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公開日2025.12.02
最終更新日2025.10.30

レシートの保管アイデア|散らからない整理術と保存のコツ

レシートの保管アイデア

財布や机に溜まりがちなレシートは、捨てずに放置すると散らかる原因になります。家計簿や確定申告のために必要な書類だからこそ、きちんと整理しておくことが大切です。

レシートの保管はちょっとした工夫で見た目がすっきりし、探す手間も大きく省けます。今日から実践できる保管のアイデアを取り入れて、必要なときにレシートをすぐ取り出せる環境を目指しましょう。

今日からできる!レシートの保管アイデア

レシートは、気づくとあっという間にたまってしまうものです。見直したいと思っても、うまく整理できず困ることもあるでしょう。

今日からすぐに実践できる保管アイデアを参考にして、生活スタイルに合った方法でレシートをすっきり整理しましょう。

クリアファイルに入れる

レシートをまとめて管理したいときは、クリアファイルを使ったシンプルな方法がおすすめです。
月ごと、または食費・日用品などの項目ごとにファイルを分けておくと、後から見返すときに探しやすくなります。

A4サイズが大きすぎる場合は、A5やB6サイズの小さめファイルが便利です。長いレシートは半分に折って収納すれば、見た目もすっきりします。

さらに、ファイルが増えて散らかるのを防ぐには、ボックスにまとめて立てておくのが効果的です。
クリアファイルごとに「月」や「カテゴリー」の見出しをつけておくと、必要なレシートをすぐに確認できます。

レシート回収ボックスにしまう

レシートを一時的にまとめておくための専用ボックスを用意しておくと、毎日の整理がぐっとラクになります。
帰宅したら、財布の中のレシートをそのままボックスに入れるだけ。たったワンアクションで片づけが完了します。

ボックスはブリキ缶や紙箱、木製ボックスなど、インテリアになじむデザインを選ぶのがおすすめです。
リビングの棚や玄関の一角など、目につきやすい場所に置いておくと、出し入れの習慣が自然と身につきます。

レシートが増えてきたら、月末など決まったタイミングで中身を整理するようにすると、無理なくすっきり保管できます。

ノートに貼り付ける

レシートを整理しながら記録も残したい方には、ノートに貼り付けて保管する方法がおすすめです。
レシート貼り付け専用のノートやスクラップブックを使えば、支出の記録としても後から確認しやすくなります。

ルーズリーフタイプを選ぶと、ページの追加や並べ替えが自由にでき、月ごとやカテゴリごとの管理にも便利です。また、貼り付けには、スティックのりやテープのりを使うと手早くきれいに仕上がります。液体のりのように乾くまで待つ必要がないため、短時間で整理が完了します。

ノートにまとめておけば、領収書やレシートを一目で見返せるうえ、整理する達成感も得られます。

封筒にまとめておく

シンプルに整理したい方には、封筒を使ったレシート保管がおすすめです。
月別や目的別に封筒を分けておくだけで、自然と仕分けの習慣が身につきます。

封筒の表に日付や費用の項目を書き込んでおくと、家計簿をつけるときにもスムーズです。レシートが多い場合は、少し大きめの封筒を選ぶと出し入れがしやすくなります。

さらに、封筒の中でレシートをホッチキスやクリップでひとまとめにしておくと、バラつかず整理が長続きします。レシートを入れた封筒を引き出しやボックスに立てて保管すれば、見た目もすっきり整います。

ポケット付きのジャバラファイルに保管する

複数のレシートをカテゴリーごとに整理したい方には、ポケット付きのジャバラファイルが便利です。
仕切りが多く、月別や項目別に分けて収納できるため、後から確認したいレシートをすぐに見つけられます。

ファイルの全面にスナップボタンが付いているタイプなら、持ち運びの際も中身がこぼれず安心です。100円ショップなどでも手軽に購入でき、サイズやカラーの種類も豊富にそろっています。

小さめのファイルなら、ポケットごとにインデックスを貼って分類を明確に。大きめのタイプを選べば、レシートを貼ったノートなどもまとめて収納できます。

使う目的に合わせてサイズを選び、自分に合った管理スタイルを見つけましょう。

レシートを効率的に整理する方法

クリップでまとめられたレシート

確定申告などで、数年間レシートを保管する必要がある場合は、効率よく整理できる環境を整えることが大切です。必要なときにすぐ取り出せるよう、日常の中で無理なく続けられる仕組みをつくりましょう。

保管場所を決める

レシートを収納する場所は、必ず1か所に固定しましょう。複数の場所に分けてしまうと、いざ整理や確認をしたいときに探す手間が増えてしまいます。

保管場所を決めておけば、レシートを探す時間が減り、家計管理や記録作業もスムーズに進みます。
たとえば、リビングや寝室の引き出しなど、日常的に使いやすい場所に専用スペースを設けるのがおすすめです。

帰宅後はまず、財布の中のレシートを一時保管用のボックスに入れ、後でまとめて仕分けしてから決めた保管場所にしまうという流れを習慣にすると、無理なく整理を続けられます。

月ごとに仕分ける

レシートは、月ごとに分けて保管するのがもっとも管理しやすい方法です。封筒やクリアファイルなどに月別でまとめておくと、支出の記録や前年との比較もスムーズに行えます。

仕分ける際は、レシートを日付順に並べて整理しておくのがおすすめです。時系列がそろっていると、記帳や確認の際に迷わず処理でき、記入ミスの防止にもつながります。

ある程度たまったら、ホッチキスやクリップでひとまとめにしておくと、後から見返すときにも便利です。

デジタル化を検討する

紙のレシートをため込みたくない場合は、電子データとして保管する方法を検討してみましょう。レシートをデジタル化すれば、紙の原本を残す必要がなくなり、収納スペースを他の用途に活用できます。

ただし、デジタル化の目的によって保管ルールは異なります。
家計管理が目的であれば、家計簿アプリや会計ソフトにデータを取り込み、紙のレシートは破棄して問題ありません。撮影やスキャンでデータ化するだけでも、後から支出を見直すのに十分です。

一方で、確定申告などに使用するレシートを電子保存する場合は、「電子帳簿保存法」の要件(データの検索性・改ざん防止・タイムスタンプなど)を満たす必要があります。

利用目的に応じて、必要な機能を備えたスキャナーや家計簿アプリを選び、無理のない範囲でデジタル管理を取り入れましょう。

レシートの保管期間と保存のコツ

確定申告でレシートを確認している様子

レシートを整理して保管する際は、どのくらいの期間残しておくべきか、そして劣化を防ぐための保存方法を知っておくことが大切です。

ここでは、用途別の保管期間の目安と、長くきれいな状態で保管するためのポイントを紹介します。

確定申告で使用する場合は5年~7年保管

確定申告用としてレシートを保存する場合、保存期間は申告形態や書類の種類によって異なります。
一般的には、白色申告者の場合は書類類を 5年程度、青色申告者では帳簿類を 7年程度 保存する必要があります。

ただし、青色申告者であっても、例えば前々年分の所得が300万円以下であれば「現金預金取引等関係書類」などは 5年保存でよい 場合があります。また、申告用途が個人の家計管理に限られる場合は、義務的な保存期間を過ぎたレシートや領収書を処分しても差し支えありません。

保存が必要な期間をあらかじめ確認し、申告や税務調査に備えて整理しておきましょう。

直射日光があたる・高温の場所を避ける

レシートを長期間きれいに保管するには、直射日光や高温になる場所を避けることが大切です。
多くのレシートは「感熱紙」に印字されており、熱によって文字を浮き上がらせる仕組みのため、高温にさらされると印字が消えてしまうことがあります。

また、感熱紙は熱だけでなく、光・湿気・油分にも弱い性質があります。そのため、保管する際は日が当たらず風通しの良い場所を選び、冷暗所に置くのが理想的です。
レシートは印字面を内側に折って保管すると、文字がより長持ちします。

さらに、ファイリングの際には、レシートに水分やハンドクリームの油分が付かないよう注意しましょう。小さな工夫でも、レシートを劣化させずにきれいな状態で保管できます。

水に濡れないように気をつける

レシートは水分に弱く、濡れると印字がにじんだり、読めなくなってしまうことがあります。そのため、キッチンや洗面所など水回りの近くを避けて保管することが大切です。

万が一レシートが濡れてしまった場合は、ドライヤーなどの熱を使わず、室内で自然に乾かしてから保管しましょう。感熱紙は熱で印字されているため、温風を当てると文字が消えるおそれがあります。

また、印字を長く保つためには、水分だけでなく、アルコール・油分・ビニール製ファイルの接触にも注意が必要です。レシートが直接触れないように紙製の封筒や紙ファイルに入れておくと安心です。

レシート保管は小さなアイデアで変わる

レシートは気づかないうちにたまり、ついテーブルの上や引き出しを散らかしてしまいがちです。
そんなときは、クリアファイルや封筒、ボックスなど身近なアイテムを上手に活用して、無理なく整理を続けましょう。

毎日少しずつ仕分ける習慣をつけておくことで、必要なときにすぐ取り出せるようになり、家計管理や確定申告の準備もスムーズになります。ちょっとした工夫を取り入れるだけで、面倒に感じていたレシート整理が驚くほど快適になります。

なお、確定申告に使用するレシートや領収書など数年分をまとめて保管する場合は、住まいの収納を圧迫しないよう、トランクルームなど外部の保管スペースを活用するのもひとつの方法です。

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監修・投稿者プロフィール安武 亜希

株式会社加瀬倉庫 IT戦略推進部所属。
【資格】
整理収納アドバイザー1級
WEBを活用した集客施策を担当しています。
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