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公開日2024.10.25
最終更新日2024.10.28

マットレスが長持ちする保管方法は?収納時のコツと注意点

 

マットレスが長持ちする保管方法は?収納時のコツと注意点

使用していないマットレスの保管方法で、お悩みではありませんか? マットレスは大きさも重さもあることから、保管場所を確保するのに困ってしまいますよね。

それに、次に使うときのことを考えると、できるだけ状態よく長持ちさせる方法で保管したいことでしょう。そこで今回は、マットレスを長持ちさせる保管方法を、収納時のコツや注意点と共に詳しくご紹介します。

 

マットレスの主な保管方法3つを詳しく解説

マットレスの主な保管方法3つを詳しく解説

マットレスの保管方法には、「そのままの状態で保管する」「専用の収納袋に入れて保管する」「圧縮袋に入れて保管する」の3つがあります。
ここでは、それぞれのメリット・デメリットをご紹介しましょう。

そのままの状態で保管する

マットレスをそのままの状態で保管するメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット

  • マットレスが変形したりつぶれたりしづらい
  • 最も手間がかからない

デメリット

  • ホコリや湿気の影響を受けやすい
  • 保管時に倒れやすい
  • 見映えが悪い

専用の収納袋に入れて保管する

マットレスを専用の袋に入れて保管するメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット

  • ホコリの影響を受けにくい
  • 収納時の見映えがよい
  • 通気性のよい素材を使用したものは湿気がこもりにくい

デメリット

  • 収納袋の素材自体が経年などの理由で劣化することがある
  • 専用の収納袋に入れるのに手間がかかることがある
  • マットレスのサイズや種類によっては専用の収納袋がないことがある

圧縮袋に入れて保管する

マットレスを圧縮袋に入れて保管するメリット・デメリットは、以下のとおりです。

メリット

  • 省スペースで保管できる
  • 空気を抜いて保管するため、害虫が繁殖しづらい
  • かさが減るため、持ち運びしやすくなる

デメリット

  • スプリングコイルタイプのマットレスには使えない
  • きちんと圧縮するために労力がかかる
  • 場合によってはマットレスが変形してしまう

 

 

保管中のマットレスを長持ちさせるコツや注意点7つ

保管中のマットレスを長持ちさせるコツや注意点7つ

保管中のマットレスの劣化を防ぎ、長持ちさせるコツや注意点を7つご紹介します。

シーツやパッド類は必ず取り外しておく

マットレスは、シーツやパッド類を必ず取り外してから保管しましょう。シーツやパッド類を付けたままにすると、湿気がこもりやすく、また、シーツやパッド類の汚れによってマットレスが劣化してしまうことがあります。

取り外したシーツやパッド類は、きちんと洗濯・クリーニングをして、別途収納してください。

汚れたまま収納しない

マットレスを長持ちさせるには、汚れたまま収納しないことが大切です。使用後のマットレスには、汗や皮脂の汚れ、ホコリ、髪の毛、ダニの死がいやふんなど、多くの汚れが付着しています。

汚れたまま収納すると、嫌な臭いやシミの原因になります。また、カビや害虫が繁殖しやすくなるのもデメリットです。

すのこや除湿剤などを使用して除湿対策を行う

湿気はマットレスの大敵です。マットレスの保管中は、すのこや除湿剤を使用して除湿対策を行いましょう。ひと手間かけることで、マットレスにカビや害虫が繁殖するのを予防できます。

また、定期的に取り出して、マットレスの湿気を逃がすことも大切です。併せて保管場所の掃除や除湿を行うと、状態よく保管し続けることができます。

マットレスの上にモノを乗せない

保管中はマットレスの上にモノを乗せないようにしましょう。マットレスの上にモノを乗せると、重さにより変形してしまうことがあります。

マットレスの変形は寝心地に大きく影響します。一度変形してしまったマットレスを元の状態に戻すのは困難です。今後使う予定があるマットレスは特に注意してください。

むりやり折りたたまない

マットレスを保管する際、むりやり折りたたまないことも大切です。むりやり折りたたむと、上にものを乗せるのと同様、マットレスが変形する原因になります。

三つ折りタイプなど元々折りたたむことを前提にしたマットレス以外は、そのままの形状で保管しましょう。

収納後もこまめに換気する

収納後もこまめに換気して湿気がこもらないように注意してください。マットレスは素材の特質上、湿気を吸収しやすいからです。

湿気はどこからともなく入り込むため、収納場所の入口を開放して湿気を逃がす、除湿剤を交換するなどして対策しましょう。また、同時にマットレスが湿気ていないか、カビが生えていないかなども確認することをおすすめします。

十分な広さの収納スペースを用意する

マットレスの保管には十分な広さの収納スペースを用意してください。マットレスは大きさも重さもあるため、余裕を持って収納するには十分な広さが必要です。

なお、マットレスを立てて収納するには、広さだけでなく縦方向の空間にも余裕が必要です。たとえば、天井が低い物件ではマットレスの保管に向かないことがあります。特に、ダブル・クイーン・キングといった大型のマットレスを保管する場合は注意してください。

 

適切な収納スペースがない場合は保管サービスの利用を

適切な収納スペースがない場合は保管サービスの利用を

もしもご自宅に適切な収納スペースがない場合は、業者による保管サービスの利用を検討してみるとよいでしょう。

クリーニング業者の預かり保管サービス

マットレスの保管方法の一つに、クリーニング業者の預かり保管サービスがあります。多くの場合で、マットレスのクリーニングの利用客がオプションで利用でき、半年~1年程度預けることが可能です。クリーニングを利用すれば、保管サービスは無料という業者も存在します。

なお、保管中に自由に取り出すことはできず、一度取り出したら再度預けることはできないことが多いため、注意が必要です。

引っ越し業者の一時保管サービス

引っ越しを伴う場合で、一時的にマットレスを保管したい場合は、引っ越し業者の一時保管サービスを利用する方法があります。

しかしながら、一時保管サービスはすべての引っ越し業者で利用できるわけではありません。また、利用期間が限られている、ほかの契約者と同じ場所での保管になる場合があるなどのデメリットもあります。また、引っ越し以外の目的での利用は、受け付けてもらえません。

トランクルームの利用

マットレスの保管には、トランクルームの利用をおすすめします。
マットレスの保管場所として、トランクルームを利用するメリットには以下のようなものがあります。

  • スペースの節約:自宅に置き場がない大きなマットレスを保管することで、居住スペースを有効活用できます。
  • 温度・湿度管理:屋内型トランクルームは温度や湿度が管理されている場合が多く、マットレスのカビや湿気、劣化を防ぐことができます。
  • 大型物の収納が可能:マットレスのような大きな家具を保管するために十分な広さを提供してくれるため、かさばる物も安心して保管できます。
  • 長期間の保管に対応:使用頻度が低いマットレスを長期間保管しておくのにも適しており、必要な時まで安心して預けられます。

 

まとめ

マットレスは十分な広さを確保できる、湿気やほこりの影響を受けにくい、直射日光が当たらない、といった場所で保管しましょう。

マットレスを保管するには、そのままの状態で保管する、専用の収納袋に入れて保管する、圧縮袋に入れて保管するの3つの方法があります。それぞれメリット・デメリットがあるので、よく比較して決めるとよいでしょう。

自宅に保管スペースがない場合は、トランクルームの利用も検討してみてください。


 

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監修・投稿者プロフィール安武 亜希

株式会社加瀬倉庫 IT戦略推進部所属。
【資格】
整理収納アドバイザー1級
WEBを活用した集客施策を担当しています。
トランクルームに興味をもっていただけるよう、みなさまに役に立つ情報を発信していきます!

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