使うためには、保管方法にも気を配りたいところです。

ここではタイヤの正しい保管方法と、自宅で保管できない場合の対処法についてご紹介します。

タイヤの寿命は?

タイヤ保管のイメージ
(写真提供:PIXTA)

さまざまな車の部品と同じように、タイヤも使っているうちに徐々に劣化し、やがて寿命を迎えます。
タイヤは車が走る際に変形し熱をもちますので、この繰り返しによって少しずつ劣化していくのは避けられません。たとえ使わなくても、紫外線や熱、水、油などを要因とする経年劣化は起こるため、ずっと使い続けることはできないのです。

タイヤの寿命はノーマルタイヤの場合で3~5年、スタッドレスタイヤの場合で3~4年が目安といわれています。ただし、タイヤの劣化スピードは使用状況によって変わりますので、この数字はあくまで目安に過ぎません。
例えば、タイヤ内の空気圧が不足した状態で走行したり、急ブレーキ・急発進を繰り返すような運転をしたりしていると、タイヤへの負担が大きくなり寿命は短くなります。

 

タイヤの交換時期を知るためのチェックポイント

安全運転をするためにも、タイヤについての正しい知識を知っておくと安心です。ここではタイヤの交換時期を知るための、4つのチェックポイントについて見ていきましょう。

1.タイヤの製造年月

タイヤのサイドウォール(側面)には、製造年週が4桁の数字で刻まれています。最初の2ケタが製造週、うしろの2ケタが製造年を指しており、例えば「2120」と刻まれているなら2020年の第21週目(2020年4~5月)に製造されたタイヤになります。

製造から年月が経ちゴムが古くなると、タイヤの性能は落ちていきます。きれいに見えても、製造からの年数が5年以上経過しているタイヤは、異常がないか一度プロによる点検を受けておくことをおすすめします。

2.タイヤの溝の深さ

ノーマルタイヤの場合、新品時の溝の深さは約8mmあり、これが1.6mm以下になると、道路運送車両の保安基準の第89条により公道での使用が禁止されています。ただし1.6mmに達していなくても、溝の深さがなくなってくると、タイヤの性能が下がるのは間違いありません。

溝が1.6mm以下になった印である「スリップサイン」が出て走行を続けている場合、道路交通法違反になるため、すみやかに交換しましょう。安全のためには、タイヤメーカーが推奨しているように、溝が4mm以下になったら交換するのがおすすめです。

なお、スタッドレスタイヤの場合は新品時の溝の深さが約10mmありますが、十分な氷雪路性能を保つため、溝が50%摩耗したら交換しましょう。スタッドレスタイヤには、スリップサインとは別にタイヤの使用限度を示す「プラットホーム」と呼ばれる段差があります。プラットホームがタイヤ表面に表れてきたら、タイヤが50%消耗しているサインです。その際には、すみやかにタイヤの交換を考えてください。

3.走行距離

タイヤの消耗の目安として、5,000kmの走行で1mm消耗するといわれています。新品のノーマルタイヤの溝は約8mmですから、3万2,000km程走行すると溝が1.6mmに達する計算になります。

ノーマルタイヤは走行距離3~4万km前後が交換の目安とされています。距離に達したからといってすぐに交換する必要はありませんが、一度プロによる点検を受けるのがおすすめです。

4.タイヤの状態

タイヤにひび割れが入っている、釘が刺さっている場合は、放置すると事故につながりかねません。すみやかな交換が必要になります。

 

タイヤを長持ちさせる保管方法

タイヤの寿命はタイヤを保管する場所や方法、保管前のメンテナンスなどによって大きく変わります。タイヤを長持ちさせるためには下記のような点に注意しましょう。

保管前にメンテナンスを行う

タイヤの表面には土や泥、融雪剤など、さまざまなものが付着しています。タイヤを汚れたままにしておくと、タイヤの傷みや色ムラの原因となりますので、タイヤを長期保管する際には、まずはこれらの汚れを落としましょう。溝に詰まった汚れはブラシを使えば取り除けます。

なお、洗剤を使うとかえってタイヤを傷める可能性があるため、ご注意ください。水洗いでも十分ですので、しっかり洗って乾燥させてから収納します。

ホイールを組んだまま保管する場合も同様に、使ったままの状態で保管すると、汚れが原因でホイールに錆が発生したり、汚れが定着したりしてしまう可能性があります。しっかりと水洗いをしておきましょう。

タイヤ劣化の要因となる直射日光や湿気を避ける

タイヤを劣化させる代表的な環境要因は、紫外線と水気です。タイヤを保管する際には、直射日光や湿気を避けることが重要です。この2つが少なければ、保管場所は屋内でも屋外でもかまいません。屋外なら日陰で雨がかからず風通しのよい場所を、屋内なら湿気が少ない場所を選びましょう。

なお、ゴムへの負担を抑えるために、タイヤの空気は抜いておくことをおすすめします。

タイヤ単体なら縦積み、ホイールつきなら横積みで保管

タイヤの保管方法には縦積みと横積みがありますが、タイヤ単体ならどちらの向きで保管しても問題ありません。ただし、横積みだとタイヤの側面にかかる負担が多少増えますので、できれば立てた状態で置いておくことをおすすめします。

ホイールつきの場合は、縦積みだとホイールの重さが接地している部分に集中し、タイヤが変形してしまいますので、横積みにします。半年程度ならそのままの向きでも問題ありませんが、長期で保管するようでしたら、下になっているタイヤが変形しないよう、時々タイヤを入れ替えるとよいでしょう。

タイヤカバーを使うのもおすすめ

屋外でタイヤを保管する場合は、直射日光や雨風を防ぐためにタイヤカバーを使うのもおすすめです。保管場所の条件が多少悪かったとしても、光を反射するカバーを掛けておけば、紫外線によるタイヤの劣化を抑えることができます。

ただし、湿気が多い所だとカバー内部が結露する場合がありますので、「風通しのよい場所にタイヤを置く」「タイヤの下に木材やすのこを敷いて地面からの湿気対策をする」など、工夫をしてください。

 

タイヤを自宅で保管できないときはどうする?

収納スペースがなく自宅でタイヤの保管が難しい場合は、トランクルームやディーラー・カー用品店が提供するタイヤ保管サービスを使う方法があります。

トランクルーム

屋外型のトランクルームは、コンテナを設置し、収納スペースとして貸し出している倉庫です。1帖以下~8帖以上までさまざまなサイズがあり、収納したいものに合わせて選ぶことができます。料金は月極制が一般的で、24時間365日、いつでも荷物の出し入れが可能なところが多いです。

タイヤだけを保管するなら1帖程度の広さがあれば十分ですし、ある程度の広さがある屋外型トランクルームなら、ほかのカー用品やレジャー用品などもいっしょに保管することができます。中には、バイクや自転車の駐輪が可能なトランクルームもあり、ちょっとしたガレージのようにも使えます。

月額使用料は、借りるトランクルームの広さやエリア、駅からの近さなどによって幅があり、5,000~6万円程度 が多いです。

ディーラーやカー用品店のタイヤ保管サービス

カーディーラーやカー用品店の中には、タイヤを保管するサービスを提供しているところがあります。サービス内容は事業者によってさまざまで、1年単位でタイヤを預かり、タイヤの取りつけまで対応しているところもあれば、預かり料は月額制で、取りつけや点検は別料金のところもあります。タイヤを返却してほしいときは、事前連絡が必要なことが一般的です。

費用はタイヤの大きさにもよりますが、年間1~2万円台であることが多いです。

タイヤだけを預けたいなら、車にくわしいスタッフがそろったディーラーやカー用品店のサービスは安心感があります。ただし、タイヤを預けるためだけに毎年1万~2万円台の出費となると割高感がありますし、取り出したいときにすぐに取り出せないといったデメリットもあります。

タイヤ以外にも保管に困っている荷物がある場合や自由に出し入れしたい場合は、トランクルームのほうがおすすめといえるでしょう。

 

24時間出し入れ自由な加瀬のレンタルボックスの特徴

レンタル収納スペースで生活にゆとりを提供する加瀬のレンタルボックスの屋外型トランクルームには、次のような特徴があります。

扉前まで車で乗り入れられる

屋外型トランクルームは、車が横づけできる構造になっていることがほとんどです。扉のすぐ前まで乗り入れられますので、タイヤのようなかさばる荷物も簡単に運び入れることができます。

自宅の物置より頑丈

加瀬のレンタルボックスでは、耐久性に優れた改造海上コンテナを使用していますので、とても頑丈な造りになっています。鍵がしっかりかかるので防犯面でも安心です。災害など何かあったときに備える備蓄品を入れておけば、自宅以外に防災備蓄倉庫をつくることもできます。

タイヤのほか、バイク自体も預けられる

加瀬のレンタルボックスでは、タイヤ以外のものもスペースの許す限りいっしょに預けられます。ここがディーラーやカー用品店のタイヤ預かりサービスとの一番の違いです。

例えば、タイヤのほか、バイク自体やカー用品一式をまとめて預け、タイヤの交換やメンテナンスの際にだけ取り出すようにすれば、かさばりがちな車関係の荷物もすっきり収納することができます。また、オフシーズンの家電やレジャー用品を預ければ、その分自宅の収納力が上がります。

 

安全にタイヤを使用するためにも、保管場所にこだわろう

安全に車に乗るには、季節に合わせたタイヤの交換や、タイヤの定期的なメンテナンスは欠かせません。タイヤはたとえ使わなくても、湿気や太陽光に含まれる紫外線によって劣化していきますので、保管しておく環境には気をつけたいものです。防犯の観点からも、ただガレージの隅に重ねておくのではなく、しっかりとした置き場所を確保しておきましょう。

自宅に保管スペースがない場合は、トランクルームの利用やディーラー・カー用品店のタイヤ預かりサービスを利用することもできます。特に、トランクルームはタイヤ以外の荷物もまとめて預けられますので、荷物を減らして家を広々と使いたい人は、ぜひ利用を検討してみてください。

 


 

投稿者プロフィール

安武 亜希
安武 亜希
株式会社加瀬倉庫 IT戦略推進部所属。
WEBを活用した集客施策を担当しています。
トランクルームに興味をもっていただけるよう、役に立つ情報を発信していきます!

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