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公開日2023.11.10
最終更新日2023.10.10

トランクルームで着替えはできる?ルールを守って賢く活用しよう

トランクルームで着替えるイメージ
トランクルームで着替えができたら便利だけど…(写真提供:PIXTA)

トランクルームは使用頻度の低い荷物や、自宅に収納しきれない荷物を保管しておくのに便利なスペースです。
イベント用の衣装や趣味の道具を保管している場合、荷物の出し入れついでに着替えもできたら便利だな…と考えたことはありませんか?

そこで、この記事ではトランクルーム内での着替えについてまとめてみました。

 

トランクルームでの着替えはOK?

トランクルームで着替えをすることは問題ないのでしょうか。結論からいえば、短時間であれば問題のない範囲と考えられます。

加瀬倉庫の場合、トランクルーム使用目的について一時使用約款で次のように定めています。

第2条(使用目的)
1.契約物件は、本契約各条項に違背しない動産物のみの収納保管庫として使用することとする。
2.契約物件は当然に、居住・仮宿泊・休憩場所・事務所・工場・作業所、及びそれらに類する用途に使用してはならない。

(参考:株式会社加瀬倉庫「屋内型トランクルームの一時使用約款例」)

トランクルームは収納物を保管するためのスペースとして貸し出しをしています。居住や休憩場所、作業所としての使用は禁止しているため、それに抵触するような利用方法はNGとなりますが、着替えるだけの短時間での滞在であれば、問題はないといえるでしょう。

 

トランクルームでの着替えが想定される場面

トランクルームでの着替えが想定されるシーンを考えてみました。

通勤時の着替えに利用する

自宅と職場の中継地点としてトランクルームを活用する方法があります。
トランクルームには自転車も収納することができるため、例えば自宅から自転車で通勤して、職場近くのトランクルームに自転車を保管し、その場で着替えることができたら一石二鳥です。
自転車通勤ではどうしても汗をかいて服が汚れてしまうので、中継地点で着替えることができたら理想的です。

イベント用の衣装に着替える

コスプレ衣装やイベント用の衣装の保管にトランクルームを利用している人もいるのではないでしょうか。使用頻度があまり高くない割にかさばる衣装は、トランクルームでの保管に適しています。

イベントごとに取り出していると手間がかかるため、衣装を保管しているトランクルームで着替えることができたら便利です。必要なメイク道具や小物類も一緒に保管しておけば、自宅からは手ぶらで外出することができます。

スポーツウェアに着替える

スポーツ用のウェアやシューズをトランクルームに保管しておけば、仕事帰りや外出のついでに着替えて、気軽にスポーツを楽しむことができます。ロードバイクやサーフボードといった大きなスポーツ用品も一緒に保管することができるため、趣味の時間の拠点として利用してみてはいかがでしょうか。

 

着替えに必要なスペースとトランクルームのサイズ

通販サイトなどで販売されている簡易的なフィッティングスペースは、小さいタイプで幅85~90cm、奥行85~90cm、高さ210cmというサイズが一般的でした。つまりこのサイズのスペースが確保できれば、着替えスペースとしては十分な大きさだといえそうです。

▼一般的なフィッティングスペースのサイズ

フィッテイングルームのサイズ
一般的なフィッテイングルームのサイズ(一例)

 

幅85~90cm、奥行85~90cm、高さ210cmというサイズは、加瀬倉庫の場合、屋内型トランクームの0.5帖サイズとほぼ同じ大きさとなります。

▼屋内型トランクルーム0.5帖のサイズ(加瀬倉庫の場合)

トランクルーム0.5帖サイズ
加瀬倉庫の屋内型トランクルーム0.5帖サイズ(一例)

トランクルームの0.5帖サイズは、着替えるだけならば十分なスペースだと考えられます。しかし、荷物を一緒に保管することを考えると、スペースにはもう少し余裕をもっても良さそうです。

実際に利用する場合は、契約前に自身の収納物の量を確認した上で、適切なサイズを選ぶようにしてください。

▼屋内型トランクルームのサイズ例(加瀬倉庫の場合)

サイズ幅×奥行×高さ
0.5帖90cm× 90cm×210cm
0.7帖90cm×120cm×210cm
1.0帖90cm×180cm×210cm
1.5帖135cm×180cm×210cm
2.0帖180cm×180cm×210cm

 

トランクルームで着替える際の注意点

加瀬倉庫の屋内型トランクルーム
トランクルームで着替える際はルールを守りましょう

トランクルームでの着替え利用はOKと紹介しましたが、利用の際には以下の注意点を必ずご確認ください。

通路で着替えない

通路は共有スペースとなります。着替えをする場合は、ご自身が契約している個室スペース内で行うようにしてください。

個室は内側から鍵がかからない場合も

施設によっては、個室スペースの内側から鍵をかけられない構造になっています。内側からロックできない場合、他の利用者が外側からドアを開けてしまう可能性がないわけではありません。着替えをする際の防犯対策は、ご自身で行うようお願いいたします。
※加瀬倉庫の屋内型トランクルームは、内側から鍵をかけることはできません。

監視カメラの位置を確認

防犯対策として、トランクルームの施設内には監視カメラが設置されている場合があります。カメラの位置や角度によっては、個室スペース内が映っていることも考えられるため注意が必要です。

他の利用者に配慮する

長時間の滞在、複数名での利用、通路の妨げなど、他の利用者に迷惑がかかるような行為がないようにしましょう。

汚れた着替えは放置しない

汗などで汚れた服をトランクルーム内に放置すると、臭いの原因となりますのでご注意ください。

 

最後に

トランクルームはあくまで収納物を保管するスペースです。長時間の滞在や休憩は禁止されているため、着替えに利用する際は短時間で手早く済ませましょう。また、他の利用者に配慮するなど、ルールを守ったご利用をお願いいたします。

参考:トランクルームとは?サイズの選び方から種類まで徹底解説

 


 

加瀬のレンタルボックス

yasutake
監修・投稿者プロフィール安武 亜希

株式会社加瀬倉庫 IT戦略推進部所属
【資格】整理収納アドバイザー1級

WEBを活用した集客施策を担当しています。
トランクルームに興味をもっていただけるよう、みなさまに役に立つ情報を発信していきます!

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