「大量のカバンを、どのように収納したらいいのだろう」と、悩んでいる方もいるのではないでしょうか。カバンを収納する場合は、どこに置くのか、またどのようにしまうのかが重要なポイントです。
本記事では、カバンを収納する場所や賢くしまう収納方法、収納に役立つアイテムについて詳しく紹介します。また、収納する際の注意点もあわせてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
目次
大量のカバンを収納する場所
大量のカバンを効率的かつ見栄えよく収納するには、適切な収納場所を選ぶ必要があります。主な収納場所は、次のとおりです。
- 玄関からリビングまでの動線上
- クローゼットや押入れ
- 部屋
- トランクルーム
それぞれの収納場所について紹介します。
玄関からリビングまでの導線上
頻繁に利用するカバンは、玄関からリビングまでの動線上に収納場所を設けると便利です。スペースに余裕があれば、ポールハンガーやハンガーラックを置き、S字フックを活用してカバンを吊るせば、出し入れもスムーズです。
スペースに余裕がない場合は、ドアハンガーやドアフックを活用しましょう。壁面やドア裏のスペースを有効活用できます。
クローゼットや押入れ
カバンの量が多い場合や、使用頻度の低いもの、季節ごとに使い分けるものは、クローゼットや押入れに収納するのがおすすめです。
クローゼットや押入れに収納する場合は、収納ホルダーやバッグハンガーなどを用いて、縦のスペースを活用しながら収納しましょう。スペースを無駄なく利用できるだけでなく、型崩れも防げます。
また、仕切りスタンドやファイルボックスを使えば、クラッチバッグやハンドバッグなどを立てて収納することも可能です。大量のカバンでも、クローゼットや押入れにまとめれば、スッキリと片付きます。
部屋
十分な広さのクローゼットや押入れがなく、スペースに限りがある場合は、部屋に置くこともひとつの選択です。部屋のなかに置く場合は、壁面や家具の側面などのデッドスペースを活用しましょう。
たとえば、ワイヤーネットを壁に取りつけ、S字フックでカバンを吊るす方法や、つっぱり棒を設置してカバンを掛ける方法が考えられます。見た目もおしゃれで、お気に入りのカバンを飾るように収納できます。部屋に置く場合は、見せる収納を意識するとよいでしょう。
トランクルーム
自宅の収納スペースが不足している場合や、しばらく使わないカバンを保管する場合は、トランクルームを活用しましょう。空調管理がされている屋内型のトランクルームであれば、湿気や温度変化によるダメージを抑えることができます。
トランクルームを利用する場合は、「加瀬のレンタルボックス」がおすすめです。屋内型トランクルームでは、通気性を考慮したパーティションやメッシュ天井を採用しており、湿気がこもりにくい設計が特徴です。また、エアコンを導入しているトランクルームもあり、季節による気温の変化を受けにくい保管環境が整っています。
また、24時間のセキュリティ体制が整っているため、大切なカバンの保管場所としても選ばれています。トランクルームをお探しの際は、ぜひ「加瀬のレンタルボックス」をご検討ください。
大量のカバンを賢くしまう収納方法
大量のカバンをしまう場合は、特に以下の点に留意しながら収納すると、必要なときに欲しいカバンをサッと取り出せて便利です。
- 出し入れしやすいように収納する
- カバンの種類ごとにわけて収納する
- 使用頻度によって収納場所をわける
それぞれの収納方法を詳しく見てみましょう。
出し入れしやすいように収納する
カバンを使いやすく収納するには、「出しやすく、戻しやすい」状態をつくることがポイントです。取り出しにくい場所にしまってしまうと、つい同じカバンばかり使ってしまったり、使った後に片づけずに放置してしまったりしがちです。
たとえば、トートバッグやショルダーバッグなどよく使うカバンは、S字フックやハンガーラックに掛けて収納すると、手に取りやすく戻すのも簡単です。クラッチバッグや小ぶりのハンドバッグは、ブックスタンドや仕切りボックスを使って立てて収納すると、型崩れを防ぎつつ一覧性も高まります。
カバンの種類ごとにわけて収納する
カバンを種類ごとに分類して収納することで、使いたいときにすぐに見つかり、日々の持ち物選びがスムーズになります。
トートバッグ・ショルダーバッグ・リュックサック・クラッチバッグなど、形状や用途別にまとめて収納すると、見た目も整い管理がしやすくなります。
たとえば、リュックや大きめのトートは棚に立てて、クラッチバッグや小さなポーチ類はボックスや引き出しに分けて収納すると、それぞれの特長に合ったしまい方ができます。
「通勤用」「お出かけ用」「旅行用」などのシーン別で分けておくのも、忙しい朝に役立つ工夫です。
無理にすべてをひとつの場所に収めず、形状や用途に応じて収納場所を分散させるのも有効です。
使用頻度によって収納場所をわける
使用頻度によって収納場所をわけるのも、カバンを賢くしまう方法です。頻繁に使うカバンは、日常の動線上である玄関やリビングに、週末だけ使うカバンや季節限定のカバンはクローゼットや押入れに収納します。
また、入学式や卒業式、冠婚葬祭のようなイベントのみで使うカバンは、クローゼットの高い場所や奥のスペース、さらにトランクルームでの保管もよいでしょう。
カバンを収納する場合は、使用頻度をもとに、収納場所の使いわけを意識してみてください。
【アイテム別】大量のカバンの収納に役立つアイデア
ここでは、大量のカバンを収納する際に役立つアイデアを、アイテム別に紹介します。昨今、便利で使い勝手のよいアイテムが、安く手に入ります。大量のカバンをしまう際は、このようなアイテムの特徴を活かしながら収納することで、効率的にスッキリと片付けることが可能です。
ポールハンガー・ハンガーラック
ポールハンガーやハンガーラックは、吊るして収納したい場合に重宝するアイテムです。特に肩掛けタイプのカバンやトートバッグなど、かさばりやすい形状のカバンをスマートに収納できます。S字フックを用いれば、直接フックに掛けづらいカバンも、簡単に掛けられるようになるでしょう。
これらの収納アイテムは、目に見える状態でカバンを片付けられるため、コーディネートにあわせてカバンを選びやすくなるのもメリットです。スタイリッシュなものも選べば、部屋のインテリア性を損なうこともありません。さらに、キャスターつきのものは、掃除や模様替えの際、簡単に移動ができて便利です。
収納ボックス・かご
クローゼットや押入れに収納する場合は、収納ボックスやかごが役に立ちます。プラスチックやラタン、不織布など、さまざまな素材のものがあり、収納場所やインテリアにあわせて選べるのも魅力です。
特に、ラタンや布張りの収納かごは、通気性と見た目の上品さを兼ね備え、クローゼット内やリビングでもスッキリとした空間を維持できるでしょう。
中身が見える半透明タイプやラベルつきの収納ボックスを活用すれば、どこにしまったのかわからないといった状態を避けられます。ただし、収納ボックスやかごを用いる場合は、サイズや色などを考慮し、統一感のある見た目を意識しましょう。
つっぱり棒とS字フック
壁面やクローゼット内のデッドスペースを活用したい場合に役立つのが、つっぱり棒とS字フックの組み合わせです。取り付けに工具を必要とせず、設置も簡単です。
S字フックに、カバンの形状にあったものや滑り止めつきのものを選べば、吊るしたカバンのズレや落下を防げます。ただし、重量のあるカバンを収納する際は、つっぱり棒の耐荷重を事前に確認することが必要です。
ワイヤーネット
ワイヤーネットは、壁面収納に便利なアイテムです。結束バンドを使えば、いくつかのワイヤーネットを組み合わせることも可能です。ワイヤーネットは、玄関やクローゼット、寝室など、あらゆる場所に設置できます。
ワイヤーネットを使った壁面収納は、カバンのほか小物や帽子、写真、お気に入りの絵などもいっしょに整理できます。ただし、ワイヤーネットに直接カバンがあたると、跡がつくこともあるため、薄い布やボードを敷き、跡が残らないように工夫するとよいでしょう。
ドアハンガー・ドアフック
ドアハンガーやドアフックは、収納家具を増やしたくない場合に、理想的な収納アイテムです。室内ドアやクローゼットの扉の上部に引っ掛けて使用できるため、壁に穴を開ける必要がなく、賃貸住宅でも導入しやすいのが魅力です。扉の裏側はデッドスペースになりやすいですが、これらのアイテムを使えば有効活用できます。
ドアハンガーにはさまざまなタイプがあり、カバンの数やサイズに応じて、フック数や長さが選べるのもメリットです。上下に複数のフックが連なった縦型タイプや、可動式のアームつきタイプ、さらにアイアンデザインや木製フックなどのインテリア性を重視したものまで幅広い種類があります。
これらのアイテムを使う場合は、ドアの厚みや開閉に支障が出ないかを事前に確認することが大切です。また、複数の重いカバンをかけると、扉の歪みや軋みの原因となるため、必ず耐荷重を守りましょう。
大量のカバンを収納する際の注意点
大量のカバンを収納する場合は、次の3点を守ることが大切です。
- 汚れをきれいに落とす
- 形を整えて収納する
- 風通しをよくする
次に、それぞれの注意点を詳しく紹介します。
汚れをきれいに落として収納する
カバンを収納する際は、汚れやホコリを丁寧に落としてからしまうのが基本です。汚れをきれいにすることで、素材の劣化やカビの発生を防げます。
レザー製のカバンは、乾燥によるヒビ割れが生じないように、専用のクリーナーで汚れを拭き取り保湿クリームで表面を保護しましょう。また布製やナイロン製のカバンは、ゴミやホコリを取り除き、洗える素材であれば洗濯してから保管します。
さらに、カバンのなかにシリカゲルや防臭剤を入れておくと、湿気やニオイの発生も防げます。特に、利用する機会の少ないカバンは、丁寧な手入れが重要です。
形を整えて収納する
カバンを収納する場合、形を整えて収納することも大切です。型崩れを防ぐためには、カバンのなかにタオルや不織布などをつめるのが効果的です。適度なふくらみをもたせて収納することで、本来のフォルムを維持できます。
複数のカバンを重ねて収納する場合は、重いカバンを下に、軽いカバンを上に重ねるようにしましょう。
通気性のよい場所に収納する
収納場所の通気性も、カバンの保存状態を左右する要素です。特に、本革製のカバンは、湿気を吸いやすく、カビや変色の原因となるため、通気性のよい場所での保管が不可欠です。
押入れやクローゼットに収納する場合は、定期的に扉を開けて、湿気がこもらないようにしましょう。除湿剤や湿気取りシートを活用するのも効果的です。特に、梅雨の時期や湿気が高い夏は、入念な管理が必要です。
布製のカバンも湿気によってニオイがつく恐れがあるため、収納前にしっかりと乾燥させましょう。通気性の高い不織布のカバーやメッシュ素材を収納袋として使うことで、カビや劣化を防げます。
大量のカバンの収納にはトランクルームがおすすめ！
大量のカバンを収納する場合は、どこに収納するかが重要です。よく使うカバンは動線上に、めったに使わないカバンや季節にあわせて利用するカバンは、押入れやクローゼットに収納するのがよいでしょう。収納する場合は、出し入れしやすいように置いたり、使用頻度によって収納場所をわけたりすることも大切です。
昨今は、カバンの収納に役立つアイテムが豊富にあり、ポールハンガーやつっぱり棒、ワイヤーネット、ドアハンガーなどを活用することで、限られたスペースでも効率的に収納できます。
それでも収納しきれない場合は、トランクルームを活用するのもひとつの方法です。空調や通気性に配慮されたトランクルームを選べば、大切なカバンも安心して預けられます。
「加瀬のレンタルボックス」では、通気性のよい構造やさまざまなサイズのスペースを用意しており、カバンのほかにも衣類や季節家電など、かさばる荷物の保管に幅広く対応できます。
トランクルームのご利用なら、ぜひ「加瀬のレンタルボックス」をご活用ください。
