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公開日2023.09.26
最終更新日2024.08.06

トランクルームの初期費用はいくらかかる?11社の初期費用を徹底比較!

トランクルームの初期費用

トランクルームの初期費用とは、契約を始めるために最初に支払う必要がある費用のことを指します。
トランクルームを利用するためには、月額使用料の他に、契約時にかかる初期費用についても考慮しておく必要があります。

 

初期費用とは

初期費用とは、さまざまな契約や取引において、契約や取引を始めるために最初に支払う必要がある費用のことを指します。
賃貸物件を借りる際には、敷金や礼金、仲介手数料、前家賃、火災保険料などの初期費用がかかるのが一般的です。トランクルームを借りる場合も同様に、初期費用を支払う必要があります。

トランクルームの初期費用の相場

初期費用の金額はトランクルームの運営会社によって異なります。初期費用の主な内訳としては、事務手数料や管理費などで、これらは月額使用料の1~3ヶ月分が相場です。加えて運営会社によっては保証金や鍵代が必要な場合もあります。

また、契約時には月額使用料を前払いするのが一般的なため、これらを含めると、初回に支払う費用が月額使用料の5ヶ月分ほどになる場合もあります。

トランクルームの初期費用の内訳

トランクルーム初期費用の内訳
初期費用にはどんな費用が含まれる?(写真提供:PIXTA)

初期費用の内訳について詳しく見ていきましょう。

当月分使用料と翌月分使用料

トランクルームは契約した日から使用料が発生するのが一般的です。(※)また、使用料は前払い制となるため、契約時には契約当月の使用料(日割り)+翌月分の使用料の2ヶ月分が必要となります。
※加瀬倉庫は契約当月(お申し込み月)の使用料は無料です。

事務手数料

事務手数料は、トランクルームを利用するために必要な事務手続き費用として運営会社に支払う手数料です。相場は5,000円~月額使用料1ヶ月分程度です。

管理費

施設の維持管理やセキュリティ管理のために必要な費用です。相場は数百円~数千円程度です。

保証金

損傷や汚損などで返却時にトランクルームの清掃や修繕が必要な場合の保証金として設定されます。損傷がなければ、必要経費を差し引いた残額を契約終了時に返還されることがあります。相場は数千円程度ですが、多いところでは月額使用料の3ヶ月分という場合もあります。

保険料

トランクルーム内の収納物に対する保険や補償のために支払う費用です。収納物に対する補償の範囲や補償額は運営会社によって異なります。また、契約時にオプションで加入する場合や、月額で支払う場合、自動付帯である場合など支払い方法もさまざまです。契約時に支払う初期費用の相場としては、2,000円程度となります。

鍵代

運営会社によっては、トランクルームに使用する鍵や電子カードキーの発行に関連する費用がかかります。鍵本体の代金である場合や、解約後に鍵を交換するための費用の場合もあります。相場は1,000円~5,000円以下となります。

これらの費用すべてが初期費用として設定されるわけではなく、運営会社によって内訳や金額が異なります。
各社の初期費用の内訳を次項で確認してみましょう。

 

各社の初期費用比較

トランクルーム運営会社各社の初期費用を比較してみましょう。
※以下は、2023年9月時点の各社サービスサイトを参考にしています。契約前には各社の最新情報をご確認の上、お申し込みください。

サービス名当月分使用料翌月分使用料事務手数料管理費保証金保険料鍵代その他
加瀬のレンタル
ボックス
0円1ヶ月分使用料の1ヶ月分0円0円自動付帯0円
キュラーズ1ヶ月分
(日割りあり)
1ヶ月分0円0円0円自動付帯セキュリティカード代
2,970円
ハローストレージ1ヶ月分
(日割りあり)
1ヶ月分使用料の1ヶ月分4,400円(2ヶ月分)安心保証パック
1,100円(2ヶ月分)
自動付帯屋外型:4,400円
屋内型:3,080円
セキュリティ登録料
屋内型:1,100円
イナバボックス1ヶ月分
(日割りあり)
1ヶ月分0円当月分日割り+660円(2ヶ月分)月額使用料の3ヶ月分不明0円
収納ピット1ヶ月分
(日割りあり)
1ヶ月分使用料の1ヶ月分使用料の0.5ヶ月分0円会員費(任意)
1,980円(2ヶ月分)
鍵補償費(任意)
1,100円(2ヶ月分)
ユースペース1ヶ月分
(日割りあり)
1ヶ月分0円1ヶ月分0円自動付帯(部屋用の鍵は自身で用意が必要)翌々月使用料
キーピット1ヶ月分
(日割りあり)
1ヶ月分使用料の1ヶ月分1,320円~(2ヶ月分)0円自動付帯0円
ストレージ王1ヶ月分
(日割りあり)
1ヶ月分5,500円当月分日割り+翌月分管理料1,000円月額使用料の0.5ヶ月分+初回賃貸保証料 600円自動付帯鍵交換代:4,400円
ルートストレージ1ヶ月分
(日割りあり)
1ヶ月分10,000円2,200円
※一部物件
賃料の1~3ヶ月分
※一部物件
安心パック料
1,650円
0円
どっとあーる1ヶ月分
(日割りあり)
1ヶ月分使用料の1ヶ月分1,600円(2ヶ月分)0円補償料:1,000円(2ヶ月分)0円メンテナンス費:5,500円
STORAGE SQUARE1ヶ月分
(日割りあり)
1ヶ月分0円当月分日割り+翌月分管理費550円0円自動付帯0円

※順不同

加瀬のレンタルボックス(加瀬倉庫)

加瀬のレンタルボックスは、申し込み当月分の月額使用料が無料なのが他社と大きく異なる点です。他各社は申し込み当月分の月額使用料は日割り計算で設定されているため、初月が無料なのは大きなメリットといえるでしょう。
管理費や保証金は別途かからず、初期費用に必要なのは翌月分の月額使用料と事務手数料のみというシンプルな料金体系です。

加瀬のレンタルボックスの初期費用の合計は、月額使用料の2ヶ月分が目安となります。

キュラーズ

キュラーズは、事務手数料、管理費、保証金の3項目がすべて無料な点が他社と大きく異なる点です。今回紹介した会社の中では唯一この3項目が無料となっています。

キュラーズの初期費用の合計は、当月分使用料(日割りあり)+翌月分使用料+セキュリティカード代2,970円となります。

ハローストレージ

ハローストレージの初期費用には、前払い使用料の他に事務手数料や管理費、保証金(安心保証パック※任意)、鍵代など細かい費用が必要となります。
安心保証パックの利用は任意となりますが、利用しない場合は室内整備料8,800円が追加発生します。

ハローストレージの初期費用の合計は、当月分使用料(日割りあり)+翌月分使用料+事務手数料(使用料1ヶ月分)+管理費4,400円+安心保証パック1,100円+鍵代(屋外型:4,400円、屋内型:3,080円)となります。屋内型を契約する場合、この他にセキュリティ登録料として1,100円がかかります。

屋内型と屋外型でもかかる費用が異なるため、サービスサイトの見積り機能を利用して、予め初期費用や月額費用などの確認をしておくと安心です。

イナバボックス

イナバボックスは、保証金が月額使用料の3ヶ月分であるのが他社と大きく異なる点です。保証金は解約後に鍵の交換手数料を差し引いた分が返金されるため、利用期間中に一時的に預けるお金になります。
とはいえ、契約段階で前払い使用料とは別に、3ヶ月分の使用料を一緒に支払う必要があるため、初期費用としては使用料の5ヶ月分を用意しておく計算になります。

イナバボックスの初期費用の合計は、当月分使用料(日割りあり)+翌月分使用料+保証金(使用料の3ヶ月分)+管理費となります。

収納ピット

収納ピットの初期費用には、前払い使用料の他に事務手数料や管理費が必要となります。保管物に対する補償が受けられる「PiT会員」の費用や、鍵の補償費は任意で必要となり、それぞれ契約時に初月と翌月分の2ヶ月分を支払います。

収納ピットの初期費用の合計は、当月分使用料(日割りあり)+翌月分使用料+事務手数料(使用料1ヶ月分)+管理費(使用料0.5ヶ月分)+PiT会員費1,980円(2ヶ月分※任意)+鍵補償費1,100円(2ヶ月分※任意)となります。

ユースペース

ユースペースは、初回契約時に支払う月額使用料が3ヶ月分必要なのが他社と異なる点です。この他に、基本管理整備料として使用料の1ヶ月分がかかります。また、トランクルームの各個室につける鍵は、自身で用意する必要があります。

ユースペースの初期費用の合計は、当月分使用料(日割りあり)+翌月分使用料+翌々月分使用料+基本管理整備料(使用料1ヶ月分)となります。
※月の1日~10日までに契約の場合。

キーピット

収納ピットの初期費用には、前払い使用料の他に事務手数料や管理手数料が必要となります。管理手数料は月額660円~880円(物件によって異なる)ほどで、契約時には2ヶ月分を支払います。

キーピットの初期費用の合計は、当月分使用料(日割りあり)+翌月分使用料+事務手数料(使用料1ヶ月分)+管理手数料1,320円※(2ヶ月分)となります。
※管理手数料が月額660円の場合。

ストレージ王

ストレージ王の初期費用には、前払い使用料の他に事務手数料や管理費、保証金、鍵交換代など細かい費用が必要となります。

ストレージ王の初期費用の合計は、当月分使用料(日割りあり)+翌月分使用料+管理費(当月分日割り+翌月分1,000円)+事務手数料5,500円+賃貸保証料(月額使用料の0.5ヶ月分+初回保証料600円)+鍵交換代4,400円となります。

ルートストレージ

ルートストレージの初期費用には、前払い使用料の他に事務手数料や安心パック料が必要となります。安心パックは鍵の再発行手数料が無料になったり、万が一の際に保管物へのお見舞金が支払われるなどの保険的な意味合いがあります。
物件によっては管理費2,200円や保証金(使用料の3ヶ月分)が必要となる場合があります。

ルートストレージの初期費用の合計は、当月分使用料(日割りあり)+翌月分使用料+事務手数料10,000円+安心パック料1,650円となります。

どっとあーる

どっとあーるの初期費用には、前払い使用料の他に事務手数料や管理費、補償料、メンテナンス費など細かい費用が必要となります。

どっとあーるの初期費用の合計は、当月分使用料(日割りあり)+翌月分使用料+事務手数料(使用料1ヶ月分)+管理手数料1,600円(2ヶ月分)+補償料1,000円(2ヶ月分)+メンテナンス費5,500円となります。

STORAGE SQUARE(東急リバブル)

STORAGE SQUAREの初期費用は、前払い使用料と管理費のみとシンプルです。管理費も月額550円と割安なのが特徴です。

STORAGE SQUAREの初期費用の合計は、当月分使用料(日割りあり)+翌月分使用料+管理費(当月分日割り+翌月分550円)となります。

 

初期費用を安く抑えるためのポイント

トランクルームの初期費用を安く抑えるためのポイント
初期費用を抑えるコツはある!?(写真提供:PIXTA)

トランクルーム契約時にかかる初期費用を、できるだけ安く抑えるためのポイントを紹介します。

キャンペーンを利用する

トランクルーム運営各社では、初期費用や月額費用が割引になるキャンペーンを行っている場合があります。
「はじめて利用する場合」や「●ヶ月以上の継続利用が条件」などの適用条件を満たす場合は、キャンペーンを利用することで初期費用を安く抑えることができます。

適切な立地・サイズを選ぶ

トランクルームの使用料は、物件の立地条件や部屋のサイズによって異なります。例えば都市部で交通の便が良いトランクルームより郊外のトランクルームの方が使用料が安かったり、屋内型・屋外型かによっても料金は異なります。また、部屋のサイズが大きいほど使用料は高くなります。

初期費用として支払うことがある事務手数料は「使用料の1ヶ月分」としている会社も多くあるため、トランクルームの月額使用料が高ければ、事務手数料もその分を支払うことになります。また、使用料は当月分と翌月分をまとめて契約時に支払う必要があるため、使用料が高いほど初回に支払う金額も大きくなります。

スペースに余裕がある方が良い、将来的に荷物が増えるかもしれない、といった理由で不用意に大きなサイズを借りてしまうと、初期費用の負担も大きくなってしまいます。
各社で紹介している収納イメージや収容量などを確認して適切なサイズを選ぶことで、初期費用を抑えることにもつながります。

参考:トランクルームの料金相場を知って、スペースを有効活用しよう

任意加入サービスを見極める

任意で加入する会員費や補償サービスは、金額や補償内容をよく確認して自分にとって必要なものかを見極る必要があります。勧められるまま加入したら、初期費用が想定外の金額になってしまった…ということがないようにしましょう。

また、保証金については返還条件を事前によく理解しておく必要があります。施設をきれいに使い、汚れや損傷を最小限に抑えることで、返還額を最大限に確保することができます。

 

まとめ

トランクルームの初期費用は運営会社によって異なるため、契約を検討する前に契約条件を確認し、詳細を把握することが重要です。また、料金の支払い方法やキャンペーン割引なども考慮に入れて比較検討することをおすすめいたします。

参考:トランクルームとは?サイズの選び方から種類まで徹底解説

 


 

加瀬のレンタルボックス

yasutake
監修・投稿者プロフィール安武 亜希

株式会社加瀬倉庫 IT戦略推進部所属。
【資格】
整理収納アドバイザー1級
WEBを活用した集客施策を担当しています。
トランクルームに興味をもっていただけるよう、みなさまに役に立つ情報を発信していきます!

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