
かさばりがちなカーペットやラグマットは、どのように収納すればいいのでしょうか。
ここでは、カーペットやラグマットの劣化を防ぎ、きれいな状態をキープするためのお手入れ方法と収納のコツのほか、やってはいけない収納方法をご紹介します。
目次
カーペットやラグマットはどう収納する?
通常、カーペットやラグマットは部屋に敷いたままにしておくことが多いため、頻繁に片付けることはあまりないでしょう。しかし、模様替えをしたり、季節ごとに敷物を変えたりする場合は、カーペットやラグマットの収納について考える必要があります。
収納前にお手入れは必須
カーペットを収納する際には、その前に必ずお手入れをしましょう。使った後、そのままカーペットを収納してしまうと、カビたりダニが繁殖したりして、再び取り出したときには使えなくなってしまいます。
大切なカーペットを長く使うために、きちんと手入れをしてから収納することが大切です。
カーペットやラグマットのお手入れ手順

続いては、カーペットやラグマットのお手入れの手順をご紹介します。
カーペットやラグマットの収納をする際には、時間をとって手入れをすることを心掛けましょう。
1.陰干しして湿気とほこりを取る
カーペットやラグマットは、陰干しして湿気を完全に取り去ってから収納します。湿気が残っているとカビが生える原因となりますので、風通しのよい外で干しましょう。
なお、物干しなどにカーペットやラグマットをかける際には、日光による劣化を防ぐために、表面ではなく裏面を上にして干すことがポイントです。
数時間干して完全に乾いたら、裏側から軽くカーペットを叩いて、ほこりを落としてから室内に取り込みます。
2.掃除機をかける
カーペットやラグマットを取り込んだ後は、裏面と表面、両方に掃除機をかけます。特に、裏面は忘れがちですが、しっかりダニやほこりを吸い取るためにも、両面に掃除機をかけましょう。
表面に掃除機をかけるときのポイントは、力を入れて押しつぶすようにかけるのではなく、毛並みを起こすようにしながら、縦横斜めと方向を変えて、ゆっくり丁寧に汚れを吸い取るようにすることです。
3.しっかり湿気がなくなっているか確認する
カーペットやラグマットを収納する前に、完全に内部まで乾いているかどうかを再度確認します。表面が乾いていても内部が湿っている可能性がありますので、十分に陰干しをして、完全に乾燥させましょう。
4.表面を内側にして、くるくると丸める
カーペットやラグマットの表面を内側にして、くるくると丸めます。このとき、内側に芯を入れて丸めるのがおすすめです。
なお、芯がない場合はそのまま丸めても問題ありませんが、その場合は立てて収納するのではなく、横置きしましょう。芯がないまま丸めて立てておくと、型崩れが起こったり、倒れてきたりするリスクがあるためです。
カーペットやラグマットのやってはいけない収納方法
カーペットやラグマットには、やってはいけない収納方法もあります。ここでは、避けたほうがよい収納方法を5つご紹介します。
湿気を含んだまま収納する
前述のとおり、カーペットやラグマットにとって湿気は大敵です。湿気はカビ、悪臭、ダニなどの原因となりますので、せっかく保管しておいたのに二度と使えない状態になってしまうこともあります。収納する前に、必ず十分に乾燥させるようにしましょう。
同様に、密閉率が高い収納カバーをかけるのも、あまりおすすめできません。通気性が悪くなり、湿気がこもる原因になってしまうからです。
圧縮袋に入れる
カーペットやラグマットはかさばることから、圧縮袋に入れて収納することを検討する人もいるかもしれません。しかし、圧縮袋はたたみじわがつきにくい布団などに使うもので、カーペットやラグマットには不適切です。
取り出したときにくっきりとしわがついていると、広げたときに使いにくくなります。また、圧縮袋に裏がゴム製のカーペットやマットを入れると、劣化の原因にもなります。カーペットやラグマットの収納に圧縮袋を使うのはNGと覚えておきましょう。
無理矢理折りたたむ
小さなスペースにカーペットやラグマットを収納するのは避けましょう。無理に折りたたむと、しわや劣化の原因になります。どのような場合でも、カーペットやラグマットは丸めて収納が基本です。
何年も収納したままにする
カーペットやラグマットは、当面使わないときは収納します。しかし、収納したカーペットやラグマットをそのまま放置していると、劣化の原因になります。カビを防ぐためにも、半年から1年に1度ぐらいは取り出して、陰干しをしましょう。
横置きにして上にモノをのせる
カーペットやラグマットを丸めるときに芯がない場合や、立てて収納するスペースがない場合は、横置きすることもあります。しかし、横に寝かせたカーペットやラグマットの上に物をのせると、重みでカーペットがつぶれ、折り目がついたり、型崩れが起こったりする原因になります。
収納したカーペットやラグマットの上には、何も置かないようにしましょう。
カーペットやラグマットにおすすめの収納場所

カーペットやラグマットを収納するのにおすすめなのは、風通しがよく、直射日光があたらない場所です。
なお、どこに置く場合でも、すのこや除湿剤などを活用して、できるだけ風が通り、湿度が高くならないような工夫をしましょう。カーペットやラグマットを丸める際に新聞紙をはさむと、吸湿効果が期待できるのでおすすめです。続いては、カーペットやラグマットの収納に、最適な場所をご紹介します。
クローゼット
クローゼットにカーペットやラグマットを収納する場合は、上部に突っ張り棒を渡して上に置いたり、棚にのせたりするのがおすすめです。そうすれば、上に物が落ちたりのっかったりして、つぶれるリスクを減らせるでしょう。また、クローゼットの上部にネジを打ってもいい場合は、ネジをいくつかつけて吊り下げることもできます。
カーペットやラグマットを立てて収納する場合は、倒れてくるリスクを防ぐため、突っ張り棒を縦に使って柵を作るようにしてください。
クローゼットは、日常的に開け閉めをすることが多い場所ですから、湿気がこもりすぎてしまうというリスクは比較的少ないでしょう。掃除もしやすく、取り出しやすいおすすめの収納場所です。
ベッド下
ベッドの下も、ものがのっかったり落ちてきたりするリスクが少ない収納場所だといえるでしょう。ただし、カーペットやラグマットを直接床に置くと、湿気やほこりの影響を受けやすくなってしまいます。
ベッド下に保管する場合は、すのこを敷いたり、除湿剤を置いたりするほか、こまめに掃除することをおすすめします。
トランクルーム
自宅でカーペットやラグマットの収納が難しい場合は、トランクルームなどを利用するのもおすすめです。ただし、トランクルームの設備や特徴は運営会社によって異なりますので、事前にチェックしておきましょう。例えば、加瀬のレンタルボックスの屋内型トランクルームでは、カーペットやラグマットの収納にぴったりの空調設備や換気システムのほか、利便性を考えたサービスがあります。
トランクルームなら、加瀬のレンタルボックスがおすすめ
屋内型トランクルーム
加瀬のレンタルボックスの屋内型トランクルームなら、メッシュ素材の天井と特注品の換気性能に優れたパーティションで、大切なカーペットやラグマットも安心して収納できます。また、24時間換気を行っており、湿度センサーを搭載しているので安心です。特に、換気や湿度が気になる場合は、屋内型のトランクルームの利用を検討してみてください。
屋外型トランクルーム
なお、屋外型トランクルームも選べます。屋外型は、改造海上コンテナを使用しているため、頑丈な造りとなっています。コンテナの扉の前まで車で乗り入れられるため、大きなカーペットなどの搬入出にも便利です。ただし、屋外型は空調や換気システムがなく、屋内型に比べて保管環境はやや劣ります。
トランクルームの最適なサイズ
屋内型、屋外型ともに24時間365日いつでも出入りは自由です。都合のいいタイミングで出し入れができ、時間を気にせず使えるのもメリットです。
カーペットを保管するなら、屋内型は0.5帖以上のサイズがあるとよいでしょう。屋外型は一番小さいサイズが0.7帖となるので、カーペットを保管するには十分なサイズです。屋内型、屋外型どちらもサイズ展開が豊富なため、カーペットやラグマットだけを収納したい、オフシーズンの衣類やレジャー用品などもまとめて収納したいなど、必要に応じたサイズを選べるので無駄がありません。
カーペットやラグマットは湿気に気をつけて収納しよう
当面使わないカーペットやラグマットは、十分に湿気や汚れを取り除いてから丸めて収納することで、きれいな状態を保ちやすくなります。収納場所の湿気に注意して、定期的な陰干しをすれば、長く保管することが可能です。模様替えなどを検討している場合は、ぜひ実践してみてください。
収納場所に困ったときは、換気設備が整った加瀬のレンタルボックスのトランクルームの活用がおすすめです。