手芸用品の収納アイデアを紹介|道具や材料をすっきり片付けるコツ

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手芸用品の収納アイデアを紹介|道具や材料をすっきり片付けるコツ
手芸品のイメージ

布や毛糸、ボタンやビーズなど、手芸用品は種類も形もさまざまで、気づけば作業スペースが物であふれてしまうことも・・・。そこで、道具や材料を種類ごとに整理して、必要なときにサッと取り出せる収納アイデアを紹介します。

作業がはかどる配置の工夫から、増えすぎた材料への対処法、長く気持ちよく使い続けるための保管のコツまで、幅広く見ていきましょう。

手芸用品をすっきり収納するための基本

手芸を長く楽しむためには、まず収納の土台となる考え方を押さえておくのがおすすめです。闇雲に棚やケースを増やす前に、次の3つのポイントを意識するだけで、収納スペースがぐっと使いやすくなります。

手芸用品を種類ごとに分ける

手芸用品は布、糸、ボタン、工具など、性質の異なるアイテムが集まったものです。素材ごとに分けずまとめて収納してしまうと、必要なものを探すたびに他の道具をかき分けることになり、意外とストレスがたまります。

布類は布類、糸類は糸類というように大まかなカテゴリーに分けたうえで、さらに色や太さなど細かい基準で仕分けると、作業を始めるまでの時間を短縮できます。

分類の基準は、家族や自分が迷わず戻せるくらいシンプルなルールにしておくのが、片付けを長続きさせるコツです。

使用頻度に合わせて収納場所を決める

よく使うハサミや糸を奥の棚にしまい込んでしまうと、作業のたびに取り出すのが億劫になり、結局は机の上に出しっぱなしになりがちです。

頻繁に使う道具は手の届きやすい引き出しの上段や作業机の近くに置き、季節や気分によって使う頻度が下がる材料は棚の奥やクローゼットの上段など、少し離れた場所にまとめておくとよいでしょう。

使用頻度という軸で収納場所を決めるだけで、片付けやすさと作業のしやすさがどちらも高まります。

中身が分かるケースやラベルを活用する

透明なケースなら、蓋を開けなくても中身を確認できるので、探し物にかかる時間を減らすことができます。

不透明な収納ボックスを使う場合は、ラベルシールやマスキングテープに品目を書いて貼っておくと、家族が片付けを手伝ってくれるときにも迷わずしまうことができます。ラベルは手書きでも十分ですが、内容を変更する機会が多い場合は、貼り替えやすいマスキングテープタイプが扱いやすくおすすめです。

また、ケースの形やサイズをそろえておくと棚の中に隙間ができにくく、見た目もすっきりまとまります。すべてを同じシリーズでそろえるのが難しくても、色味だけ統一するといった小さな工夫で、全体の印象は変わります。

【アイテム別】手芸用品の収納アイデア

手芸用品の収納アイデア

収納の基本を押さえたら、次はアイテムごとの具体的な収納方法を見ていきましょう。手芸用品は形状や特性がそれぞれ異なるので、アイテムに合わせた工夫を取り入れることで、さらに片付けやすさがアップします。

布やはぎれは立てて収納する

布地は平積みにすると下にあるものほど取り出しにくくなり、色や柄の把握もしづらくなってしまいます。色や素材ごとにファイルやケースに入れて立てて収納すると、本棚から本を選ぶような感覚で、欲しい布をすぐに見つけられます。

小さなはぎれは芯に巻きつけたりクリアファイルに挟んだりすると型崩れを防げますし、サイズ別に仕切りを設けておくと、大きな布と小さなはぎれが混ざって扱いにくくなる、という事態も避けられます。

毛糸や刺繍糸は絡まないように分けて収納する

毛糸玉同士が触れ合う状態で保管すると、糸端が絡まりやすくなり、作業前にほどく手間が発生してしまいます。ジッパー付きの保存袋や仕切り付きのケースに1玉ずつ入れておくと、絡まりを防ぎながら色ごとの在庫も把握しやすくなります。

刺繍糸は専用のボビンに巻き取ってから収納すると、細い糸同士が絡み合う心配がなくなり、色番号を記入したボビンをファイルに並べておけば、必要な色をすぐに選べて便利です。

ボタンやビーズなどの細かいパーツは小分けにする

小さなパーツをまとめて一つの容器に入れてしまうと、探すたびに中身を全部出す羽目になります。仕切りのついたパーツケースやジッパーバッグを使い、色やサイズごとに小分けにしておくと管理がしやすくなります。

使用頻度の高い定番のボタンやビーズは手前に、季節限定で使うようなパーツは奥にまとめておくと、作業の流れを止めずに取り出せます。

針・ハサミ・工具はまとめて取り出しやすくする

針や待ち針、ハサミといった工具は、作業中に何度も持ち替えるアイテムです。工具だけをまとめたポーチやトレーを用意しておくと、作業机への出し入れが一度で済み、うっかりの紛失も防げます。

針は針山や磁石付きのケースに刺しておくと、足元に落として踏んでしまうといった思わぬ事故も避けられます。刃物であるハサミは専用のカバーやホルダーに収めておくと、他の道具と一緒に動かしても安心です。

型紙や手芸本はファイルやボックスで保管する

型紙は紙質が薄く折れやすいので、クリアファイルに挟んでからファイルボックスに立てて収納すると、必要なときにすぐ見つけられます。作品ジャンルごとにインデックスをつけておくと、似たような型紙が増えても迷わず取り出せて安心です。

手芸本や雑誌は本棚の一角にまとめ、よく参考にするページに付箋を挟んでおくと、制作のたびにページを探す手間が省けます。写真だけ残しておきたい記事は切り抜いてスクラップブックにまとめる方法もあり、本自体を手放しても必要な情報だけを手元に残せます。

スマートフォンでの撮影や、スキャナーで読み込んでデータとして保管しておくと、紙が劣化したり紛失してしまったりしたときにも安心です。

収納グッズを活用した手芸用品の片付け方

ボタンの収納イメージ

アイテムごとの収納方法がわかったら、次はそれらを実際にどんな収納グッズへ落とし込むかを考えていきましょう。手芸用品の収納にはさまざまな家具や道具が活用できますが、それぞれ得意な用途が異なるので、特徴を押さえたうえで選ぶことが大切です。

作業スタイルや部屋の広さによって相性の良い収納グッズは変わってくるので、下の表で全体像をつかんだうえで、自宅に合いそうなものから気軽に取り入れてみてください。

収納グッズ特徴向いているアイテム
引き出し収納仕切りを入れられ、重ねて設置しやすいボタン、ビーズ、糸、針など
ワゴン収納キャスター付きで作業場所のそばに移動できるよく使う道具一式、制作中の材料
棚・カラーボックス高さを活かしてかさばる物をまとめて保管できる布、はぎれ、手芸本、ストック材料
有孔ボード壁面を活用し、道具を吊るして一覧できるハサミ、メジャー、リッパーなどの工具

引き出し収納で細かい手芸用品を整理する

引き出し収納は仕切りを入れられるタイプを選ぶと、ボタンやビーズ、糸といった細かいパーツを種類別に分けて保管できます。

上の表のとおり重ねて設置しやすいので、限られたスペースでも収納量を確保しやすいのが魅力です。引き出しごとにラベルを貼っておけば、開ける前から中身を把握でき、探し物の時間もさらに短縮できますよ。

ワゴン収納で作業場所まで移動しやすくする

キャスター付きのワゴンは、よく使う道具一式をまとめて入れておき、作業する部屋やテーブルのそばまで移動させて使えるのが特徴です。

リビングで作業することが多い場合や、作業スペースが固定されていないご家庭では、ワゴン収納があると準備と片付けの手間がなくなります。

引き出しの段ごとに用途を決めておくと、必要な道具を探す時間も短くなります。

棚やカラーボックスで材料のストックを管理する

布のストックや大きめの手芸本など、かさばるアイテムは棚やカラーボックスにまとめておくと管理がしやすくなります。ボックスの中にさらに仕切りやケースを組み合わせれば、単なる棚としてだけでなく、細かい仕分け収納としても活用できます。

上段には使用頻度の低いストック材料、下段にはよく使う材料というように高さで使い分けると、より取り出しやすくなります。

有孔ボードで道具を見やすく収納する

壁面を活用できる有孔ボードは、ハサミやメジャー、リッパーといった工具を吊るして収納できるアイテムです。フックの位置を工具の形に合わせて配置しておくと、使った後にどこへ戻せばいいか一目で分かり、片付けの習慣づけにもつながります。

作業スペースの壁を使えるので、机や床の面積を圧迫しないのもうれしいポイントです。

手芸用品が増えすぎたときの対処法

手芸のイメージ

手芸を続けていると、新しい作品づくりのたびに材料や道具が少しずつ増えていくものです。増え続ける手芸用品との上手な付き合い方を紹介します。

材料や道具を見直して不要な物を整理する

収納スペースが手狭になってきたら、まずは今持っている材料や道具を一度すべて見直してみましょう。使う予定のない端切れや古くなった接着剤、サイズの合わなくなった工具などは、思い切って手放すことで収納の余白を生み出せます。

判断に迷うものは「1年以内に使う予定があるか」を基準にすると、要・不要の線引きがしやすくなります。

まだ使えるけれど自分では活用しきれない材料は、フリマアプリやリサイクルショップ、手芸サークルへの譲渡といった形で必要な方へ渡す方法もあり、処分に抵抗がある場合の選択肢として覚えておくと安心です。

制作中の物と予備の材料を分けて収納する

進行中の作品に使う材料と、まだ使う予定のない予備の材料を同じ場所にまとめてしまうと、必要なものを探すたびに手が止まってしまいます。

制作中の材料は作業スペースの近くに専用のケースを用意し、予備の材料は別の棚やボックスへ分けておくと、作業効率が上がります。

作品が完成したらそのつど整理して、余った材料をストック用の収納へ戻す習慣をつけておくと、いつでも作業スペースをすっきり保てます。

使用頻度の低い材料はトランクルームに保管する

自宅の収納スペースだけでは手芸用品が入りきらなくなってきたら、季節ものの生地や当面使う予定のないストック材料を、トランクルームに預けるという選択肢もあります。

自宅の収納は毎日の作業でよく使うものに絞り、出番の少ないストックは外部の収納サービスに任せることで、限られた住空間でも無理なく手芸用品を管理できます。

特に生地や毛糸は量がかさみやすいため、シーズンオフの間だけ預けておき、必要な時期になったら自宅に戻すといった使い分けをすると、部屋の収納にゆとりを持たせやすくなります。

自宅に置く分と外部に預ける分を分けて管理することで、限られた住空間でも趣味の手芸を無理なく続けやすくなります。

手芸用品をきれいに保管するための注意点

収納場所を整えたあとは、手芸用品を良い状態のまま長く使い続けるための保管方法にも目を向けておきましょう。素材によっては湿気や紫外線の影響を受けやすいものもあるので、日頃のちょっとした心がけが仕上がりの美しさを左右します。

布や毛糸は湿気やカビを防いで保管する

布や毛糸は湿気を吸いやすく、そのまま放置するとカビや虫食いの原因になってしまうことがあります。収納ケースの中に除湿剤や防虫剤を入れておくと安心です。

購入時のビニール袋のまま長期間保管するのではなく、通気性のある不織布バッグや紙製の箱に移し替えておくと、湿気がこもりにくくなります。

特に梅雨の時期は、定期的にケースを開けて風を通す習慣をつけておくとよいでしょう。押し入れやクローゼットなど風通しの悪い場所に収納する場合は、床に直接置かず、すのこや棚を挟んで通気層をつくっておくと、下から湿気がこもるのを防げます。

直射日光を避けて色あせを防ぐ

布や糸は紫外線の影響を受けると色あせやすく、特に鮮やかな色ほど変化が目立ちやすい傾向があります。

窓際の棚に直接並べるのではなく、扉付きの収納家具や引き出しの中にしまうことで、日光による劣化を防げます。どうしても窓の近くにしか収納スペースを確保できない場合は、遮光カーテンやUVカット効果のあるフィルムを活用するのも一つの手です。

定期的に収納内容を見直す

一度整理した収納も、時間が経つと新しい材料が増えたり使わなくなった道具が出てきたりして、少しずつ乱れていくものです。季節の変わり目など、年に数回のタイミングを決めて収納内容を見直す機会をつくっておくと、片付いた状態を保ちやすくなります。

見直しのたびに不要なものを手放し、よく使うものを取り出しやすい位置へ移動させることで、収納は常に使いやすい状態へアップデートされていきます。カレンダーやスマートフォンのリマインダーに見直しの予定を登録しておくと、忙しい時期でもつい後回しにしてしまうことなく、無理なく習慣化できます。

手芸用品に合った収納方法ですっきり片付けよう

手芸用品の収納は、種類ごとの分類や使用頻度に応じた配置といった基本を押さえたうえで、布や糸、パーツ、工具といったアイテムごとの特性に合わせた工夫を重ねることで、ぐっと使いやすくなります。

今の収納スタイルを少しずつ見直しながら、自宅の収納と外部の収納サービスを上手に使い分け、自分にとって取り出しやすく戻しやすい仕組みを整えていきましょう。無理に一度で完璧な状態を目指すのではなく、使いながら少しずつ配置を調整していく感覚で取り組むと、暮らしの変化にも無理なく対応できる収納が育っていきます。

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監修・投稿者プロフィール
安武 亜希

株式会社加瀬倉庫 IT戦略推進部所属。
【資格】
整理収納アドバイザー1級
WEBを活用した集客施策を担当しています。
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