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公開日2025.06.16
最終更新日2025.06.16

ニットやセーターの収納方法のコツ!みんなの収納方法も聞いてみた

ニットやセーターの収納方法

ニットやセーターは寒い季節に重宝するアイテムですが、かさばるため収納方法にお困りの方も多いのではないでしょうか。シーズンオン・シーズンオフで適した収納方法が違うため、ポイントを押さえておくことが重要です。

本記事では、ニットやセーターの収納方法について紹介します。あわせて、ニットやセーターを長持ちさせるためにやっておきたい手入れや収納時の注意点もお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

【アンケート調査概要】
調査方法:インターネット調査
アンケート日時:2025年5月
有効回答者数:300人
計測対象:ニットやセーターを保有している方
調査実施:インターネットリサーチ会社

【シーズンオン】ニットやセーターの収納方法

ニットやセーターの収納方法

まずは、ニットやセーターが活躍するシーズンオンの収納方法を紹介します。シーズンオンにおすすめの収納方法は、次の3つです。

  • 引き出しに折りたたんで入れる
  • 吊り下げ収納ラックを活用する
  • ハンガーに吊るす

シーズンオンの収納では、ニットやセーターを着たいときにすぐ取り出せる状態にあることが理想です。それぞれの収納方法についてみていきましょう。

引き出しに折りたたんで入れる

ニットやセーターの収納方法として最も一般的でイメージしやすいのが、折りたたんで引き出しに入れる方法です。

ニットやセーターの収納方法について調査したアンケート(※表1)でも、シーズンオンの収納法として「引き出しに折りたたんで収納」という回答が最も多く寄せられました。

▼※表1 アンケート調査「シーズンオンのニットやセーターの収納方法」(n=300)

表1 アンケート調査「シーズンオンのニットやセーターの収納方法」

「引き出しに折りたたんで収納」する理由として、「取り出しやすいから」「ハンガーは型崩れするから」などの意見がありました。

シーズンオンは、ニットやセーターがどこにあるかを一目でわかる必要があるため、中身が見えるクリアタイプのケースの活用がおすすめです。

また、薄手のニットやセーターは、たたんだ際にシワができやすいことは覚えておきたいポイントです。気になる場合は、たたむときに衣類の間にタオルを挟んでおくと、折りジワがつきにくくなります。

吊り下げ収納ラックを活用する

吊り下げ収納ラックを活用して、ニットやセーターを収納する方法もあります。吊り下げ収納ラックとは、クローゼットの中のポールに吊り下げて使用する収納アイテムです。収納ボックスが縦長に連なっていて、クローゼットの限られた空間を有効活用できます。

吊り下げ収納ラックに収納しておけば、外からでもニットの種類や色が一目で判断できるため、必要なときにすぐ取り出せます。

ハンガーに吊るす

ハンガーにニットやセーターを吊るして収納する方法もあります。

「ハンガーで吊るして収納」は、アンケートでも「引き出しに折りたたんで収納」の次に人気が高く、着る頻度が高いものはハンガー、着る頻度が少ないものは引き出しと使い分けているという意見も見られました。ハンガーで吊るすことのメリットとして、「シワがつかない」「探しやすく、すぐに着ることができる」ことなどがあります。

ただし、編み込まれているニットは伸縮性があり、吊るすと重力の影響で繊維が伸びてしまいます。首周りが広がったり、袖・裾がヨレたり、ハンガー跡がついたりする原因になるため注意しましょう。

ニットやセーターの型崩れを防ぐには、滑り止め加工されたハンガーやアーチ型ハンガー、厚みのある木製ハンガーなどの使用をおすすめします。それぞれの特徴は、次の通りです。

  • 滑り止め加工がされたハンガー:滑り止め加工がされており、肩部分の伸びなどを防ぎやすく、ハンガー跡もつきにくい
  • アーチ型ハンガー:通常のハンガーよりも丸みを帯びていて、ニットやセーターの型崩れを防げる
  • 木製ハンガー:通常のハンガーに比べて厚みがあり、襟元のシワやヨレがつきにくい

また、カーディガンや丈の長いワンピースを収納する際は、たたんでからハンガーにかけることですっきりと収納できます。

【シーズンオフ】ニットやセーターの収納方法

ニットやセーターの収納方法

ニットやセーターのシーズンオフの収納方法は、次の2つです。

  • 圧縮袋や収納ケースに入れる
  • トランクルームを活用する

ニットやセーターはやわらかい素材でできているため、吊るして長期間保管すると重力にしたがって型崩れする可能性が高くなります。そのため、たたんで収納することをおすすめします。

圧縮袋や収納ケースに入れる

ニットやセーターをたたんで収納する際におすすめなのが、圧縮袋や収納ケースの活用です。圧縮袋を用いれば、ニットやセーターをコンパクトに収納できるため、限られたスペースの有効活用につながります。また、虫の侵入対策や湿気防止にも有効です。

ただし、圧縮袋に入れて収納すると、折りジワや型崩れが生じやすくなります。これを防ぐためにも、まずはニットやセーターを丁寧にたたみ、ニットの大きさや枚数にあったサイズの圧縮袋を選んで収納するようにしましょう。

収納ケースもニットやセーターの収納に有効な定番アイテムです。ニットやセーターの収納方法について調査したアンケート(※表2)では、シーズンオフの収納法として「収納ボックスやケースに収納」という回答が最も多く寄せられています。

▼※表2 アンケート調査「シーズンオフのニットやセーターの収納方法」(n=300)

表2 アンケート調査「シーズンオフのニットやセーターの収納方法」

シーズンオンのアンケート結果では「引き出しに折りたたんで収納」する方が最も多かったですが、「防虫剤と一緒にしまいたい」「押入れの奥やロフトなどのスペースにまとめて収納できる」といった理由から、シーズンオフは収納ボックスやケースに収納する方が多い結果となりました。

収納ケースを活用する際は、ニットをたたんで立てた状態で収納しましょう。重ねて収納すると、どこに何が収納されているか一目でわからないだけでなく、上の服の重さで下の服が潰されて型崩れの原因にもなります。立てて収納できない場合は、重みによる型崩れを防ぐ意味でも厚手のニットを下に、薄手のニットを上に重ねましょう。

さらに、ニットやセーターは虫食いの被害を受けやすいため、防虫剤も圧縮袋や収納ケースに入れて収納することが重要です。防虫剤にはさまざまな種類があります。圧縮袋や収納ケースには「引き出し・衣装ケース用」がおすすめです。ハンガーにかけて収納する場合は、「カバータイプ」の防虫剤を使用しましょう。

あわせて、防虫剤の有効期限にも注意してください。多くの防虫剤の有効期限は、1年ほどです。期限を過ぎると、防虫効果が徐々に弱まってしまいます。季節の変わり目などに入れ替えることを心がけましょう。

トランクルームを活用する

ニットやセーターは、たたんでも意外とかさばりやすい衣類です。ニットやセーターの収納方法について調査したアンケート(※表3)でも、「収納について困ること」として、「収納スペースが足りない」という声が最も多く寄せられました。

▼※表3 アンケート調査「ニットやセーターを収納する際に困ること」(n=300)

表3 アンケート調査「ニットやセーターを収納する際に困ること」

自宅にニットやセーターの収納スペースを確保できずに困っている方には、トランクルームの活用がおすすめです。

トランクルームとは、収納スペースを借りられるサービスです。トランクルームには、屋内型と屋外型があります。屋内型のトランクルームには空調設備が整ったものが多く、湿気によるカビの心配が少ないため、衣類の保管に適しています。なお、トランクルームに保管する場合でも、収納ケースを使い、防虫剤や除湿剤を入れておくと安心です。

また、多くの屋内型トランクルームでは、24時間365日好きなタイミングで出入りができるため、急に必要になった場合でもすぐに取り出せて便利です。

セーター類だけでなく、ストーブや扇風機などシーズンオフの季節家電なども一緒に収納できるため、自宅のスペースを有効に使いたいときにも役立ちます。収納スペースが足りないと感じている場合や自宅をすっきりさせたい場合には、トランクルームを有効活用しましょう。

【シーズンオン】ニットやセーターが長持ちする収納前の手入れ

ニットやセーターの手入れ方法

シーズンオンに心がけたい、ニットやセーターを長持ちさせる収納前の手入れ方法を紹介します。気をつけたいのは、次の2点です。

  • 収納前に陰干しする
  • ブラッシングをする

注意点を理解して、大切な衣類を長持ちさせましょう。

収納前に陰干しする

着用したニットやセーターは湿気を含んでいます。衣類に湿気が含まれていると、カビが発生する原因にもなるため、収納前には陰干しをして、しっかり乾燥させましょう。

また、同じ服を連続して着用すると、摩擦によってニットやセーターに毛玉ができやすくなります。毛玉を防ぐには、1日着たら数日休ませるなど、連続の着用は控えるようにしましょう。

ブラッシングをする

ニットやセーターを長持ちさせるには、ブラッシングも重要です。ブラッシングには、繊維の絡まりを防ぐ効果と着用時についた汚れを払う効果があります。

着用後にブラッシングをしておくことで、繊維同士の絡まりがほどけて毛玉防止につながるほか、清潔な状態で保管できます。もし、毛玉が気になるようであれば、毛玉ブラシなどを使ってこまめに取り除きましょう。

また、収納前に毛玉防止スプレーを使うのもおすすめです。スプレーを吹きかけておくことで、衣類同士の摩擦を抑え、毛玉ができることを防げます。

【シーズンオフ】ニットやセーターを収納する際の注意点

ニットやセーターの収納の注意点

ニットやセーターをシーズンオフに収納する際の注意点は、次の2点です。

  • 収納前にニットを洗濯する
  • 風通しのよい場所に収納する

シーズンオフの時期に気をつけたいのが、虫食いやカビの発生などです。しっかりと対策をして保管すれば、長く愛用できるようになります。各注意点についてみていきましょう。

収納前にニットを洗濯する

シーズンオフで長く保管する前には、きちんと洗濯をしておくことが大切です。ニットやセーターなどに付着した皮脂や食べかすなどをそのままにしていると、虫食いの原因になります。洗濯またはクリーニングで衣類を清潔な状態にして、防虫剤を入れてからしまうのがポイントです。

なお、クリーニングに出すとビニールカバーがかけられた状態で戻ってくることが多いですが、このビニールカバーは、ホコリの付着を防ぐもので、長期の保管には向いていません。そのため、シーズンオフに長期間しまう際は、必ずビニールカバーを外してから収納してください。

風通しのよい場所に収納する

湿気はカビの原因になるため、長期保管する際は風通しのよい場所に収納することも重要です。衣類をしまう前に収納場所を掃除して、風通しをよくしておくようにしましょう。

もし、収納場所の通気性が悪い場合は、除湿剤・湿気取りシートなどの活用がおすすめです。これらのアイテムを使って収納場所の湿度管理をしつつ、定期的に換気をして風を通すことを心がけましょう。

正しい収納方法でニットやセーターを長持ちさせよう

ニットやセーターの正しい収納方法

ニットやセーターの収納方法は、シーズンオンとシーズンオフで異なります。シーズンオンは、すぐに取り出して着られる状態で収納することが大切です。シーズンオフは、長期間の保管になるため、型崩れしないようにたたんで収納しましょう。

どちらの場合でも、湿気対策が欠かせません。湿気を含んだまま収納すると、カビや臭いの原因になることもあります。収納前にはしっかり乾かし、除湿剤や防虫剤なども活用しながら、清潔な状態で保管するようにしましょう。

また、収納スペースが足りない場合や、自宅の通気性に不安があるときは、トランクルームを利用するのも一つの方法です。空調管理された屋内型のトランクルームなら、温度や湿度の変化から衣類を守りながら、安心して保管することができます。

大切なニットやセーターを気持ちよく着るためにも、季節に応じた収納と環境づくりを心がけましょう。

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監修・投稿者プロフィール安武 亜希

株式会社加瀬倉庫 IT戦略推進部所属。
【資格】
整理収納アドバイザー1級
WEBを活用した集客施策を担当しています。
トランクルームに興味をもっていただけるよう、みなさまに役に立つ情報を発信していきます!

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