パーカー収納のおすすめ方法。かさばるフードをすっきり整理するコツを紹介


パーカーはコーディネートに合わせやすく、老若男女に愛される定番アイテムですが、フードや厚みのある生地のせいで、クローゼットや引き出しの中でかさばりやすいのが悩みどころです。
正しい畳み方や吊るし方を身につけるだけで、収納スペースを有効活用でき、型崩れや生地傷みの防止にもつながります。
パーカー収納は「畳む」と「吊るす」のどちらがよい?
パーカーは素材や使用頻度によって向き・不向きがあり、一概に「畳む」「吊るす」どちらが正解とは言えません。それぞれの特徴を踏まえたうえで、手持ちのパーカーに合った方法を選ぶことが大切です。
引き出し収納に向いているケース
厚手のスウェット素材やコットン素材のパーカーは、引き出しや収納ケースに畳んでしまう方法が向いています。スウェット生地を含むパーカーの多くは「編み物」に分類されます。
編み地は伸縮性が高い反面、ハンガーに長期間かけておくと生地の重みで肩回りが伸びやすくなります。毎日着るものでなければ、畳んで引き出しにしまう方が型崩れを防ぎやすいです。
また、シーズンオフで使用頻度が低いパーカーも、畳んで収納ケースに入れておく方法が向いています。クローゼットのスペースを圧迫しにくく、重ねて収納できるため、枚数が多い方にも使いやすい方法です。
ハンガー収納に向いているケース
毎日のように着るパーカーや、薄手のポリエステル素材のドライパーカーは、ハンガーにかけておくと取り出しやすく便利です。ただし、長期間吊るしたままにすると型崩れのリスクが高まるため、あくまでもローテーションして頻繁に着るアイテムに限定するのが基本です。
ジップアップタイプはジッパーをすべて閉めた状態でかけると形が崩れにくくなります。玄関近くのフックやドアハンガーに「今週着る用」として2〜3枚だけかけておくような使い方なら、出し入れの手間も省けて合理的です。
素材・厚みによって収納方法を変えるのがおすすめ
パーカーはその素材によって収納への耐性が大きく異なります。購入時のタグに記載されている素材表示を確認しながら、収納方法を使い分けてみてください。
| 素材 | 特徴 | 向いている収納方法 |
| スウェット(コットン混) | 伸縮性が高く型崩れしやすい | 畳んで引き出し・収納ケースへ |
| ポリエステル(ドライ系) | 軽量・速乾性があり型崩れしにくい | ハンガー収納も可 |
| フリース | 軽いが毛羽立ちやすい | 畳んで引き出しへ(圧縮袋は避ける) |
| 厚手コットン(裏起毛など) | 重く生地が伸びやすい | 畳んで収納ケースへ |
素材に合わせた収納方法を選ぶことで、お気に入りのパーカーを長くきれいな状態で使い続けることができます。
かさばらないパーカーの畳み方
いざ畳もうとしてもフードが邪魔でうまくまとまらない、という経験は多くの方にあるのではないでしょうか。コツを押さえると、フードのあるパーカーでもすっきりとコンパクトにまとめることができます。
基本の畳み方

まず、ジップアップタイプはジッパーをすべて閉めた状態から始めます。プルオーバータイプはそのまま進めて問題ありません。
- パーカーを裏返しにして、平らな場所に広げます
- 両袖を内側に折り込み、縦長の長方形に整えます
- フードを背中側(後ろ)に折り返して平らに整えます
- 下から上に向かって半分に折り、さらにもう一度折ってまとめます
シワを防ぐために、折り目はなるべく縫い目に沿わせるよう意識すると仕上がりがきれいになります。洗濯直後の生乾きの状態で畳むとシワが定着しやすいため、しっかり乾燥させてから行うのも大切なポイントです。
フードを活用してコンパクトにまとめる方法

フード付きパーカーならではの畳み方として、フード自体を収納袋代わりに活用する方法があります。本体全体をフードの中に押し込んでまとめるため、ひとつの塊になり、引き出しの中で形が崩れにくいのが特徴です。
- パーカーを裏返し、フードだけを表向きに出した状態にします
- 袖を内側に折り込み、縦長になるよう本体を畳みます
- 裾側からくるくると巻いていきます
- 巻き終わったらフードの中に押し込み、形を整えます
巻いた本体がフードにすっぽり収まるため、バッグの中でもかさばらず、旅行や持ち運びにも応用できる方法です。
立てて収納できる畳み方
引き出しの中に平積みにしてしまうと、下のものを取り出すたびに上のパーカーが崩れてしまいます。ファイルを立てるように縦に並べる収納スタイルを取り入れると、どれがどこにあるかが一目でわかり、出し入れも楽になります。
立て収納に対応した畳み方は、基本の畳み方でできた縦長の状態から、さらに下から三等分になるよう折り上げ、最後に全体をひとまとめにして形を固定します。
ポイントは引き出しの高さに合わせて折り幅を調整することです。高さが合っていないと、引き出しを閉めたときに崩れやすくなってしまいます。
立てる収納はパーカーに限らず、Tシャツやスウェットにも応用できる方法で、引き出しの中の使い勝手が格段によくなります。
シワや型崩れを防ぐポイント
畳む際は生地を無理に引っ張ったり押しつけたりせず、自然な形を保ちながらゆっくり整えるのが基本です。また、収納ケースに詰め込みすぎると取り出す際に生地が引っ張られ、シワや型崩れの原因になります。目安として引き出しの八分目程度を上限と考えておくと、余裕が生まれて管理しやすくなります。
圧縮袋を使うと収納スペースを大幅に節約できますが、コットンやフリース素材はシワが残りやすいため、長期間の圧縮収納には向いていません。シーズン中はなるべく通気性のある収納ケースを使い、圧縮袋はシーズンオフの短期保管に限定するのが安心です。
パーカーを吊るして収納するコツ

毎日着るパーカーや、クローゼットに直接かけておきたい場合は、ハンガー収納を上手に活用しましょう。ただし、かけ方や道具選びを間違えると型崩れの原因になってしまいます。
ハンガー跡を防ぐかけ方
パーカーをハンガーにそのままかけると、フードの重みが肩まわりに集中し、肩が伸びたり跡がついたりすることがあります。
これを防ぐには、パーカーの左右の袖をハンガーの肩部分にたすきがけするように掛けるのが有効です。袖を交差させるようにして肩のバーに乗せることで、生地の重みが肩の一点に集中せず、型崩れを防ぎやすくなります。
フードが垂れ下がって形が崩れるのが気になる場合は、フード部分を軽くハンガーの上に乗せて重みを分散させる方法も効果的です。また、タオルを軽く丸めてフードの内側に入れておくと、フードの形を整えながら保管できます。
滑りにくいハンガーを使う
スリムタイプのハンガーは省スペースで便利ですが、細いバーだと生地の重みが一点に集中しやすく、肩跡がつきやすくなります。パーカーをハンガー収納する場合は、肩幅に合ったサイズの厚みあるハンガーや、滑り止め加工のあるタイプを選ぶのがおすすめです。
特にパーカー専用として設計されたフック付きのハンガーを使うと、フードを引っかけられる構造になっているため、型崩れをより効果的に防ぐことができます。価格は数百円程度のものが多く、手軽に試せるアイテムです。
よくパーカーを着る方は一度検討してみる価値があります。
フード部分の湿気・ニオイ対策
パーカーのフード部分は構造上、空気がこもりやすく、湿気やにおいが溜まりやすい箇所です。洗濯後はフードの内側まで十分に乾かしてからクローゼットに収納するようにしましょう。乾ききっていない状態で収納すると、生地の内側に湿気が残り、雑菌の繁殖やにおいの原因になります。
収納する際は、フードを外側に広げた状態でかけておくと通気性が確保されやすくなります。
クローゼット内に除湿剤を置いておくと、湿気対策としてさらに効果的です。特に梅雨の時期は意識的に換気を行い、クローゼットの扉を定期的に開けて空気を入れ替えることも大切です。
厚手パーカーは間隔を空けて収納する
裏起毛や厚手スウェット素材のパーカーをハンガーにかける場合、隣の衣類との間隔を詰めすぎないよう注意が必要です。ぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうと通気性が失われ、湿気がこもってカビやにおいの原因になります。
目安として、ハンガーとハンガーの間は指が二本程度通るくらいの余裕を持たせると、通気性を確保しながらすっきりした見た目を保てます。
厚手のパーカーが多い方は枚数を絞るか、シーズンオフのものは別の方法で保管することも検討してみてください。
パーカーの枚数が多いならトランクルームも活用してみては?

パーカーが好きで何枚も持っている方や、ブランドものやコレクションアイテムを大切に保管したい方にとって、自宅のクローゼットだけでは収まりきらないケースも少なくありません。
そうした場合の選択肢として注目されているのが、トランクルームの活用です。
衣替え時の一時保管に便利
季節の変わり目に、オフシーズンの衣類を一時的に保管する場所として活用するのがトランクルームの代表的な使い方です。春や秋の衣替えの際に、冬物の厚手パーカーをまとめてトランクルームに移しておけば、自宅クローゼットをすっきりさせられます。
使いたいシーズンが来たら取り出せばよいだけなので、管理もシンプルです。コンテナ型やビル内型など施設の種類によって月額料金や広さの選択肢が幅広く、保管するアイテム量に合わせたプランを選べるのも便利なポイントです。
冬用の厚手パーカーをまとめて収納できる
裏起毛や中綿入りなど、冬用の厚手パーカーは一枚ごとのボリュームが大きく、クローゼットのスペースをかなり圧迫します。数枚まとめてトランクルームに移すだけで、手元のクローゼットにゆとりが生まれ、普段使いする衣類を整理しやすくなります。
トランクルームに衣類を預ける際は、保管前にしっかり洗濯して汚れや皮脂を落としておくことが大切です。汚れが残ったまま長期間保管すると、カビや虫食いの原因になります。
洗濯後は繊維の奥まで完全に乾燥させてから、衣装ケースや不織布バッグに入れて預けるようにしましょう。厚手のパーカーは特に内側まで乾ききるのに時間がかかるため、風通しのよい場所で十分に陰干しすることを心がけてください。
クローゼットに余裕ができる
トランクルームにシーズン外のパーカーを移すことで、自宅クローゼット内の密度が下がり、残った衣類の通気性が改善されます。衣類はぎゅうぎゅうに詰め込まれた状態だと湿気がこもりやすく、においや型崩れの原因にもなりやすいです。
収納に余裕が生まれることで、普段使いの服へのアクセスもしやすくなり、朝の準備がスムーズになるという副次的なメリットもあります。また、目に入る衣類が減ることで今持っている服が把握しやすくなり、無駄な買い足しを防ぐ効果も期待できます。
クローゼットの整理整頓は、生活の質を上げる小さなきっかけになることも多いです。
素材に合わせた収納法でパーカーを長持ちさせよう
かさばりやすいパーカーをすっきり片付けるコツは、素材や使用頻度に応じて「畳む」と「吊るす」を使い分けることです。厚手のスウェット生地は型崩れを防ぐために引き出しへ立てて収納し、頻繁に着るものや薄手素材は、フードの重みを分散させる工夫をしてハンガーに掛けましょう。
また、手持ちの枚数が多くクローゼットに収まりきらない場合は、衣替えのタイミングでトランクルームへ一時保管するのもおすすめです。大切なパーカーのシワや傷みを防ぎ、お気に入りの一着を長くきれいな状態で楽しみましょう。

株式会社加瀬倉庫 IT戦略推進部所属。
【資格】
整理収納アドバイザー1級
WEBを活用した集客施策を担当しています。
トランクルームに興味をもっていただけるよう、みなさまに役に立つ情報を発信していきます!







